春の初めは様々な山菜が新鮮に食べられる、貴重な季節です。
ふきと言えば、そろそろ採りに行く時期か! と思ったのですが、
今は八百屋さんやスーパーでも買えるんですね!
びっくりしました……(田舎育ちなもので)
ですので今回は「ふきの採り方」だけではなく「選び方・食べ方」をメインに、
かつ、ふきの魅力をお伝えすべく、書かせていただきたいと思います。
Contents
食費を節約するふきの選び方は?旬はいつ?
ふきの旬は3月の初めから5月までの間です。
もちろん最初に言ったように、お店でふきが売っているのもわかるんです!
ただ、もしあなたのお住まいがちょっと郊外で、
きれいな沢や河川が近くて、その土手に入れるようなところがあれば、
ふきがタダで手に入るチャンスです\(≧U≦)/
道に生えてる草なんて! と思われるかもしれませんが、
山菜や野草には売られている野菜には無い「採る楽しみ」があると思うのです!
ふきは、葉っぱが特徴的ですので、群生しているとすぐにわかります。
あまり大きく成長したものはアクが多く、美味しくありません(;´∀`)
茎が柔らかくて、切り口から水が滴るようなものがいいでしょう。
お店に売ってあるふきでも茎が太すぎず、水分が残っていて、
しゃきっと自立するようなものを選びましょう!
【ふきの旬】3月から5月
ふきは日持ちしない!購入した日にやっておくことは?保存方法
もしお店でもどこでもふきを手に入れたら、すぐにアク抜きをするべきです。
なぜなら、収穫してから時間が経つごとに、アクが強くなるからです(´□`;)
ふきのアク抜きは、まず塩での「板擦り」から始まります。
鍋に入る大きさに切ったふきをまな板に並べて、全体に塩をまぶしてから、
手のひらで塩を擦りつけながら、転がしていきます。
板擦りには、アクを出しやすくする効果と、色を鮮やかにする効果があります。
ちょっとしんなりするくらいまで、じっくり塩をなじませましょう。
その後は、沸騰させたお湯の中にふきを入れ、
細いもので3分、太めのものなら5分くらい茹でます。
目安は、さっと色が変わるくらいでしょうか。
お湯からあげたらすぐ冷水にとり、完全に冷めてから外皮を剥いていきます。
皮を剥いたふきは別のボウルで水にさらし、そのまま一晩置いておきます。
これで、下拵えは完了です。あとはお好きな料理にしましょう(*’A`*)!
ほろ苦い風味の煮物も良いですが、実は油で炒めても、
シャキシャキの食感が生きて、美味しいんですよ!
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冷蔵と冷凍保存の期間はどのくらい?
また、気になる保存の期間ですが下拵えを終えた状態なら、
さらした水を毎日変えれば、1週間はもちますよ(*・∀-)b
冷凍保存もできますが、例によって歯ごたえは悪くなってしまいます。
解凍ぜずそのまま煮物などに使えば、味が染みやすくていいかも?
数本ずつラップにくるんで、できれば冷凍庫の
「急速冷凍」などの機能で冷凍しましょう。
一気に凍らせることで、少しでも細胞が壊れるのを防ぎ、
食感を守ることができます。
年配者におすすめな栄養と効能!
ちなみに、ふきの栄養素のほとんどはカリウムと食物繊維です(*´∀`)/
カリウムには塩分(ナトリウム)の排泄を促し、
血圧を下げる効果があります。
さらに、普段の食事で摂りにくい食物繊維も豊富に含まれていて、
これも体の中をきれいにする働きをします。
この二つはどちらも、生活習慣病の予防に適している
と言えるでしょうo(^-^)o
他にも漢方の考え方では、ふきは、咳や痰を鎮める効果があるとされています。
どれも年配の方には、嬉しい効能ですね!
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天ぷらにすると美味しい『ふきのとう』って?
そして、ふきのことを語ったら「ふきのとう」にも触れなければいけません!
ふきのとうは、ふきの蕾のことで、こちらも食用になります。
こちらは、お店で売っているのを見たことが無いのですが、
通販や、道の駅のような所では買えるみたいですね!
ふきのとうもアクが強いものですが、
生のまま天ぷらにすれば、アク抜きの必要なく食べることができます。
独特の香りとほろ苦さがあり、ええと、お酒にも合います……(//∀//)
そんなふきのとう、地面に半分埋まっている状態が食べ頃なのですが、
お店に出回っているものはともかく、野山で探すのはちょっと難しいかも?
そう感じた方向けの動画を見つけましたので、一緒に紹介しておきますね!
考えてみたら当然と言うか、
ふき在るところにふきのとう在り! ということです。
それでは、まさかの節約(0円……)食材・ふき。
皆さんも探しに行ってみませんかε=ヾ(*~▽~)ノ
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