夏の季節になると頭痛の回数が増えたと感じることはありませんか?実は夏は頭痛が起きやすい原因があると言われているのです。それではなぜ夏は頭痛が起きやすいのかを原因と対策、そして対策法ご紹介していきたいと思います。
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夏の頭痛の原因は?
そもそも頭痛には二種類あります。
一つは“片頭痛”。偏頭痛ともかきます。この頭痛は脳野中や周りにある血管が収縮したあと急激に拡張するために起きる血管性の頭痛です。
もう一つは“緊張型頭痛”。ストレスを原因のひとつとして発症するタイプの頭痛です。
では夏に起こる頭痛はどちらに当てはまるでしょうか。原因についてお答えしていきますね♪
“片頭痛”の原因となるもの
温度差で頭痛が起きます。涼しい部屋から急に暑い場所に移動したり、暑い場所から急に涼しい場所に移動したりすることによって激しい気温差が影響して頭痛になる。これが“片頭痛”です。起こりうる症状としては周期的に起る頭部片側の頭痛を指します。数時間で治ることもあれば数週間続くこともあるそうです。
“緊張型頭痛”の原因となるもの
エアコンで部屋を冷やしすぎると体の筋肉が収縮してしまい、血流の働きが悪くなってしまいます。そうすることで起きる頭痛を“緊張型頭痛”といいます。起こりうる症状としては頭が思いっきり締め付けられるようにじんわりと痛み、めまいや目の疲れが随伴症状として現れることがあります。
“その他”に考えられる原因となるもの
☆水分不足水分不足になると血液がドロドロなり、血流に血が流れにくくなるため頭痛が起きてしまいます。
また季節関係なく寝不足や疲れ、ストレスによって頭痛が起きている可能性も考えられます。
夏の頭痛の対策
次に頭痛の対策について、いくつか紹介していきたいと思います。
☆エアコンを調節
冷やし過ぎはよくありません。いつもより少し温度を上げたり、直接風が当たらないよう注意しましょう。また、足を冷やさないよう、スリッパや靴下を履いて体が冷えないようにすることも頭痛を守る対策です♪
また、乗り物に乗るときや外食をするときは直接風が当たらないよう注意するといいかもしれません。
☆水分補給
一日に必要な水分量は男性は1日3リットル(約コップ13杯)、女性は1日2.2リットル(約コップ9杯)です。水分補給をしっかり行うことで頭痛対策にもなりますし、熱中症の対策にもなります。
☆太陽の光をカット
人間は光によって脳が過剰反応し、頭痛を引き起こすこともあります。外出をするときはサングラスを掛けることで脳の刺激をおさえることが出来ます。
☆和食を主に摂る
頭痛を引き起こす原因となる血管を拡張・収縮させたりする物質は洋食に含まれる食品が多く見られます。(オリーブオイル、チーズ、赤ワイン、ハムなど・・・イタリア料理が多いですね。)逆に和食はそういった物質が少ないため頭痛を引き起こす作用が軽減されます。
夏の頭痛の対処法
対策、とはいっても完全に防げるというわけではありません。もし頭痛が起こったときにどんな対処をするべきかを“片頭痛”と“緊張型頭痛”に分けて説明していきます。
“片頭痛”の対処法1 冷たいタオルや冷却シートを利用する
痛いなと思う箇所に冷たいタオルや冷却シートなど冷たいもので痛む部位に当ててあげることで血管を収縮して痛みを軽減してくれる働きがあります。そうすることによって痛みが軽減されることも。
注意点は消して暖めないことです。入浴やマッサージはかえって血管を拡張させてしまいますので痛みが増す原因にも繋がりますので注意しましょう。
“片頭痛”の対処法2 カフェインを摂取する
コーヒーや紅茶。お茶に含まれるカフェインにも血管を収縮して痛みを軽減してくれる働きがあるので少し飲んでみると落ち着くこともあります。カフェインでなくてもホッと一息つければ痛みは軽減されるかもしれませんね。
注意点は過剰に飲みすぎないことです。飲みすぎると頭痛を挑発します。あくまでも適量で抑えておきましょう。
また、足りない分をサプリメントで賄うことも出来ますがあくまでも食事がメインであることを理解した上で利用することをおすすめします。
“片頭痛”の対処法3 暗い場所、静かな場所で休む
頭痛が起きているときに頭を働かせたりモノを見たり話をしたり聞いたりすることでストレスになり、余計に頭痛がひどくなります。できればなるべく静かで落ち着く場所、そして暗い場所で身体を休めることが改善にも繋がります。
“緊張型頭痛”の対処法1 体を温めてマッサージをする
半身浴やマッサージなどで体を温めます。頭痛は血管の流れから起きているので首元(首の後)や肩を温めたり、筋肉を解すようにしてあげることで血行をよくしますし頭全体を効率的に冷やすことができ、頭痛を楽にします。
“緊張型頭痛”の対処法2 リラックスする
頭痛いなあ、、、と思ったら気分転換をしてみましょう。ストレッチをしてみたり、外に出て自然な空気を浴びたり一度睡眠をとってみたりすることで頭も気持ちもスッキリして頭痛が軽減されるかもしれないですよ。
それでも治らない場合は市販のお薬を服用することも出来ますがお薬の役割は治す、ではなく和らげる作用なのでお薬を飲んだからといって完璧に治るわけでもありません。一時的に良くしてくれるものだ、と思って飲んだほうがいいでしょう。また、頭痛薬を飲みすぎることで頭痛が悪化することもあるそうです。ずっと頭痛が続いている場合は一度医師に見てもらうことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
頭痛が何日も続くのはとてもつらいですよね。一日でも早く治るよう色んな方法を実践してみましょう。ただし“片頭痛と“緊張型頭痛”の対処法はそれぞれ異なります。自分の症状に当てはまった方の対処法を試してみましょう♪もしかすると病院に行かなくても済むかもしれませんね(*^^*)
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