シノブ+苔玉の佇まいが涼しげで静寂な印象をうけませんか。
お部屋にあるだけで、気持ちが落ち着く感じがありますね。
今回は、シノブの育て方や増やし方についてご紹介していきますね。
Contents
シノブってどんな植物?育てやすさは?
(引用元 kanagawa-shida.kirara.st)
シノブとは、多年生のシダ植物で、日本全国に分布している植物です。
シノブは、太い毛の生えた根が生えて、
木の幹や岩などに張り付くように伸ばしていき、葉がでてきます。
すごいですね!土がなくても成長するんですから!
なので、「シノブ」という名前の由来は、
土がなくても耐え忍ぶ、ということからきているんです!
シノブは、夏緑性多年草で冬の時期は葉がなくなりますが、落ちる前に紅葉を楽しめますよ。
トキワシノブは、常緑多年草で冬の時期も常緑を保ちます。
育てやすさは、水やりのコツをつかめば、
初心者の方も比較的育てやすい植物ですよ。
シノブの日当たり・最適な置き場所は?
(引用元 www.rakuten.co.jp)
耐陰性があるので直射日光より半日陰か明るい日陰がいいでしょう。
直射日光に当たり続けると枯れてしましますので気を付けましょう。
耐寒性に関しては、シノブは強いです。マイナス5度ぐらいまでなら耐えます。
ですが、トキワシノブは耐寒性はそこまで強くないので室内に入れてあげたほうがいいでしょう。
特に、トキワシノブは霜に弱いので当たらないように気を付けましょう。
シノブの水やりの頻度・量は?肥料は必要?
(引用元 https://horti.jp/)
シノブは、湿った環境を好みます。
ですので、根が乾いたらしっかりと水をあげましょう。
シノブは、空気中の水分が多い環境のほうが好みますので、
葉にも水をあげましょう。
霧吹きなどで葉水をしてあげるといいですよ。
乾燥には多少は強いですが、
苔玉やミズゴケで巻かれている状態のシノブは、
鉢植えより蒸発しやすく水切れをおこしやすいです。
極度の乾燥になると葉が落ちていくので、水やりには気を付けましょう。
(引用元 https://welq.jp/)
肥料ですが、なくても育ちます。
でも、さらに元気に育てたいですよね♪
生育期間(4月から7月)に葉面散布肥料を少量与える程度で大丈夫ですよ。
シノブがかかりやすい・気を付けたい害虫や病気は?
(引用元 http://www.rakuten.ne.jp/gold/ayanas/)
特に、病気・害虫は発生しません。
湿度の高い環境で育ててあげれば、元気に育ちますよ♪
シノブの増やし方は?
(引用元 https://iemo.jp/)
挿し木で増やせます。
時期としては、4月から9月の間がよいでしょう。
芽(厳密には茎の部分です。)を10cmほどカットし、それを挿し木とします。
その挿し木を、肥料を含んでいない土(赤玉土や鹿沼土、水苔)に挿しましょう。
根が生えるまで、土を乾かさないように水やりしましょう。
根が生えたら通常の管理に戻します。
肥料は、規定の倍の量に薄めた液体肥料をあげましょう。
まとめ
(引用元 http://www.engei.net/index.asp)
「つりしのぶ」をご存知ですか?
江戸時代から古典園芸として、当時の人たちが楽しんでいたようです。
作り方は、団子状にしたものにシノブを植えて、苔玉にして吊るしていたようです。
見た目が涼し気なので、夏の時期は風鈴を付けて楽しんでいたようですよ。
水やりを気を付ければ、初心者の方も育てやすいシノブ。
ぜひ、育ててみてください♪
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