(最終更新日:2016年10月26日)
コーヒーは健康に悪い飲み物?それとも良い飲み物?
いろんな節が飛び交いわからなくなっている人はいませんか?
結論!「コーヒーは適量を飲めば健康に良い飲み物」なのです。
理由など詳しく説明していきましょう。
Contents
コーヒーが健康になぜいい?
コーヒーに含まれる、カフェイン、ニコチン酸、ポリフェノールが健康に 良いとされている主な成分です。
ではこれらの成分がいったいどのように作用するのでしょうか?
☆高血圧・低血圧の予防や改善に効果がある カフェインにより血液の循環がよくなり、代謝が促進される為です。
☆利尿作用がある カフェインには利尿作用があります。
☆動脈硬化の予防に効果がある ニコチン酸はコレステロール値を下げる働きがあります。
そのほか、研究の結果糖尿病の予防になるということや、明らかに立証は されていませんが、
直腸ガンや結腸ガンの予防に効果があるという発表も されているようです。
また、五感的効果として、コーヒーの香りが心身をリラックスしてくれる 働きがあるともいわれています。
その為、ストレス解消に大きな効果をもたらしているとされています。
病気予防には1日OO杯のコーヒーが理想的♪
健康に良いからといって、限度なく飲んでもいいわけではありません。
コーヒーに含まれるカフェインは接種しすぎると中毒症状が起きることが あります。
アメリカ食品医薬品局のガイドラインでは、カフェイン摂取上限は 「一日約400mg」とされています。
カップや缶に換算したほうがわかりやすいですよね?
コーヒーカップ(150ml) 1日4杯 マグカップ(240ml)
1日3杯 缶コーヒー(200ml) 1日3~4本
上限を超えると「健康」からは遠ざかることになりますので、 飲みすぎないようにしましょう。
1日3杯のコーヒーが体にいい理由
コーヒーの飲み過ぎで貧血に?その他の不調とは?
コーヒーにはタンニンという渋味成分があります。
このタンニンは鉄イオンと結びつくという特製を持っており、体内への鉄分の 吸収の妨げとなります。
食後のコーヒーは消化を助ける働きがありますが、飲みすぎると鉄分がうまく 吸収されなくなりますので飲みすぎないようにしましょう。
ただ、貧血症の人は食事で摂取した鉄分は多く吸収したいところですので、 食後でもコーヒーを飲むことは控えたほうがよさそうですね。
ですが、このタンニンという成分は焙煎すると減少する性質があるので、 深煎りのコーヒーのほうが貧血を起こす作用は少なそうです。
また普段からたくさんコーヒーを飲んでいるような人は、急に飲まなくなると 頭痛などの離脱症状が出ることがあります。
吐き気や胃痛を起こすこともありますので、貧血症でない人でも飲み方には 注意が必要といえるでしょう。
朝コーヒーは効果がない?!
朝起きて目覚めの1杯でコーヒーを飲む人は多いことでしょう。
ですが、身体がカフェインを必要としていない時間帯に摂取してもカフェインの効果は 得られないとされているのです。
副腎皮質からコルチゾールという身体の覚醒を促すホルモンが分泌されるのですが、
そのホルモンの濃度が高くなる時間帯にカフェインを摂取しても効果がない というのです。
その時間帯はだいたい 朝8~9時 正午~13時 17時~18時半 とされています。
ですので、その時間帯以外にカフェインを取り入れるのが効果を最大限に 引き出すポイントと言えるのです。
一番ベストな時間帯は「9時半~11時半」とされています。
健康になる為のコーヒーの飲み方
いかがでしたでしょうか?
健康にいいとされているコーヒーですが、飲み方を間違えると危険な飲み物に なってしまうということがおわかりいただけたでしょうか。
コーヒーを覚醒効果で活用したい人は、朝一仕事終えた後10時頃、 午後仕事を開始してそろそろ休憩…というオヤツの時間帯が良さそうですね。
気分転換に飲むとしても、コーヒーカップで4杯の上限は守るように飲みましょう。
貧血症の人は食後は避けるようにしてくださいね。
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