日本脳炎の子どもの症状は?気になる情報はここ!!

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夏になると日本脳炎に気を付けてとよく言われたりすることがあるかと思います。日本脳炎って一体どんな病気なのでしょうか?今回は日本脳炎についてご紹介致します。

日本脳炎とは?

 日本脳炎ってそもそもどんな病気なのかと疑問を持つ方もいらっしゃるかとは思います。日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスと呼ばれるウイルスをもった蚊に刺されることでウイルスに感染し、体内で増殖したウイルスが脳や脊髄に入って炎症を起こす病気のことを言います。このウイルスは流行シーズンがあります。主に初夏~秋にかけて関東より西の地域で主に流行します。

 日本脳炎ウイルスはフラビウイルス科フラビウイルス属であり、野口英世の研究で有名になった黄熱病の原因ウイルスと同じ種類のものになります。東アジアや東南アジアなどでも日本脳炎が流行しているという情報もあげられているので、日本以外でも感染する可能性はあります。

日本脳炎の感染経路は?

 日本脳炎ウイルスの主な感染経路は蚊です。日本脳炎ウイルスは豚や野鳥の体内で症状が出ないまま増殖します。ウイルス感染した動物を刺した蚊(コガタアカイエカなど)に刺されることで、ヒトに感染することが多いです。

 幸い、ヒトから人へと感染することはありません。日本脳炎に感染している人を刺した蚊に刺されたとしても、蚊を媒介して感染するということはありません。 

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感染期間と潜伏期間は?

 人にウイルスを感染させる期間である感染期間は正直ないです。人から人への感染はなく感染する原因が蚊であるためです。ウイルスが体内に侵入してから発症するまでの期間である潜伏期間は約6日~16日と言われています。

人の体内に侵入した日本脳炎ウイルスはリンパ節で増殖します。そして、その増殖したウイルスは血中を流れていきます。実を言うと、ほとんどの人はこの時点で日本脳炎ウイルスに対する抗体を体内で作ることができ、自然治癒します。つまり、感染していても症状がでない不顕性感染と呼ばれる症状になります。


しかし、約300人に1人の割合で、ウイルスが脳に侵入したり、神経細胞で増殖して脳炎を起こすことがあります。

日本脳炎にかかった子ども症状は?

 日本脳炎に感染し、発症した場合、どういった症状がでるのでしょうか?日本脳炎の発症時には突然症状がでます。その主な症状は、発熱、寒気、頭痛、めまい、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、食欲低下などがあります。

脳炎そのものの症状は意識障害や痙攣、表情がなくなることや手足の動きが悪くなること、呼吸困難など、比較的重たい症状が多いです。

日本脳炎の死亡率は非常に高く、5%~40%と言われています。子どもと老人で特に高くなっていて、命を落とさずに治療できた場合でも、歩行障害や手足の震え、けいれん発作や麻痺、知能障害や情緒不安定などの神経的な後遺症が4570%の確率であらわれます。

まとめ

 日本脳炎は発症するとかなり危険な病気です。不顕性感染があるとはいえ、たくさんの命が失われた黄熱病と同じウイルスです。油断せずにしっかりと予防と対策をする必要があります。

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