「オイル=油、控えなければ健康に悪い」そんなイメージありませんか?
実は選ぶオイルによっては健康に良いものもあるのです。
そこで今回は用途別にオススメのオイルをご紹介したいと思います。
Contents
料理にはココナッツオイルとオリーブオイルが万能?
まずは、この二つのオイルの違いを見てみましょう。
<ココナッツオイル>
中鎖脂肪酸=高温に強く酸化しにくい(200度までOK)
<オリーブオイル>
長鎖脂肪酸=熱に弱く劣化・酸化しやすい(40度程度)
この結果から、オリーブオイルはドレッシング、パスタにあえるなど火にかけない調理法、
ココナッツオイルは炒め物など火を使う調理法とわけて使うといいということがわかるかと思います。
オリーブオイルの主成分はオレイン酸とリノール酸、一方ココナッツオイルの主成分はラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸。
二つのオイルで違う成分が含まれているので調理法で使い分けるとオイルの効果を存分に取り入れることができるということになります。
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美容の為に使うのにオススメのオイル♪
オイル美容は近年人気が上昇してきていますが、どのオイルがどのようにいいのかわからないという人も多いでしょう。
ということで、美容にオススメのオイルをご紹介したいと思います。
<ホホバオイル>
アロママッサージをする際にキャリアオイルとして使われることもあるこのオイルは、人間が出す皮脂の主成分である「ワックスエステル」が含まれています。
人の肌に近い成分構成の為アレルギー反応を起こすことが非常に少ないと言われています。
アンチエンジングに重要なビタミンEも含まれており、化粧水や美容液に混ぜて使うと保湿効果、酸化防止効果が発揮されます。
もちろん手や足などのマッサージや頭皮のマッサージオイルとしても適しています。
<アルガンオイル>
肌の修復効果があるアルガンオイルはアンチエンジングに欠かせないビタミンEやカロテン、肌の柔らかさを引き出すサポニン、潤いの保護に必要なサポニンが含まれており、さらっとした使用感で使いやすいオイルです。
また、アルガンオイルは美髪をつくるオイルとしても有名でヘアケア製品に使われることも多いことで知られています。
アルガンオイルを1~3滴手のひらでよく伸ばして髪につけると洗い流さないトリートメントとして使うことができます。
<椿油>
ヘアケア製品として幅広く知られている椿油はヘアケアだけでなく、肌のケアとして使うこともできます。
皮脂に近いオレイン酸が含まれているので肌になじみやすく、固くなってしまった肌を柔らかくしてくれ、保湿力を保つのに必要なセラミド助ける効果もあります。
また、毛穴に詰まった角栓の原因である酸化した皮脂やホコリなどの老廃物などを溶かしてくれるので、マッサージにも適しています。
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爪には手作りオイル?効果と作り方をご紹介♪
爪も肌同様に皮膚の一部ですので、保湿や油分は必要になってきます。
乾燥を防ぐことで爪を保護して強化すると共に艶やかな健康的な爪を作り出すことができます。
ここでは手作りのマッサージオイルをご紹介したいと思います。
<材料>
ホホバオイル又はスイートアーモンドオイル 10ml
エッセンシャルオイル(ネロリorラベンダー) 1滴
材料を全部混ぜ合わせたオイルを爪につけてマッサージしていきます。
また別の作り方でこんな動画もあるのでご紹介しておきます。
自爪を強くする自家製オイルの作り方-DIY Beauty-guidecentral
健康に悪いオイルとは?
悪いオイルとしてあげられる代表的な油は
◯酸化した油 (長時間空気に触れていた揚げ物、スナック菓子などの油)
◯トランス脂肪酸 (マーガリンやショートニングなど)
◯過剰なリノーユ酸油 (サラダ油やべにばな油など)
です。
酸化した油を摂取すると活性酸素を増やします。
マーガリンなどのトランス脂肪酸は分解する為に大量のビタミンやミネラルや消化酵素が消費されるので体に負担をかけることになります。
サラダ油などのリノール酸油は過剰摂取すると血圧の上昇、ドロドロの血液になる、脂肪が溜まるなどの症状がでてきます。
ツナ缶のオイルは使う?捨てる?
オイル=高カロリーということでツナ缶のオイルをしぼって捨てている人は多いのではないでしょうか?
ですが、このツナ缶のオイルにはいいものが含まれていたのです。
魚の油にはDHAやEPAという美容と健康に良い脂肪酸が含まれていることはご存知ですよね。
ツナ缶の油には魚から出たDHAはEPAが溶けだしている栄養満点なオイルだったんです。
風味も豊かなので、今日からはサラダや調理に使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
一言で「オイル」といっても色々あるものですね。
取り入れるべきオイルは積極的に取り入れ、健康な体を作りたいものです。
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