(最終更新日:2016年9月22日)
吐き気の原因はプロスタグランジン
生理痛といえば頭痛やめまい、腰痛、腹痛だけだと思われがちですが、吐き気も生理痛の一つです。
生理前から生理前半で増える物質に「プロスタグランジン」というものがあります。
この物質、子宮の収縮を促し経血を排出する働きを持っているのですが、
子宮以外にも胃や腸の収縮にも影響をあたえるんですね。
なので、大量に分泌されると吐き気や腹痛、下痢などをもよおします。
特に体が冷えていたりすると、血行が悪くなるため子宮の収縮運動が悪くなります。
そうなると「プロスタグランジン」が過剰に分泌されて、生理痛が酷くなる、ということが起こるのです。
(引用元:https://www.bing.com)
吐き気を抑える方法
吐き気が起きてしまった後では、なかなか抑えるのは難しくなります。
酷い生理痛にならないように日常生活の見直しをしてみましょう。
食生活では子宮の収縮を緩和する作用のある食べ物を摂取したり、温かい飲み物を取るようにしましょう。
運動不足の方は、日常に少しの運動を取り入れ、血行を促すようにしましょう。
体を冷やさないように、お腹や腰にホッカイロなどをはり、物理的に暖めてあげるのも効果的です。
足湯も体があたたまり血行がよくなりますね。
(引用元:b-pre.com)
とにかく冷えは生理痛の大敵です、気をつけましょうね。
それでも改善されない場合は婦人科を受診し、適切な処方を受けることも大切だと思います。
つわりの可能性も考えて
毎回の生理のたびに吐き気に悩まされてしまうと、吐き気が当たり前になっているかもしれません。
ただ、生理痛の吐き気と妊娠によるつわりの吐き気は症状が一緒で判断がとても難しいんです。
全体の2%と少数ですが、妊娠していても出血する可能性もあります。(着床時出血または月経様出血)
いつもと一緒、と決めつけないで基礎体温を確認してみましょう。
高温期が続く場合は妊娠をしている可能性がありますよ。
(引用元:www.mylohas.net)
吐き気がいつも起こる人は基礎体温を計る習慣を
吐き気が毎回ひどい人は基礎体温をつけるようにしましょう。
妊娠にいち早く気づく、というのもそうですが、基礎体温をつけることによって自己の体調管理に役立ちます。
(引用元:https://www.bing.com)
生理はホルモンバランスに左右されますので、
身体的、精神的不調を知ることで体調に合わせたスケジュール管理も可能になります。
まとめ
生理痛というのは、生理痛が始まってからではなかなか対処法がありません。
その症状に合わせた薬、というものはもちろんありますし、ホルモンバランスを整える薬、というものも病院で処方してもらえますので、上手に活用していくことが大切だと思います。
ただ、自分の体の調子を整えることによって生理痛が緩和される、ということはありますので、こんな生理痛、もう嫌だ!と思うときは生活習慣の見直しをしてみましょう。
生活習慣を見直すポイントは、食生活、運動習慣、睡眠の質、嗜好品、です。
少しずつでも意識をしていくと、変化が出てくると思いますよ。
(引用元:healthil.jp)
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