カレーにあう漬物は?福神漬け編 由来調べてみました!

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(最終更新日:2016年8月2日)

 

カレーの漬物といえば?

 

4カレー歴史 (2)

(引用 http://konishi-se.sakura.ne.jp)

カレーと一緒に食べる漬物といえば、断然福神漬け

いやいや、ラッキョウでしょう、という人もいますね。

あれ、ちょっと待ってください。 カレーって、明治時代にイギリスからやってきた食べ物。 どうして日本の漬物との食べ合わせがいいのでしょう。

いつから福神漬けと一緒に食べられるようになったんでしょう。

福神漬けの由来をたどりながら、付け合わせについて思いをはせてみましょう。  

 

福神漬けの由来は?

 

1福神漬け

(引用 http://www.jakyoto.com)

 

福神漬けの誕生は、日本にカレーが伝わったのと同じくらいの時期です。

明治18年、東京上野の漬物屋さんで生まれた福神漬けは、高級な漬物でした。

漬物といえば塩漬けが主流だった当時、福神漬けはなんと3種類もの醤油を使って 作られたことが何より注目されました。

今も、全国的に有名な醤油漬けの漬物って、あまり目にしないですよね。

野菜は、大根、ナス、カブ、しそ、レンコン、なた豆、と、今以上に多くの野菜が 使われていたようです。

当時は高級品だったため、これをカレーに付け合わせで食べるのは 海軍でも上の等級の軍人のみで、あとの軍人はたくあんを付け合わせにしていたようです。

 

 

なぜ福神漬けと名前が付いたのか?

4福神漬け

(引用 https://encrypted-tbn0.gstatic.com)

 

そんなこだわりの強い漬物の「福神」とは、お察しのとおり「七福神」に由来します。

福神漬けを作った漬物屋のそばには、不忍池がありました。

ここは、七福神の1人弁財天をまつっている池なんだとか。 味もネーミングもうまい、素敵な漬物ですね。  

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インドの付け合せは?

キャプチャ1

(引用:http://oisiso.com/)

 

さて、インドでは、カレーに「チャツネ」というものを付け合わせにして食べます。

これは、ペースト状のソースや調味料のことで、日本でいうところのふりかけです。

インドでも、南北により使い方や味が違う上各家庭ごとに独自のレシピがあるということなので、 どちらかというと、ふりかけより漬物のような位置づけにあたりそうですね。

インドの北部では軽食のタレとして使われることが多いのに比べ、 ベジタリアンの多い南部では、野菜の味付けとしてチャツネが重要な役割を担っているようです。

 

 

中身は何が入っている?

 

5福神漬け

(引用 https://encrypted-tbn2.gstatic.com)

各地域、各家庭で様々なチャツネが存在するインドですが、 チャツネの個性は本当に様々です。

たとえば、唐辛子ショウガを効かせて、カレーをますますスパイシーにするチャツネヨーグルトコリアンダーミントを混ぜた、すっぱさとさわやかさを併せ持つチャツネ

果物砂糖香辛料を混ぜたジャム状のチャツネ、などなど。

そういえば、軽井沢の三笠ホテルでは、当時のカレーの味を再現するために ルバーブという酸味のある野菜のジャムを入れているそうです。

カレーにジャムなんて新しい発想、と思っていましたが、 源流はインドにあるのですね。

それを知ってのことかはわかりませんが、 人の味覚というのは、文化によって全く異なるのかというと、そうでもないようです。

カレーは、長い長い年月をかけて多様化し、高級志向から庶民志向まで 様々な層に浸透しています。

でも、カレーの付け合わせはあまり変化することなく、今日に至るなんて なんだかとっても不思議ですね。

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