(最終更新日:2016年9月9日)
これからの時期、風邪をひく方も多いのではないでしょうか。
これが花粉症の時期と重なってくると、「いったいどっち?」と悩まれる親御様も多いでしょう。
ここでは風邪と花粉症の違いを確認していただけたら良いなと思います。
花粉症の症状とは?
花粉症とは、スギやヒノキなどの木の花粉が体内に入ってくることによって体がアレルギー反応を起こしている状態です。
花粉症の主な症状としては、まずはくしゃみです。
(引用:https://feature.cozre.jp/)
花粉症のくしゃみは何回も立て続けに出てしまいます。
次に鼻水・鼻づまり
これも厄介で、さらさらとした透明な鼻水がたくさん出ます。
また鼻水がたくさん出るのに、鼻では息が出来ないほど鼻づまりになってしまいます。
そして目のかゆみが起こります。目がとてもかゆくなってしまい、充血してしまいます。
このように風邪と少し似ていますが、目のかゆみなどは花粉症ならではの症状です。
だるいのは風邪のせい?花粉症でも熱はでる?
花粉症の症状が出ていても微熱などの風邪とよく似た症状が出てくることがあります。
(引用:http://192abc.com/)
これは花粉症の原因にもなっている花粉が体内に入ることで体が異物だと思い退治しようとします。
この結果、熱が出てしまうのです。
風邪と考え方は同じだと思ってください。
花粉症でも体がだるかったり熱が出るのでお医者様に診てもらいましょう。
両親が花粉症だと遺伝なの?
両親ともに花粉症の場合、子供に遺伝するのかと心配される方もいると思います。
データ結果からいうと、残念ながら花粉症は遺伝するものと考えられています。
また父親の花粉症が遺伝する確率と、母親の花粉症が遺伝する確率とでは、
『母親』の花粉症が遺伝してしまう確率が高いそうです。
それは生まれるまでは、赤ちゃんはお母さんのおなかの中にいます。
そして、生まれてからは母から母乳をもらいます。
このようなことから、母と似た体質になるのではないかと考えられています。
しかし赤ちゃんにとってはとても大事なことです。切り離すことはできません。
ですから、あらかじめ我が子が花粉症になるかもしれないと分かっていれば何か対策が出来るのではないでしょうか。
鼻水で確かめてみよう!
風邪の場合、最初のうちはサラサラとした鼻水が出るかもしれませんが、
治ってくるとズルズルと粘り気のある鼻水に変わっていきます。
しかし花粉症の場合、そうはいきません。
(引用:http://www.tenki.jp/)
ずっとサラサラとした鼻水が出でます。いつ治るのかと思うかもしれませんが、
それは花粉が飛ばなくなった頃なので鼻水などの症状は長引きます。
このようにいつまでも水のような鼻水が出ているようでしたら花粉症かも…。と疑って良いでしょう。
早期治療が大事!
花粉症には症状が現れる前や軽いうちに薬を飲んで花粉症を軽くする治療方法があります。
このことを初期療法と言います。
もちろん子供にも使えるお薬があります。
花粉時期真っただ中に入ってから薬で治療を始めてももちろん良いのですが、
少しでも辛い思いをさせたくないのであればこれも一つの手段ではないのかと思います。
何事も早期治療が大切です。お医者さんとよく相談してお子様にあった治療方法を選んであげてください。
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