風疹の子どもの症状は?気になる情報はここ!!

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麻疹(はしか)と並んで有名な風疹。どんな症状なのでしょうか。今回は風疹の症状は感染経路などについてご紹介致します。

そもそも風疹とは?

 そもそも風疹ってどんな病気なのでしょうか?風疹とは、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性の発疹症のことを言います。春先から初夏にかけて流行するウイルス感染症で、昔は子ども中心に広がる病気でしたが、最近は20代~40代を中心に大人も感染、発症する事例が増えてきています。

 妊婦が風疹のウイルスに感染すると、出生児が「先天性風疹症候群」を発症する可能性もあります。この先天性風疹症候群を発症すると、先天性心疾患、難聴などを先天的にもつことになります。なので、妊婦の方は特に気をつけないといけない病気になります。妊婦が風疹に感染した場合、時期が重要です。子どもが先天性風疹症候群になる可能性は妊娠初期ほど高くなり、妊娠一ヶ月以内だと50%以上の確率です。

風疹はどこから感染するの?

 風疹の主な感染経路は飛沫感染です。これは感染している人の咳やくしゃみなどで飛び散った唾液によって感染することを言います。風疹ウイルスのは麻疹や水疱瘡ほど感染力が高くはありませんが、一人の患者から免疫がない5~7人に感染させると言われています。インフルエンザよりははるかに感染力があるので、油断はできません。

 
また、感染していても発症しないということもあり得ますので、知らないうちにウイルスをもっているということもありえます。

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感染期間と潜伏期間は?

 風疹の病原体である風疹ウイルスの潜伏期間は約2~3週間と言われています。日数でいうと16日~18日ほどです。そして、感染期間は主に発疹が消えるまでです。発疹が出てからでいうと、5日~7日間ぐらいは感染力をもっているとされています。これらは子どもも大人も同じです。

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子どもの風疹の症状は?

 風疹の症状は上記で軽くご説明しましたが『発熱』『発疹』『リンパ節腫脹』の三つの症状が特徴的です。また、風疹の場合は不顕性感染と呼ばれる、感染しても症状があまりあらわれない状態も60%~70%の確率でありえます。

【発熱】

個人差もありますが、一般的には37℃38℃くらいの比較的低熱になります。

【発疹】

発疹は淡い紅色で小さいものが、皮膚面よりやや隆起して現れます。顔から始まり、頭、胴体、手足というように全身に広がり、約三日ほどで発疹は消えていきます。発疹が出るタイミングは発熱時とほぼ同時で、遅れたとしても一日くらいです。

【リンパ節腫脹】

局部のリンパ節だけでなく、全身のリンパ節が腫れあがります。

まとめ

 風疹も麻疹ほど強烈な症状が出ないとはいえ、気をつけなければならない病気の一つになります。幼稚園や保育所などで、風疹が流行るということは十分にありえます。もし、幼稚園や保育園の子どもたちの中で風疹が流行しているという情報を得たら、送迎などのときは気を付けてください。特に妊婦の方は注意が必要です。これから生まれてくるこどもも含め、しっかりと子どもの健康を守ってあげてください。

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