(最終更新日:2016年10月25日)
子供のこだわりが強いなと感じたとき、親はどういった行動を取れば良いのでしょうか。
叱るのもなんか違う気がするし、だからと言ってそのこだわりを放っておくのも気が引ける。
そんな悩みを少しでもお持ちの方に、読んでいただけたらと思います。
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こだわりが強いのは発達障害の可能性がある?
親は「子供がずっと健康であることが願いだ。」と言う方も少なくないと思います。
ですが世の中には幼くして病気を発症したり、何かしらの障害をもって生まれてくる子供もいます。
我が子には何不自由なく大きく成長してほしいと思っている方がほとんどでしょう。
誰にでもあるこだわりですが、時としてこのこだわりが、障害と断定されてしまうものがあります。
「え!うそ!」と思っている方もいるかもしれません。
私自身もこのこだわりが強いだけで障害である可能性があるなんて知りませんでした。
多くの子供がいるその中で個々のこだわりがあると思いますが、
どういったものが障害と断定されてしまうのでしょうか?
発達障害の特徴とは?こだわりが強い性格との違いは?
こだわりがただ単に強い子供の場合、きちんと話をしてあげれば聞いてくれるお子様がほとんどではないでしょうか。
しかし、発達障害であった場合、学校や塾などの帰り道は決まった道しか通らなかったり、
授業の1時間目は赤い鉛筆、2時間目は黄色い鉛筆と時間によって特定の鉛筆しか使わない。
など自分が決めたルールがあります。
このルールが少しでも狂ってしまうとパニックを起こし、
自分でどうして良いのか分からなくなってしまうのです。
また、私たちが普段何気なく見ているものなどにすごく関心を持ち、ずっと見続けている。
という特徴もあるようです。
こだわりが単に強いだけと考えている方もお子様の様子をじっくり見てほしいと思います。
こだわる性格の子供は何か訴えている?
こだわる子供の言い分を聞いていると、「もー、またわがまま言って…。」と思ってしまいます。
ですが、この時子供は親に何かを訴えている事があるかもしれません。
「ここはこうじゃなきゃ嫌なの!」
「ママにはこうであってほしいの!」
と毎日の生活の中で作り上げてきた自分の見方や習慣が少しでも崩れるのが嫌なのです。
言いたいことや感じたことなどは、
子供それぞれ家庭での育ち方も違うと思いますので一概に「これだ!」とは言い切れませんが、
みんな子供心に伝えたい事・聞いてほしいことがあると思います。
それを読み取れるのは、おばあちゃんでもないおじいちゃんでもない。
親であるパパ・ママしかいないのです。
たくさんお話をしてあげてください。
たくさんこだわりを聞いてあげてください。
なにか子供が訴えたいことが見えてくるかもしれませんよ。
子供が言いたいことを言える環境があることは大事!
こだわりが強い子は「こうしたいの!」と思っているので、
大人がそれを聞くとわがままに聞こえます。
この強いこだわりを子供が発言した時、親はどういう言葉で対応すれば良いと思いますか?
「そんなのいいから早くしてよ!」「わがまま言わないの!」
と頭ごなしに怒ってはいないでしょうか?
大人にもいろいろな考えがあって行動をしていると思います。
それは子供も一緒です。
子供にもいろいろな考えや、たくさんの思いがあって
「今日はこのお洋服がいい!」
「今日はこの靴を履いていきたい!」
などのことを言います。
親も毎日の家事育児に大忙しとは思いますが、
この子供の大切な発言を頭から踏みつぶすような否定はしないでください。
「あら、このお洋服かわいいね」
「でも今日はこっちのお洋服の方が動きやすくてお友達といっぱい遊べるんじゃないかな」
などときちんとお話ししてあげてください。
こだわりのある言葉をきちんと発せられる環境があればパニックを起こしたりすることが少なくなってくると思います。
あれもダメ。
これもダメ。
では子供の息が詰まってしまいます。
なんでも頭ごなしに親の考えを押し付けない事!
それが大事ですよ!
子供の気持ちを受け止める?親がイライラしない方法とは?
なんでも子供の言いなりでは、その子のためにもなりませんし、
1日のスケジュールがめちゃめちゃになってしまいます。
ですが、子供のあれがいい、これがいいという気持ちも否定してはいけません。
子供にとって親が傍にいてくれる、話を聞いてくれることは成長する過程においてとても大切なことです。
すべてを受け止めることは出来ないかもしれません。
私だって、子供のわがまますべてを受け止めていたら1日24時間あっても足りません。
「うん、そうだね。」
「そんな思いがあったんだね。」
とひと声かけてあげるだけでも良いのです。
子供の言葉を親身になって聞き、うなずいてあげる。
これだけでも子供は分かってくれます。
また、親もそんなに
「あれしなくちゃ。」
「これしなくちゃ。」
とカリカリしていては子供は楽しくありません。
何事も余裕をもって行動してみるといいのかもしれませんよ。
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