子供のおたふく風邪の症状は?予防方法を知っておこう!

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(最終更新日:2016年8月3日)

 

おたふく風邪にかかりやすい年齢は?

 

顔がお多福さんのように腫れてしまうおたふく風邪

これはムンプスウイルスに感染することによって起こる流行性耳下腺炎という病気です。

潜伏期間が10日~20日あり、この間おたふく風邪の症状が一切でないんです

2歳から12歳の子供にかかりやすい病気なのですが、学校や保育園、幼稚園で流行しやすいのは、感染率の高さもさることながら、この症状のない潜伏期間が長い、

というのが理由の一つかもしれませんね

飛沫感染(くしゃみや咳など)接触感染(タオルの共有など)が主な感染ルートになり 冬から春にかけて流行しやいそうです

 

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(引用元:http://www.bing.com)

 

どのような症状が出る?

 

おたふく風邪の初期症状は、普通の風邪とほとんど変わりがなく発熱や咳、頭痛や倦怠感から始まります。

多くのケースで、そこから高熱になり、耳下腺が腫れてきます。

耳下腺は片側だけ腫れる場合と両側が腫れる場合、時間差で両方が腫れる場合があります。

大体発症から二日目くらいには腫れは最大になるそうです

耳下腺が腫れると唾液の分泌で痛みを感じるため食欲不振や水分が取りづらくなったりするので、子供は特に脱水症状が心配です。

症状は大抵1週間以内におさまります 中には感染しても症状の出ない子も三割くらいはいるみたいですよ  

 

 

合併症は?

 

合併症が多いので簡単にまとめてみました

髄膜炎…患者の10%程度に発症 

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脳の周りの髄膜の炎症で一日3回以上の嘔吐激しい頭痛の症状があるときは受診しましょう

脳炎…患者の0.2%程度に発症 

脳そのものが炎症 痙攣意識不明などがあった場合はすぐに受診をおすすめします

後遺症でてんかんや発達障害などが残ることもあります

難聴1万5千件に1件くらいの低い可能性で発症 

片耳だけ難聴になる場合もあり気づくのが遅くなる可能性もあります 

違和感を感じたら聴力検査を受けてみましょう

膵炎…激しい腹痛嘔吐があります 

様々な臓器の低下を引き起こす可能性があるため重症化が心配です 早めの受診が良いと思います  

 

 

予防方法は?

 

おたふく風邪をおこすムンプスウイルスには、残念ながら特効薬はありません

かかってしまったときは、その症状に合わせた対処療法しかないんですね なので、予防がとても大事になります

うがい、手洗いの徹底やマスクの着用など、他の細菌やウイルスに対する対策と同じことを万全に行ってください

家族間で感染しないようにするには、タオルを別にするなどの接触感染にも気をつけましょう

予防接種もありますが、自費で任意接種になり副作用があるということは知っておきましょう 

 

 

まとめ

 

感染率の高いおたふく風邪、しかも対処療法しかないとなると親としては悩みの種ですね

ただ一度かかってしまえば、免疫が出来て二度かかることがない、というのも最大の特徴です

かからないようにしっかり予防をしましょう

もしかかってしまったら重症にならないように気をつけてくださいね

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