子供のころ誰もが一度はやったことのある手遊び「アルプス一万尺」。
でも有名なのはそのほんの一部分だったって知ってますか?
そんなアルプス一万尺の意外な事実を調べてみました。
Contents
アルプス一万尺の歌はアメリカの民謡だった?
このアルプス一万尺は日本アルプスの登山を歌った手遊びです。
ですがこれ、元々はアメリカの民謡で、独立戦争の時の愛国家だったのです。
それが『Yankee Doodle(ヤンキードゥードゥル)』。
原詞和訳
マヌケなヤンキーが
子馬に乗って町へ行った
帽子に羽をさして
イタリア仕込みの洒落男気取り
ヤンキードゥードゥル その調子
ヤンキードゥードゥル いいね
音楽に合わせてステップ踏めば
女の子たちもイチコロさ
このヤンキードゥードゥルは”Yankee”アメリカ人”Doodle”マヌケなという意味なのですが、これはイギリス軍がアメリカ軍を侮辱する意味で歌いました。
しかしアメリカ独立戦争が始まるとアメリカ軍は反英としての無数の替え歌を作り、愛国家として戦いのいろんな場面で歌ってきたのです。
→アルプス一万尺の手遊びは地方(地域)で違いがあるって本当?
→潮干狩り2016ベストな時期は?関西・関東いつまで楽しめる?
アルプス一万尺の歌詞を29番まで紹介♪
(引用元:http://grapee.jp/41781)
① アルプス一万尺 小槍の上で アルペン踊りを さぁ踊りましょう
② 昨日見た夢 でっかい小さい夢だよ ノミがリュック背負って 富士登山
③ 岩魚釣る子に 山路を聞けば 雲の彼方を 竿で指す
④ お花畑で 昼寝をすれば 蝶々が飛んできて キスをする
⑤ 雪渓光るよ 雷鳥いずこに エーデルワイス そこかしこ
⑥ 一万尺に テントを張れば 星のランプに 手が届く
⑦ キャンプサイトに カッコウ鳴いて 霧の中から 朝が来る
⑧ 染めてやりたや あの娘の袖を お花畑の 花模様
⑨ 蝶々でさえも 二匹でいるのに なぜに僕だけ 一人ぽち
⑩ トントン拍子に 話が進み キスする時に 目が覚めた
⑪ 山のこだまは 帰ってくるけど 僕のラブレター 返ってこない
⑫ キャンプファイヤーで センチになって 可愛いあの娘の 夢を見る
⑬ お花畑で 昼寝をすれば 可愛いあの娘の 夢を見る
⑭ 夢で見るよじゃ 惚れよが浅い 本当に好きなら 眠られぬ
⑮ 雲より高い この頂きで お山の大将 俺一人
⑯ チンネの頭に ザイルをかけて パイプを吹かせば 胸が湧く
⑰ 剣のテラスに ハンマー振れば ハーケン歌うよ 青空に
⑱ 山は荒れても 心の中は いつも天国 夢がある
⑲ 槍や穂高は 隠れて見えぬ 見えぬ辺りが 槍穂高
⑳ 命捧げて 恋するものに なぜに冷たい 岩の肌
㉑ ザイル担いで 穂高の山へ 明日は男の 度胸試し
㉒ 穂高のルンゼに ザイルを撒いて ヨーデル唄えば 雲が湧く
㉓ 西穂に登れば 奥穂が招く 招くその手が ジャンダルム
㉔ 槍は婿殿 穂高は嫁御 中でリンキの 焼が岳
㉕ 槍と穂高を 番兵において お花畑で 花を摘む
㉖ 槍と穂高を 番兵に立てて 鹿島めがけて キジを撃つ
㉕ 槍と穂高を 番兵において お花畑で 花を摘む
㉗ 槍の頭で 小キジを撃てば 高瀬と梓と 泣き別れ
㉘ 名残つきない 大正池 またも見返す 穂高岳
㉙ まめで逢いましょ また来年も 山で桜の 咲く頃に
アルプス一万尺の替え歌が残酷すぎる!?
子供のころに歌った歌ってなぜかみんな替え歌していませんでしたか?
それも内容の意味がよく分からないものやちょっと下品なものが多いですよね。笑
地域によって多少違いますが、多かったのは
田舎のじっちゃんばっちゃん 芋食って屁して 大事なパンツに 穴開けた
でした。
もちろん私が子供のころにもこれありました。
お芋を食べたらおならが出てパンツに穴開いてしまったという絶対ありえない内容なんですが、確かにこの短い一文でしっかりとストーリーになっているのである意味小学生って凄いですね。
私もこの頃はこんな内容でケラケラ笑っていた気がします。笑
そして同じように多かったのが
じいじは殺され ばあばは自殺 大事なパンツは 博物館
じじいは殺され ばばあは自殺 破れたパンツは 宙を舞う
というなんとも残酷なものでした。
「またパンツかよ!」って「好きだなパンツ!」ってなったと思うけどまぁそこはいいとして・・・
これもまた子供って平気で残酷な替え歌作ること多いですよね。
これきっと歌詞の流れから、おならしてパンツに穴開けたことが原因なんじゃないかと思いますが、パンツに穴開けてしまっただけで二人も人が亡くなってしまうなんて恐ろしすぎる・・・。笑
そしてもう一つ恐ろしいのが、人が殺されたり自殺してしまったりしてるのにも関わらず「あくまでもメインはパンツ」のようになっていること・・・。
→娘が彼氏を紹介!初めて会う彼氏にはにどうやって対応すればいい?
アルプス一万尺以外の懐かしい手遊びは?!
(引用元:http://ameblo.jp/gather1jp)
有名な手遊びは他にもたくさんあります。
おちゃらかほい
「おちゃらか おちゃらか おちゃらかほい おちゃらか勝ったよ おちゃらかほい」
最初のおちゃらかほいでジャンケンをします。
おちゃらか「勝ったよ」「負けたよ」のところで、勝った人は両手を上に喜んでるポーズ、負けた人は手を目にあてて泣いてるポーズをします。
そして最後のおちゃらかほいでまたジャンケンをして今の流れを繰り返します。
おちゃらかほいの参考動画→https://youtu.be/rcU6I6T50uM?list=RDrcU6I6T50uM
ずいずいずっころばし
それぞれが左右の手を輪っかにし、一人が歌いながら順番に輪っかに指をさしていきます。
歌が終わる最後に指をさされた人が負けです。
ずいずいずっころばしの参考動画→https://youtu.be/oZ489hTNaUs
絶対見て!4人でできるアルプス一万尺が感動?!
アルプス一万尺といえば2人1組で向かい合ってやる手遊びですが、どうやらその手遊びが進化しているようです。
こちら→https://youtu.be/QZpGe5rNJkI
歌こそ違いますが手の動きはまさにアルプス一万尺。
もはやアカペラが素晴らしすぎて手は楽器となっています。
Liveバージョン→https://youtu.be/Syz5CAXCQ68
人数が増えることで息の合った動きがかっこよく見えますね。
自分たちで新たに手遊びを作ってみるのもおもしろそうです。
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