(最終更新日:2016年8月27日)
大切なお子様が咳などで苦しんでいたらすぐにでもなんとかしてあげたい!
と親なら誰しもが思うことと思います。
子供の咳を和らげる薬としてよく用いられるのが『ホクナリンテープ』です。
小さい子から大人の方まで使えることからたくさんの方が目にしたことがあるのではないでしょうか。
ではこのホクナリンテープ。
誰しもが知っておきたい副作用などはどのようなものがあるのでしょうか?
Contents
ホクナリンテープの成分とは?副作用とは?
(引用元:http://www.goo.ne.jp/)
ホクナリンテープは気管支を拡張するお薬です。
気道が狭くなってしまうと、ゼーゼー・ヒューヒューと喘息みたいな呼吸音がしてきます。
この状態ですと、すごく息苦しいです。
こういった状態を改善するためホクナリンテープがあります。
錠剤みたいに飲み込まなくていいですし、粉薬のように苦かったりなどの不快感を感じなくて良いのでとても便利です。
ですがそんな便利なものでも副作用があります。
貼った部分が赤くなりかゆみが出てきたり、動悸や手の震え、頭痛や吐き気めまいなど引き起こす場合があります。
もっとひどい場合は、アナフィラキシーを引き起こす場合もあるようです。
これはめったにないようなのですが一応、頭の片隅にでも置いておいたほうが良いかもしれません。
動悸が出てきたら?
(引用元:https://pixabay.com)
自分に使うのならばまだしも、お子さんに使うものですから何事も注意が必要です。
この薬では子供でも副作用による動悸が起こることがあります。
「このような症状が出てきたら医師に相談を」とよくありますが、相手は子供です。
すぐに剥がしてあげてください。
大人の方でも動悸がすればなんだか気持ち悪いし、少し苦しいですよね。 子供でも同じです。
また動悸などがする場合、薬が効きすぎている恐れがあります。
すぐに剥がしてあげれば血液中の薬の濃度も下がってきますので、しばらく様子を見てあげた方がよろしいかと思います。
いろいろ気になることもたくさんあると思いますが、落ち着いて様子を見ましょう。
貼った後に蕁麻疹?
(引用元:https://pixabay.com)
このお薬はテープですので少なからず肌がかゆくなるお子さんがいます。
お風呂上りなどに貼るので体が温まると体はかゆくなりやすくなってしまいます。
蕁麻疹は体中にぶつぶつが出来てしまい、とてもかゆそうで見てる方もつらいですよね。
蕁麻疹などの症状が出てしまう場合、同じところにテープを貼らないようにしてあげてください。
また、どこに貼っても蕁麻疹が出てしまう場合、医師に相談し同じ効果があるドライシロップのお薬を処方してもらう方法もあります。
よくお医者さんと話し合って子供に一番良い方法を選んであげてください。
長期連用は副作用と関係ある?
(引用元:https://pixabay.com)
ひどく咳が続く場合、この薬を使い続けなければならない場合があります。
このとき気になるのが、長期連用による副作用です。
長期にわたって使用することで、副作用が強く出てしまうのではないかと心配されると思います。
ですが、安心してください。 長期的に使おうが短期的に使おうが副作用の強弱が関係してくることはないそうです。
実際にこれは立証されていることなので、少しは安心できると思います。
大切なお子様に使い続けなければならなくなるかもしれないお薬です。
長期使用の心配が少しでも軽くなれたらと思います。
こんな症状のときはすぐに病院へ!
(引用元:https://pixabay.com)
副作用で重い症状が出る場合があります。
めったにないようですが、もし『呼吸困難』や『全身潮紅』などが現れた場合は直ちに病院へ行き受診してください。
重い副作用による症状ですが、これも薬が効きすぎているからです。
忘れずにテープもすぐに剥がしてあげてください。
胸などに張るものですから心臓に負担が少なくともかかってしまいます。
貼っている間は注意深く見守ってあげる事が大切でしょう。
どんな薬を使う場合も注意が必要です。
お子様をよく観察して医師に相談しながら上手に使ってください。
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