ニキビがおしりにあるため、座ると痛いという経験はありませんか？
ニキビは顔になるものだと思いがちですが、皮脂腺が体中にある限りどこにでもニキビはできます。
今回はおしりのニキビができる原因や予防策をご紹介します。
Contents
おしりニキビができる原因は？下着の締め付け？
（引用：https://pixabay.com/）
ニキビができる直接の原因は、皮脂とアクネ菌です。
アクネ菌は皮脂を栄養分として繁殖していきます。
皮脂が多いと皮膚はやわらかいと思いがちですが、実は逆で皮膚は固くなっています。
乾燥により皮膚の水分が失われ、皮脂や角質が固くなり毛穴が詰まります。そしてアクネ菌が増殖しニキビができます。
おしりはどうでしょう？座っているときは、おしりで体重を支えているため、肌にとっては大きな刺激を受けています。
そして皮膚は、乾燥しがちで角質が固くなっています。
また、ほぼ1日中下着でこすれて、肌へ刺激を与え続けています。下着をつけることでムレやすく、アクネ菌が繁殖しやすい環境がおしりには整っています。
体に合っていない下着を身に着けることもニキビができる原因の一つです。
下着による締め付けで、おしりの血行が悪くなり、新陳代謝がうまくできなくなります。
そして毛穴に皮脂がたまり、角質が固くなりニキビができてしまうのです。
ニキビと間違えやすい『粉瘤』とは？
（引用：http://www.ito-medical-clinic.com/）
「粉瘤」って知っていますか？
ニキビと間違えやすい粉瘤は良性腫瘍で、皮膚の病気です。
小さいうちは特に痛みはないですが、放置しておくと細菌によって大きくなり炎症を起こします。大きくなったしこりは熱をもち、痛みも出てきます。粉瘤は自然治癒しないため、病院でしっかりと治療しましょう。
粉瘤とニキビを見分けるポイントは、いつも同じ場所にでき触るとコリコリとしこりのようなものが粉瘤です。そして毛穴がくぼんでいます。
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おしりニキビはオロナインで治る？
（引用：http://www.otsuka.co.jp/ohn/）
オロナインの主な成分は「クロルヘキシジングルコン酸塩液」というもので、殺菌成分です。
またワセリンやグリセリンの保湿成分も含まれているため、ニキビに効くことがあります。特に赤ニキビには効果が大きいようです。
もちろんおしりのニキビにも効きます。
お風呂上がりの清潔なときに塗ると良いでしょう。
ただ塗りすぎは反って毛穴をふさいでしまいます。薄く塗ることがポイントです。
オロナインはニキビに効く成分が入っていますが、体質によっては悪化させる場合もあるので気を付けてくださいね。
湿気が要注意！おしりニキビの予防は？
（引用：https://pixabay.com/）
おしりは、１日中下着に包まれているためムレます。
しかし、汗をかいたからといって、下着を変えることはなかなか難しいですよね。おしりに汗をかいたと感じたら、トイレで汗を拭きとるだけでも効果があります。
また、下着は天然素材のものが通気性も良く、肌にも優しいです。特に綿100パーセントのものは通気性が良いだけではなく、汗もしっかりと吸収し、肌にも優しいのでお勧めです。
そして、顔のニキビと同じように清潔に保つことも大切です。
お風呂に入ったときはしっかりと洗い、石鹸などの流し残しがないように充分にすすぎます。ただ、ゴシゴシと強くこすると肌への刺激が大きくなるため、綿のタオルや手で優しく洗ってください。
また洗う順番も大切です。頭から足へと上から順番に洗います。そうすることで、おしりに雑菌が付きにくく、清潔に保つことができます。
入浴後はきちんと保湿をするとニキビだけではなく、おしりのぶつぶつも改善されます。
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おしりニキビは男性もなりやすい？
（引用：https://pixabay.com/）
女性のほうがホルモンバランスを崩しやすい時期が多く、ニキビに悩むことが多いと思います。
しかし、男性にもおしりニキビはできます。男性はズボンを履くことが多いため、非常にムレやすい環境です。
また、トランクスは通気性が良くても肌の摩擦が大きいですし、ボクサータイプは汗を吸い取ってくれますが、肌に密着しているためムレやすくなっています。
男性ホルモンもニキビができる原因の一つです。
男性ホルモンは皮脂を多く分泌させ、肌の角質を固くする作用もあります。
女性よりも男性のほうが必然的に男性ホルモンを多く分泌しているため、ニキビはできやすいです。
おしりは顔と違って人から直接見えない部分のため、ケアを怠りがちです。
しかし、座るときに地味に痛いおしりのニキビ。じっと座っていることがいやになりますよね。
そんなニキビができないためにも、日頃からおしりのケアをしましょう。
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