日本では、美容サロンや病院、カフェなど様々な場所で数多くの観葉植物が親しまれています。
実際、室内に緑があるとそれだけで雰囲気が変わり、リラックスすることのできる空間が作れますよね。
そんな観葉植物の中でも今回は、「カラジウム」について紹介します。
「カラジウム」ってどのような植物で、どのような育て方をすればいいのか・・・。
いつも忙しいからあまり手のかかる植物は無理~って方でも大丈夫!
Contents
カラジウムってどんな植物?育てやすさは?
写真のように大きな葉に独特な模様や色を持つ「カラジウム」ですが、別名“ニシキイモ”と呼ばれるサトイモ科の植物です。
葉の形がイモの葉と同じですね♪
熱帯アメリカが原産地とされ、カラフルな葉っぱで見ていて楽しい植物です。
とても育てやすく独特な葉とは対称的に、サトイモ科によく見られるカップのようなキレイな白い花が咲きます。
しかし、花の観賞期間は短いので見落とさない様に観察しましょう。
カラジウムの日当たり・最適な置き場所は?
日当たりのよい場所を好み、直射日光にもある程度耐えることができます。
が、真夏の直射日光は日によっては厳しいものがあるため、少し日差しの弱い位置に移動させてあげると良いでしょう。
日照不足によって、葉の模様がぼやけたりかたよったりしてしまうので、室内で育てる場合でも、明るい日陰もしくは日当たりのよい窓辺で育てることをオススメします。
冬は寒さに弱いため、休眠状態になります。
5度以下になると球根部分にダメージを受け腐ってしまったり、枯れてしまう恐れがあるため冬場の配置場所は室内の方がいいでしょう。
⇒キサントソーマ(観葉植物)の育て方情報☆置場・水の量・病気は?
⇒オリヅルラン(観葉植物)の育て方情報☆置場・水の量・病気は?
カラジウムの水やりの頻度・量は?肥料は必要?
水分を好む植物ですので、春から秋にかけて水をたっぷり上げましょう。
土の表面が乾いたら水を上げてもOKです。
寒くなってくると休眠時期になるのであまり水分は必要としません。
温かくなる春までほとんど水を上げなくても大丈夫です。
逆に休眠時期に水を上げ過ぎてしまうと、根腐れを起こし枯れてしまうことがあります。
肥料は液体肥料を与えます。
春から秋にかけての暖かい時が生育期となる「カラジウム」は、この時期に10日に1回のペースで肥料を与えると葉の色がしっかり育ちます。
しかし注意すべきことは、肥料に「窒素(チッソ)」が多く含まれている物は避けて下さい。
「窒素(チッソ)」を多く含んだ肥料を与え続けると、葉の色がおかしくなってしまうことがあります。
カラジウムがかかりやすい・気を付けたい害虫や病気は?
「カラジウム」にはこの大きな葉に『ハダニ』というダニが済みつくことがあります。
この『ハダニ』は、高温で乾燥している時期に発生しやすく、葉の裏について植物の栄養分を吸い取ってしまいます。
『ハダニ』を予防するには、『ハダニ』の苦手とする水分を葉に霧吹きなどを用いて吹きかけて下さい。
葉が濡れていることで、『ハダニ』が近付きにくくなります。
もし、発生してしまったら殺虫剤をまくと駆除することができます。
カラジウムの増やし方は?
大きなポットに植え替える際、球根を分けて増やすことが多いです。
球根を分ける時は、1つ以上芽をつけているものが条件となります。
また、球根の切り口は雑菌などに侵されることがあるため、切り口に草木灰をまぶして上げると雑菌対策になります。
植えつける時の深さは、球根の上1~2cm程土がかぶるように浅植えします。
ショップから買って来たような球根でも同じです。
コメントを残す