(最終更新日:2016年7月6日)
ショウガオール、ジンゲロール、初めてこれらの名前を聞いた人もいるのではないでしょうか?
体温低下は免疫力も落ち、風邪もひきやすくなります。 身体を温める効果のあるこれらの成分と、使用方法を調べてみました。
Contents
ショウガオール・ジンゲロールの違いとは?
「ショウガオール」は生姜の成分かな?ということは名前から判断できるかと思いますが、 生姜の辛み成分のひとつです。
もうひとつの「ジンゲロール」ですが、実はこれも生姜の成分なのです。
★ジンゲロール
生の生姜に多く含まれている成分で、手先、足先といった身体の末端部分を温めます。
★ショウガオール
生姜に熱が加えられて乾燥してできる成分で、身体の深部に熱を作り出して身体を 温めます。
ただ、ジンゲロールは身体の深部にある熱を手先や足先に運ぶ為、深部の熱は奪われてしまいます。
ですので、身体を温める効果よりも殺菌効果のほうが注目されているのです。
ショウガオールを効果的に摂取するには?乾燥させる方法
ショウガオールは生姜を加熱させることにより、ジンゲロールから変化して生まれる成分です。
ですので、生姜を加熱調理したものや、乾燥した生姜を摂取しなければなりません。 生姜を摂取すると、身体の温かさが約3時間続くといわれています。
生の生姜を加熱する方法では頻繁に摂取することは難しいかもしれませんが、
乾燥生姜であれば持ち歩くこともできますので、生姜紅茶にしたり、生姜湯にしたりと 簡単に摂取することができますよね。
<乾燥生姜の作り方>
- 生姜を水洗いしてキッチンペーパーなどで水分をふき取る。
- 皮のまま1mmの厚みにスライスする。
- クッキングシートに並べて蒸し器で30分程度蒸す
- 蒸した後、天日干しで一日、または室内干しで一週間ほど乾燥させ、カラカラになったら完成です。
乾燥した生姜をフードプロセッサーで粉末にしたり、細かく切って使用します。
<野菜乾燥器を使った乾燥>
乾燥生姜粉末の作り方(野菜乾燥器を使う)
ショウガオールを効果的に摂取するには?加熱方法
乾燥生姜以外でショウガオールを摂取する方法といえば、「料理に使う」でしょう。
細かく刻んだり、すりおろして使用すると効果的です。 野菜炒め、生姜焼き、スープなど、幅広く使える食材ですよね。
ホリスティックビューティー理事の岸紅子さんおすすめレシピ
ハーブやスパイスをたっぷり使った「ジンジャーコーディアル」の作り方をご紹介しまs。
保存がきくので、毎日少しずつお湯割り、炭酸割りなど、何かと割って飲むだけです。
お酒に割ることもできるので、自分で好きな割り方を探し出すのもいいかもしれませんね。
<材料>
生姜 500g ※皮ごと使うので有機栽培がオススメ
キビ砂糖 500g ※天然のオリゴ糖が豊富な為
レモン 1/2個 水(シロップ用) 600cc
<コーディアル用スパイス>
ローリエ 1枚 シナモンスティック 1本
グローブ(ホール) 2個
カルダモン(ホール) 3個
スターアニス/八角(ホール) 1個
<作り方>
1.生姜をよく洗って皮ごとスライサーで薄切りにし、ざるに並べて1日天日干しする。
2.カルダモンは皮をむき中味を出し、ローリエは半分にちぎり、クローブとともに ティーパックに入れておく。
3.1と2とキビ砂糖、シナモンスティックとスターアニスと水600ccを鍋に入れ火にかけ、 沸騰したら弱火で30分煮る。
4.レモンを絞り、種を取り除き、仕上げに入れて火を止める 5.こしながら保存瓶に入れる。
※シナモンとスターアニスは保存瓶に一緒に入れておいてもよい。
(引用元:https://www.bijinonkatsu.jp)
まとめ
風邪やインフルエンザが流行りだすシーズン、
免疫力を高める為体温を高く保つのに有効な生姜を、 効率よく摂取して風邪しらずの冬を過ごしてください。
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