(最終更新日:2017年1月26日)
風の冷たい季節になりました。
手足がかじかんで、痛いくらい。
そして気づくと、足がじんじんと痛むようなむずがゆいようなあの感覚。
今年こそはならないようにと思っていたしもやけが、またしても!
どうしたらならずに済むのか、なってしまったらどうするのか、調べてみました!
Contents
どうして霜焼けになってしまうの?
一番の原因は寒暖の差による血行障害です。
寒さにさらされた肌の下に静脈と動脈の二つの血管があります。
この二つの血管が寒いと収縮しますが、静脈よりも動脈のほうが早く拡張します。
静脈が収縮したまま動脈が拡張するため、組織内に滲出液や炎症起因物質が漏れてむくみ、
霜焼けになるといわれています。
また、湿度も問題です。
皮膚が濡れたまま放置すると、乾くときの皮膚の表面温度が下がり血行障害になりやすくなります。
足に出来やすい?痛痒くなる原因は何?
足に霜焼けが出来やすくなる原因は二つあります。
まずは、寒さから靴下の二重履きや、ブーツを履くことによる靴の中での蒸れです。
蒸れていることに気づかないままでいると、
やはり皮膚の表面温度の低下により霜焼けになりやすいです。
もう一つは、圧迫による血行障害です。
ヒールのある靴や、先の細い靴などを履いて、
指先を圧迫するとやはり血行障害が起こり霜焼けになってしまいます。
では、霜焼けになったらなんであんなに痛痒いのでしょうか。
例えば寒い外にいてかじかんでいた体を、家に帰ってこたつなどに入り急激に暖めたとします。
そうすると、今まで寒さで血流が悪くなっていたところに、こたつで温まることによって、
急激に血液が流れ込み、神経が刺激を受けて痒みが出る。
これが痒みを生じさせる原因になります。
霜焼けになったらどうやって治せばいいの?
家庭で出来る治療法は湯と水に交互に患部をつけ、血行を促進することです。
40度くらいのお湯と5度くらいのお水を用意し、交互に患部を浸します。
このとき、水に浸ける時間よりも湯に浸ける時間の方を長めにしましょう。
(引用元:https://www.bing.com)
そして、湯から始めて湯で終わるようにします。
それから、お風呂でマッサージするのも有効です。
ただあまり強くマッサージをすると、毛細血管が傷つき、
ますます悪化してしまうので、力加減には注意が必要です。
霜焼けにならない為の予防法は?
霜焼けにならないためには、とにかく冷やさないことが一番です。
足や指先はもちろんのこと、耳や頬、鼻の頭なども霜焼けになりやすい箇所です。
それから、手足が濡れたらすぐに水分をふき取ってあげましょう。
靴や靴下が濡れたままでいると、霜焼けになりやすいので、乾いたものに着替えましょう。
また食事では、ビタミンEを取りましょう。
(引用元:https://www.bing.com/)
心臓から血液を循環させるのに必要な栄養素になります。
また足先がどうしても冷たくなってしまう方は縄跳びがお勧めす。
足先を使ってジャンプするので、指先まで暖かい血液が巡り、霜焼けの予防にも治療にも最適ですよ。
まとめ
手先や足先がじんじんと痛くて痒い。
本当に霜焼けはつらいですよね。
市販薬もいろいろ出ているので試してみてください。
霜焼けと銘打っている軟膏もありますし、
案外しられていないのが肩こりなどにも使用する鎮痛消炎剤です。
(引用元:https://www.bing.com)
貼るタイプでもスプレータイプでも大丈夫ですので、試してみてください。
ただ、霜焼けが酷くなって外傷があるときは使用しないようにしましょう。
色々と試してみて、それでも治りが悪い、
または悪化する時は、そのまま放置せず、皮膚科を受診し、適切な治療をしてください。
たかが霜焼け、と侮ってはいけませんよ。
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