おならが臭い原因はなに?腸内環境?〇〇なおならは病気かも

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自分でも驚くぐらいの臭いおならが出ることはありませんか?

おならが臭くなってしまう原因は一体なんでしょうか?

 

 

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臭いおならと臭くないおなら。何が違うの?

おならの種類は二種類あります。

発酵型のおならと、腐敗型のおならです。

字から想像が出来ると思いますが、臭くなってしまうのは腐敗型のおならです。

では、発酵型と腐敗型、なにが違うのでしょうか?

それは大腸で分解される物質と、それを分解する菌の種類が違います。

食べ物が分解されるときの働きで、ガスが発生しますが、発酵型のガスを出す食べ物は主に乳酸菌などの善玉菌が分解します。

このとき発生するガスは水素やメタンなどのガスなのですが、これらは無臭のガスになります。

腐敗型のガスが溜まるのは、悪玉菌のウェルシュ菌などがかかわってきます。

食べ物がウェルシュ菌などで分解された場合、発生するガスは硫化水素、二酸化硫黄、二酸化炭素、インドール、スカトールなどで、二酸化硫黄で代表されるように、これらのガスは臭いが強い物が多いです。

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(引用元:http://seikaido.net/)

また、腐敗型のガスが溜まる腸内環境は、悪玉菌が多くいるので、腸内環境のバランスは極めて悪い、と言えます。

そんな腸内は便秘であることが多く、便が溜まって言うことにより、さらにおならは臭くなってしまう、という悪循環が生まれてしまいます。

 

食物によっておならの臭いが違う?

では、何によって腐敗型と発酵型に別れるのでしょうか?

それは、食べるものの違いです。

昔、日本人のおならは回数が多く臭くなかったといいます。

逆に西洋人は臭いの強いおならをしていました。

この違いは何でしょうか?

野菜や植物性たんぱく質が中心の日本人の食生活と肉が中心の西洋人の生活です。

食物繊維が消化吸収されるのは、大腸です。

大腸で乳酸菌によって分解されます。

なので、食物繊維が分解されるときに出るガスは発酵型のガスになります。

回数は多くなりますが、臭いがないのが特徴です。

もう一方の動物性たんぱく質はウェルシュ菌によって分解されます。

つまり、腐敗型ガスが発生する原因になっているのは動物性たんぱく質なんですね。

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(引用元:http://www.k-salad.com/)

現代の日本の食生活は、西洋文化を十分に取り入れ、動物性たんぱく質の多い食生活になってしまっています。

なので、臭いおならをしている人がとても増えてしまっています。

 

臭いおならは腸内環境が原因?

おならを改善するには、腸内環境を整えるのが先決です。

腐敗型ガスが出る原因は悪玉菌が多くいる腸内環境ということなので、腸内環境を整えてあげましょう。

では腸内環境はどのようにしたら整うのでしょうか?

それは食るものを変えることにあります。

腐敗型の原因である、動物性たんぱく質の摂取を控えましょう。

動物性たんぱく質は悪玉菌の増加につながりますので、摂取すればするほど、増加していきます。

腸内環境を整えるなら、食物繊維の豊富な食べ物と発酵食品を摂取することが一番です。

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(引用元:http://reform-yk.com/)

食物繊維を取ることで、おならの回数は増えてしまいますが、それは決して臭くない発酵型のガスによるものです。

 

睡眠不足や冷え症がおならをつくる?

臭いおならをつくる原因の一つに腸の蠕動運動の低下があげられます。

普段、人間の体は食べ物を食べると胃腸で消化され、大腸に食べ物のかすが溜まります。

これを腸の蠕動運動で、便の形を整え、排便をします。

腸内にたまったガスもこの蠕動運動によっておならとして体外にでますが、蠕動運動が低下していると、便秘にもなりますが、おならも出にくくなってしまいます。

そうすると、臭かった腐敗性ガスはさらに臭いを強くしてしまうのですね。

では、蠕動運動が低下してしまう原因はなんでしょうか?

腸の蠕動運動は自律神経の内、副交感神経が司っています。

なので、交感神経が活発になると蠕動運動は低下します。

自律神経が整っている状態では、昼間は交感神経が活発化し、夜に副交感神経が活発化する、というサイクルができていますが、自律神経が乱れてくるとこのサイクルも乱れてきてしまいます。

そうすると、昼間なのにおならがたくさん出てしまう、夜になっても便が肛門付近に移動しず、便秘のなりがち、という悪循環が生まれます。

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(引用元:http://nourish.toyobiyo.jp/)

この自律神経はストレスや、生活リズムに深く影響を受けますので、夜遅くまでおきていたり、強いストレスを感じたりすると、自律神経が乱れ、蠕動運動に影響が出てきてしまいます。

もう一つ、蠕動運動に影響が与えるものがあります。

それは冷えです。

体が冷えていると、蠕動運動は低下してしまいます。

冬に体が冷える、と思う方は多いのですが、冬よりも夏の方が体は冷えていることが多くあります。

エアコンの効いた部屋や電車に薄着でいる。

暑さのあまり、冷たい飲み物をたくさん飲む。

これで、体は内側からも外側からも冷えてしまい、蠕動運動は低下してしまいます。

 

 

病気が原因でおならが出る?

おならは発酵型も腐敗型も、腸がしっかりと蠕動活動をしている状態で体外に出されたものですので、健康には問題がありません。

ですが、中には病気が原因でおならが出る場合があるので、気をつけましょう。

おならが止まらない、おならが臭い、という症状のある病気は慢性胃炎、潰瘍性大腸炎、大腸がん、過敏性腸症候群などがあります。

自分のおならがあまりに頻繁で、臭いがきついと思うようでしたら、一度受診してみるといいと思います。

まずは、内科、胃腸科で相談をしてみましょう。

 

まとめ

出物腫れものところ嫌わず、とは昔から言われる言葉で、人間の生理現象の一つです。

人間が生きてく上で、切り離せない生体メカニズムの一つですが、人前ででるのは、恥ずかしい思いをするし、マナー違反とされていることが多いです。

ですが、無理に我慢したりすると体にも悪くなります。

腸内環境を整えて、発酵型のおならになるようにしましょう。

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