読書感想文の書き方!小学生にピッタリの進め方の極意とは?

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夏休みの宿題の中でも、なかなか終わらないのが『読書感想文』

読書が好きな子でも、感想文は苦手という子も少なくありません。
なぜ、読書感想文は“難しい”と感じるのでしょう?
真っ白な原稿用紙?本を読むのが嫌い?何を書いたらいいかわからない?

今回は苦手な子が多い読書感想文をスムーズにクリアする方法をお伝えしたいと思いますo(^-^)o

 

夏休みの宿題の超難関!本を選ぶときから始まっている?

読書感想文を書くために読む本ですが、絵本にするのか、小説にするのか、伝記にするのか、本の選び方は重要です。

全国読書感想文コンクールの課題図書というものもあります。

本選びは、子供の年齢にあっていて、子供自身が心惹かれる内容であることが最も重要です。

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【低学年なら】

挿絵も多い児童書(30ページ程度)がおすすめです。
しかし、ジャンルにこだわらず、図鑑でも絵本でも、本の感想を書くことができれば大丈夫です。


【高学年なら】

高学年になると行動範囲も広がるので、図書館や本屋さんで自由に選んでくることが多いと思います。
自分と同年代が主人公のストーリーは感情移入がしやすく、感想文も書きやすいでしょう。
また、ノベライズ(映画、ドラマ、漫画、ゲームなどを小説化したもの)を選ぶお子さんもいますが、適切かどうかは学校の判断によりますので担任の先生に確認した方が無難です。

 

読書するときに気を付けるチェックポイントは?

読書感想文を書くための本を読むときは、ちょっとしたコツがあります。

普段から本をたくさん読む子は、最初から最後まで集中して読んで、「わ~い!読み終わった!疲れた~~」となりがちです。
あまり本が好きじゃない子は、読み終わるだけでも数日を要することもあるでしょう。

タイプは違ってもどちらの場合も、1冊の本を読み終わったあとは、頭の中はストーリーでいっぱいです。

本を読んで感じたこと、面白かったところ、悲しくなったところなど、本の中の“特定の箇所”を覚えていられないものです。
「ストーリーはだいだい説明できるけど・・・」ということになり、あらすじばかりが目立つ読書感想文になってしまうことも少なくありません。

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そうならないために、本を読んでいる最中は付箋と鉛筆、メモ帳を用意しましょう。
読み進める中で「ココ、おもしろい!」とか「涙が出そうになった」という箇所に付箋を貼ります。
付箋には自分がわかる程度の印を付け、メモ帳には感じたことを書き留めておきます

この“付箋とメモ”が後々重要な役目を担ってくれるのです(*^^*)

 

感想文の構成!組み立ての順番はある?

いきなり真っ白な原稿用紙を前にして書き始めるのは難しいものです。
そこで先ほどの『付箋&メモ』が登場するワケですが、その前に、読書感想文の大まかな構成を考えてみましょう。

構成とは、指定された文字数に合わせた、感想文の組み立てということです。
ノートの箇条書きにしていくとわかりやすくなります。

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【書き出し】

・本との出会い

  1. 図書館で読みたい本を探しているときに、きれいな表紙に目が止まりました。

  2. お父さんが子供の頃に読んだ本だそうです。「大好きだった」と聞いて、私も読んでみたくなりました。

・本のあらすじ

~ここで重要なことは、“あらすじをダラダラ長く書かないこと!”“感想を交えないこと!”です。
「こんな○○な出来事があり、□□□が、どうした。」くらいで十分です。

【中心部分】

『付箋&メモ』の出番です。
これらを見ながらノートやワークシートに以下の点に注目して短い文章でまとめていきます。

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  • 本を読んで、感じたこと(面白かった・びっくりした・悲しくなった・怒りが湧いた)
  • 一番、心に残っている場面について
  • 自分の家族関係や友人関係に照らし合わせて
  • もし私が、登場人物の○○だったら

【終わり】

  • その本を読む前と読んだ後で、自分が変わったこと
  • その本を読んで得たもの

この、構成を考える作業が終われば読書感想文を半分書き終えたようなものです。

この作業をやるかやらないかで、原稿用紙に向かった時の書きやすさが全然違いますよ(*^^*)
どうですか?書けそうな気がしてきませんか?

 

書くときのポイントの極意は?

読書感想文を書くときの『ならない3原則』

○あらすじのまとめにならない
○ダラダラ感想文にならない
○単調な文章にならない

本の最後のページの丸写しや、あらすじだけを追った文章では、肝心の「自分がどう感じたか」が抜け落ちてしまいします。

「~~思います。~~思いました。」を多用し過ぎると、短調な文章になり、ダラダラと長いだけで、面白味のない読書感想文になってしまいます。

~感じます。~な気持ちになります。~だとわかりました。~と興味がわいてきました。
「思います」は色々と言い換えることができます。

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続いて、読書感想文をさらによくするための極意をご紹介します!
読書感想文を書く事に慣れてきたら、ちょっと違ったアプローチをしてみるのもおすすめです。

【魅力的な読書感想文にするために】

◇題名を工夫してみる

・「□□□を読んで」というオーソドックスな題名でなくてもいいのです。
(例)素敵な友情 ・ かっこいい坂本龍馬 ・ きれいな表紙に心惹かれて

◇書き出しを工夫してみる

・音から始める
(例)「ザァー、ザザァー」外は雨です。さつきとめいがバスを待っていた時もこんな雨が降っていたかもしれません。(となりのトトロ)

・きっと・・・から始める
(例)きっとぼくも、○○登場人物と同じように、~~~したと思います。

・もしも・・・から始める
(例)もしも、この本に出会わなければ、私は~~~だと、気がつかないままでした。

◇登場人物へ手紙を出すように書く

(例)雨くん、お元気ですか?あれから雪と花には会いに行きましたか?私は、3人が今、幸せに暮らしているかとても心配です。(おおかみこどもの雨と雪)

最後に必ず読み返しましょう!チェックする点は・・・?

【まずは文法的なもの】
□主語・述語の関係が間違っていないか
□字が間違っていないか
□“て・に・を・は”の使い方

【次に内容】
□読んだ人に自分の気持ちが伝わりそうか
□文章に説得力があるか

 

親が口出し手出ししない?どこまで手伝えばいいの?

子供が読書感想文を書き進めるためには、やはり親のサポートが必要です。
とはいえ、どの程度手伝っていいものか迷いますよね。

“宿題は自分の力でやらせたい”と考える親御さんの気持ちもわかります。

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しかし、読書感想文に関してだけは、親のサポートがなければ13も書けない子が普通です。

特に低学年のうちは、どう手をつけていいかわからないというお子さんがほとんどです。
どうにか自力で頑張ってみても、出来上がりを親が読んだら
「えっ?何コレ?」となるのが関の山・・・。

頑張って文字数を埋めても、何も表現できてはいないでしょう。

低学年のうちは、

・本選び
・読み終わったあとの感想を引き出してメモする
・メモを見ながらどんな順番で原稿用紙に書くか話し合う

この3つは一緒に手伝ってあげましょう。

低学年のうちに「読書感想文を書く手順」をしっかり学べば、高学年になった時にスムーズに自分で進められますね。

夏休みの難関課題『読書感想文』
今年はスムーズに進められるといいですね。
我が家も、がんばりますo(^-^)o

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