中性脂肪、と聞いてドキッとしませんか?
でもコレステロールと中性脂肪っていったい何が違うのでしょうか?
それぞれの違いと、中性脂肪に効果のある食材を見ていきましょう。
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『タコ』が中性脂肪を下げる?
中性脂肪とコレステロールは一緒に語られることの多い栄養素です。
この二つは、とても似ている上に相関作用があります。
この二つは脂質という栄養素に分類されていますが、コレステロールは細胞膜や性ホルモンを構成し、中性脂肪は皮下脂肪や内臓脂肪となって、貯蔵エネルギーや体のクッションの役割を担っています。
(引用元:http://www.nishieikai.or.jp/)
どちらも体に必要な栄養素なのですが、現代では過剰に摂取、蓄積されるため、病気の原因といわれています。
また、中性脂肪が増えると、HDLコレステロール(善玉)値が減少し、LDLコレステロール(悪玉)値が増加するという相関作用が分かっています。
コレステロールに関しては『コレステロールを下げる食品はコレ』で詳しく書いていますので、そちらをご参照ください。
タコに含まれりる「タウリン」は肝臓機能を正常化する働きがあります。
(引用元:http://sfns.u-shizuoka-ken.ac.jp/)
また胆汁酸の分泌を促し、コレステロール値を下げ、インスリンの分泌を促し、血糖値を正常化する働きもあります。
タウリンを摂取することにより、肝臓に溜まった中性脂肪を排出する働きがあります。
『さんま』が中性脂肪を下げる?
脂肪を摂取しすぎると中性脂肪になる、というのはご存じかと思いますが、中性脂肪というのは体内で生成されます。
糖質やタンパク質、というのは一見して中性脂肪とは関係が無いようにも思えますが、過剰に摂取し余った糖質やタンパク質は、肝臓で合成され中性脂肪になり蓄積されます。
(引用元:http://www.epakarada.jp/)
さんまに含まれるDHAは、肝臓での中性脂肪の合成を抑制する働きがあります。
(引用元:http://www.maruha-nichiro.co.jp/)
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『リンゴ』が中性脂肪を下げる?
リンゴの成分で注目されているのは、リンゴポリフェノールという食物繊維です。
リンゴポリフェノールは、小腸から脂質やコレステロールが吸収されるのを防ぐ役目をしています。
(引用元:http://www.asahigroup-holdings.com/)
このリンゴポリフェノールは皮に多く含まれるので、皮ごと食べるのが最も効果的です。
『ゴマ』が中性脂肪を下げる?
ゴマの有効成分はセサミンです。
セサミンはゴマ特有の物質ですが、様々な効果があります。
中でも抗酸化作用が高く、肝臓で発生する活性酸素に直接的に効果を上げることが分かっています。
また、中性脂肪、コレステロールにも有効です。
中性脂肪が肝臓で合成されるのを妨げ、また中性脂肪からエネルギーを生成する働きを促進します。
コレステロールには、LDLコレステロール値を下げ、HDLコレステロール値を上げる効果があります。
(引用元:http://health.suntory.co.jp/)
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『豆腐』が中性脂肪を下げる?
豆腐に入っている有効成分、というより、大豆に入っているといった方が正しいですね。
β-コングリシニンという成分が大豆にあります。
100gの大豆に5~7gという微量ですが、中性脂肪を減らす効果があり、脂肪を燃焼させ、便として体外に排出してくれます。
(引用元:https://www.bing.com)
(引用元:http://www.kentai.co.jp/)
大豆に含まれる成分なので、豆腐に限らず、納豆や豆乳、煮豆などから摂取することができます。
(引用元:http://wol.nikkeibp.co.jp/)
中性脂肪を下げる食品を食事に取り入れることによって、中性脂肪とコレステロール値を改善することができますが、より効果的なのは生活全体を見直すことです。
バランスの取れた食事、規則正しい生活、適度な運動を取りいれ、中性脂肪を減らしましょう。
(引用元:http://www.morisue-clinic.com)
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