暑くなってきたら心配になってくる『熱中症』。
私も、2年ほど前に京都で熱中症になり、大変でした(^^;)
今回は熱中症の原因や初期症状についてまとめていきますね(●^^●)
Contents
熱中症の原因とは?
熱中症の原因は、ずばり暑さです!
人間の体は、皮膚からの放熱や発汗によって体温を下げます。
しかし、温度や湿度が非常に高いと、放熱や発汗ができにくくなります。
こうなると、体温調節がうまくできず、体内に熱がこもってしまいます。
また、汗をかきすぎて、体内の水分や塩分が不足してしまう場合もあります。
このような状態のことを、熱中症と呼びます。
熱中症になると、様々な症状が引き起こされ、
重症化すると死の危険もあるので、侮れません。
熱中症のサイン!初期症状とは?
熱中症の初期症状はいくつかあります。
・めまい
・立ちくらみ
・暑いのに汗が出ない
・こむら返り(足がつる)
・腹痛
・手足などのけいれん
・心拍数増加
・顔色が悪くなる
これらの症状が出てきたら危険サインです。
すぐに涼しい場所へ移動し、休息をとりましょう。
熱中症の種類・タイプは?
熱中症とは、暑い環境の中で生じる健康障害の総称です。
実は、細かく分けると症状によって4つのタイプに分類されます。
【熱けいれん】
大量に汗をかき、血液中の塩分(ナトリウム)濃度が低下したときに起こります。
特徴は、筋肉痛、手足がつる、筋肉がけいれんするなどです。
【熱失神】
長時間暑い環境の中で活動し、体温が上がると、
皮膚血管の拡張によって血圧が低下、脳血流が減少して起こります。
一種の貧血状態です。
特徴は、めまい、一時的な失神、顔面蒼白などです。
【熱疲労】
体が脱水症状になることで起こります。
屋外で運動していなくても、気温や湿度の高い屋内で発症します。
特徴は全身倦怠感、嘔吐、頭痛、集中力や判断力の低下などです。
40度を超える熱が出る場合もあります。
【熱射病】
体温の上昇のため中枢機能に異常をきたした状態です。
水分や塩分が著しく不足しており、危険な状態です。
特徴は、体温が高い、意識障害、呼びかけや刺激への反応が鈍いなどです。
子供の熱中症の早期発見するには?
子供は自覚症状を感じにくいため、
大人が早めに異常に気がついてあげることが大切です。
しっかり様子を確認してあげてくださいね(^^)
・顔が赤く火照っている
・顔色が悪い
・やたら水分をほしがる
・汗をかかなくなる
・おしっこをあまりしない
・ふらふらしている
・急に元気がなくなる
このような症状が出ると要注意です!
子供は体温調節の機能が未熟な上、背が低いので、
地面の熱の影響を受けやすいです。
水分補給と休息はこまめにとりましょうね(^^)
屋内でも熱中症になる?危険な行為とは?
屋内でも熱中症になります!
なんと、熱中症は20%以上が屋内で発生しています。
びっくりですよね。
扇風機やエアコンを利用していない高い室温の状態や、
風通しが悪く、湿度が高い状態の部屋はとても危険です。
部屋の室温をクーラーで調整したり、窓を開けて換気を行ったりしましょう。
過剰な節電は熱中症を引き起こすリスクを高めますよ。注意しましょう!
また、寝る前に利尿作用のあるアルコールを飲むことで、
寝ている間に熱中症になる危険があります。
どうしても飲みたい場合は、水分補給を忘れないようにしましょう。
今回は熱中症の症状についてまとめました。
自分の体だけではなく、子供の体調にも気をつけましょう。
熱中症にならないように、この夏もしっかり予防しましょうね(^^)
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