熱中症対策をしっかりと!原因・症状もチェック☆応急処置も

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熱中症になる原因とは?

私たちの身体の中では、普段から様々な熱が生まれています。

身体を動かさずにじっとしていても、心臓や脳は休みなく動いているため、絶えず熱が発生しています。

食事を摂れば消化のために胃腸が活発に働きますが、これも熱を作る要因となります。

多くの熱を生み出す人間の身体ですが、体温が上がりすぎてしまった場合は自律神経の働きで血管をひろげ、身体全体に多くの血液を流れ込ませることで体外へと熱を放出します。

また、汗をかくことで、体温を下げることも出来ます。

汗が蒸発するときに、身体の表面から熱が奪われます。

このように体温調節のはたらきを持っているのが人間の身体ですが、高温の環境に長時間いると、この自律神経のはたらきが乱れてしまうことがあります。

その結果、体内に熱がこもったり、急激に汗をかくことで体内の水分・塩分などのミネラルが奪われてしまいます。

これが全身に影響を及ぼし、熱中症とへつながります。

 

熱中症患者は、梅雨明け以降の、7月後半から急増していきます。

最高気温が30度以上の真夏日が続くと、熱中症のピークになると言われています。

しかし、気温の高さだけでなく、5〜6月の気温が急に上昇する時期は要注意です。

身体が暑さに順応していないときに、気温が上がると熱中症になりやすいといわれているので、注意が必要です。

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(引用元:news020.blog13.fc2.com) 

 

熱中症になるとどんな症状が出るの?

症状①めまいや顔のほてり

   ・めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出たら、熱中症のサインです。

   ・一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状が出る場合もあります。

症状②筋肉痛や筋肉のけいれん

   ・「こむら返り」と呼ばれる手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。

   ・筋肉がピクピクとけいれんしたり、硬くなることもあります。

症状③身体のだるさや吐き気

   ・身体がぐったりし、力が入らない。吐き気やおう吐、頭痛などを伴う場合もあります。

症状④汗のかきかたがおかしい

   ・ふいてもふいても汗がでる、もしくはまったく汗をかいていないなど、汗のかき

    方に異常がある場合には、熱中症にかかっている危険性があります。

症状⑤体温が高い、皮膚の異常

   ・体温が高くて皮膚を触ると熱い、皮膚が赤く乾いているなどの症状も熱中症のサ

    インです。

症状⑥呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない

   ・声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をする。または、身体がガクガク

    とひきつけを起こしたり、まっすぐ歩けないなどの異常があるときは、重度の熱

    中症にかかっています。すぐの医療機関を受診しましょう。

症状⑦水分補給ができない

   ・呼びかけに反応しないなど、自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な

    状態です。この場合は、むりやり水分を口かた飲ませることはやめましょう。す

    ぐに医療機関を受診しましょう。

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(引用元:fujiwater.co.jp)

 

 

熱中症対策マニュアルを動画で紹介!

「熱中症救急対策マニュアル」

 

 

子どもや赤ちゃんはどのように気を付ければいい?

子どもや赤ちゃんは、体温調整機能がまだしっかりと発達していません。

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そのため、大人よりも熱中症に陥るリスクは高くなります。

<赤ちゃんの気をつけること>

①水分を多めにとろう

 赤ちゃんは代謝が良いため、汗や尿として水分が多くでていき、脱水を起こしやすい身

 体です。定期的にこまめに水分補給を心がけましょう。

②熱や日差しから守ろう

 体温調節がうまく出来ないため、熱がこもらない素材や薄い色の服を選んだり、日光を

 遮る帽子などを身につけましょう。

③地面からの熱に気をつけよう

 背が低かったり、ベビーカーの利用など、大人よりも地面から近いところで過ごすこと

 が多く、地面からの熱の影響を受けやすくなります。

④暑い環境に置き去りにはしないようにしましょう。

 赤ちゃんは自分で移動が出来なかったり、自分で判断が出来ません。「寝ているから」

「ちょっとの時間だから」と置き去りにすることは危険です。特に車内での置き去り

 は、絶対にやめましょう。

⑤周りの大人が気にかけよう

 汗や体温、顔色、泣き方など、赤ちゃんの様子をしっかりと見てあげましょう。

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(引用元:www.life-info.jp)

 

<子どもに気をつけること>

①屋外でのスポーツや活動で無理をしない。

体力をつけることは、熱中症に負けない身体作りになりますが、徐々に体力をつけるような意識をもちましょう。

体調が悪いときは、無理をせず運動を控えましょう。

こまめな水分補給には、塩分やミネラルの入った飲料がおすすめです。

 

②通学・帰宅中も油断しない。

バスや電車を待っているとき、徒歩での移動中など、直射日光に長時間当たらないように気をつけましょう。

日傘や帽子などを活用しましょう。

 

③屋内でも熱中症には注意です

体育館なの風のない締め切った場所でも熱中症になります。

長時間の練習を控えましょう。

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(引用元:www.shinchou-nobiru.com)

 

熱中症になったらどうすれば?応急処置を学ぼう

まずは、救急車を呼びましょう。救急車を待っている間にも応急処置をすることで、症状の悪化を防ぐことができます。

熱中症は命に関わる危険もあり、安易に判断してはいけません。

<たいせつな3つのポイント>

ポイント① 涼しい場所へ移動しましょう

     ・まずは、クーラーが効いた室内や車内に移動しましょう

     ・屋外の場合は、風通しのよい日陰に移動し、安静にしましょう。

ポイント②衣服を脱がし、身体を冷やして体温を下げましょう。

     ・衣服をゆるめて、体の熱を放出しましょう。

     ・氷枕や保冷剤で両側の首筋やわき、足の付け根などを冷やします。

     ・皮ふに水をかけて、うちわや扇子などであおぐことでも体を冷やします。

     ・うちわ等がない場合はタオルや厚紙などであおいで、風を起こしましょう。

ポイント③塩分や水分を補給しましょう。

     ・できれば、水分を塩分を同時に補給できるスポーツドリンクなどを飲ませま

      しょう。

     ※おう吐の症状が出ていたり、意識がない場合は、誤って水分が気道に入る危

      険性があるので、むりやり水分を飲ませることはやめましょう。

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(引用元:lakeootu.jp)

 

まとめ

熱中症は、これからの季節に特に注意が必要です。

暑くなり始めの5月からこまめな水分補給を意識することが大切です。

屋外だけでなく、風通りのない屋内での長時間の作業も熱中症のリスクがあります。

また、赤ちゃんや子どもは、自分でなかなか不調に気づけないため、大人の声かけが必要です。

帽子や日傘なども活用しながら、直射日光が当たらないように気をつけましょう。

 

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