ヘルパンギーナの症状は?大人も感染する?治療と登園の目安

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ヘルパンギーナって知っていますか?

夏に多い感染症で「夏かぜ」と呼ばれるものです。
あまり聞きなれない病名ですよね。

夏かぜとは言いますが、原因や症状、感染力は強いのか?大人は感染する?
知らない事が沢山です。

ヘルパンギーナについて詳しく説明していきますね。

 

ヘルパンギーナの症状と原因は?

夏に発症する事の多いヘルパンギーナはウイルス性の感染症です。

2ヘルパンギーナの症状は?大人も感染する?治療と登園の目安

ヘルパンギーナは以下のような症状が出ます。

38度~40度近い高熱
・喉の痛み
口内に水泡が出来る(水泡が破れた後はただれる)

ヘルパンギーナは高熱が出る事が多く、高熱が出るので関節の痛みが出る事もあります。
口内に出来る水泡は、お母さんが目で見てわかるくらいの大きさ(2mm~4mm位)のものが複数出来る場合もあります。

しかし、痛みに関しては、保育園や幼稚園以上の子供の場合には「喉が痛い」という事を自分で伝えられます。
乳幼児の場合には症状を上手く伝える事が出来ないので様子をよく見る必要があります。
いつもよりも食欲がなく、不機嫌な時は特に注意が必要です。

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ヘルパンギーナの感染原因はエンテロウイルスと呼ばれウイルス群に属する病原菌です。
その中でも以下のウイルスが原因で感染します。

・コクサッキーウイルス(A群)
・コクサッキーウイルス(B群)
・エンテロウイルス(68型~72型)
・エコーウイルス

子供だけに感染するものではなく、大人でも感染する事があります。

 

手足口病との違いは?

3ヘルパンギーナの症状は?大人も感染する?治療と登園の目安

口の中に水泡が出来る病気として「手足口病」があります。
ヘルパンギーナと手足口病は症状がとても似ていますので違いを説明します。

ヘルパンギーナは38度~40度の高熱が出るのに対して手足口病は37度~38度位の発熱位で発熱しない場合があるのが特徴です。
それに、ヘルパンギーナには口の中に水泡が出来ますが、手足口病は口の中の水泡以外にも手、足等に湿疹が出ます

ヘルパンギーナも手足口病も夏に発症しやすく症状も似ていますが発熱や水泡の出来る場所に違いがあるので頭に入れておきましょう。
ただ、どちらにしても子供に高熱や水泡、湿疹があった場合には早めに受診をしケアしてあげましょう。

⇒アスペルガー症候群の子供の特徴は?広汎性発達障害とは?
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感染経路と潜伏期間は?ウイルスが残る期間は?

4ヘルパンギーナの症状は?大人も感染する?治療と登園の目安
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ヘルパンギーナは感染により発症します。

・接触感染
・咳などの飛沫感染
・経口感染

おむつをしている赤ちゃんの場合にはおむつ交換の際に排泄物に触って大人が感染するケースもあります。
子供がヘルパンギーナになった場合には十分気を付けましょう。

潜伏期間は2日~5日で長くても1週間と言われています。
症状が治まっていても発症から3週間位は便などにウイルスは排出されています
幼児のおむつ替えなどは気を付けないと感染してしまう場合もあります。

 

大人が感染すると重症化する?対策と予防は?

5ヘルパンギーナの症状は?大人も感染する?治療と登園の目安

ヘルパンギーナは子供がかかる感染症と思いがちですが、大人でも感染します。
子供と同じで高熱が出るのでかなり辛いです。
症状は高熱、口内の水泡と一緒ですが、大人の場合は痛さが酷い場合があるそうです。
水泡がある為に食事の時にも大変です。

また、妊婦さんがヘルパンギーナに発症すると妊娠初期、中期の場合は感染しても影響はありません。
ですが、出産直前の妊婦さんはヘルパンギーナの原因でもあるエンテロウイルスに感染すると新生児に感染してしまう可能性があります。

大人の方がヘルパンギーナに感染する場合は、ストレスや体調不良で免疫が落ちている場合が多いです。
また、子供がヘルパンギーナに感染している時の看病の際に感染するケースも多いです。
体調管理をしっかりしていればヘルパンギーナの感染を予防する事が出来ます。

家族が感染している時には飛沫感染しやすくなるので、マスクをしたり幼児の場合はおむつ替えの時に排泄物に触らない様にしましょう。
症状が治まってからも3週間位はウイルスが排泄物に潜んでいます。
熱も、水泡もないから大丈夫!と安心していると大人が感染してしまいますよ。

対策としてはおむつ替えの時にはゴム手袋をする様にしましょう。

⇒夏風邪の症状とは?長引く原因と治し方 喉の痛み・吐き気の対処法
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登園登校の目安は?

6ヘルパンギーナの症状は?大人も感染する?治療と登園の目安

ヘルパンギーナに感染してしまった時の小学校や保育園、幼稚園の登校、登園の目安は園によって違う場合が多いです。
症状も治まり医師に登校、登園許可をもらっても小学校、園の方で登園NGが出る時もあります。

ヘルパンギーナに感染した場合の登校、登園の目安
・熱が下がってから2日以上たっている
・咳や鼻水が出ていない
・倦怠感や不機嫌がない
・口内炎(水泡)はあるが食事が普通にとれる

ですが、ヘルパンギーナは感染力が強いので発症してから1週間は登校、登園を控えた方が良いです。
熱が下がって子供が元気でも他の子に感染してしまう可能があります。

夏風邪と言われるヘルパンギーナについてまとめてみました。
夏風邪と言われていますが感染力の強い怖い感染症です。

お子様によっては元気に見えちゃう場合もありますが、体力も免疫も下がっている時期なので無理をさせる事で他の感染症にかかってしまう可能性もあります。

急がずに十分元気になってから登校、登園させましょうね。

                                     

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