プール熱(咽頭結膜炎)の症状!大人も?潜伏期間と感染経路

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夏のプールの時期に流行する夏風邪をプール熱(咽頭結膜炎)と言います。
プールを介して感染する事が多いのでプール熱と呼ばれています。

夏風邪の一つのプール熱の症状や治療法、潜伏期間をまとめてみました。

プール熱の症状は?夏風邪の違いは?

2プール熱(咽頭結膜炎)の症状!大人も?潜伏期間と感染経路

プール熱はプールの時期に発症する事が多いので6月から増え始めてきて、ピークが7月、8月になります。

プール熱は以下の様な症状が出るのが特徴です。

プール熱の主な症状
・高熱(38℃40℃
・咽頭炎
・結膜炎
・咳
・腹痛
・下痢(幼児の場合に出やすい)
・嘔吐(幼児の場合に出やすい)

感染している子供の唾液や排泄をした時にちゃんと拭いていない状態でプールに入る事で他の子供に感染してしまいます。

高熱は1週間ほど続き、喉の痛みや腫れが出て来ます。
目の充血、かゆみ、痛みが出るのも特徴です。

ただ、幼児には結膜炎の症状が出ずに下痢や嘔吐が出る場合があります。

プール熱とただの夏風邪の症状にあまり違いはなく、プール熱の症状が軽く出ている時は風邪と間違いやすいです。
風邪だと思っていたらプール熱だったと言うケースもあるので、特に高熱や結膜炎が出ている時には病院を受診した方が良いです

 

アデノウイルス?潜伏期間と感染経路は?

3プール熱(咽頭結膜炎)の症状!大人も?潜伏期間と感染経路

プール熱の原因となる病原菌はアデノウイルスです。

アデノウイルスは現在、51種類の型が確認されています。
プール熱はその中の3型のアデノウイルスが原因で起きます。

アデノウイルスの潜伏期間は他のウイルスに比べると長く5日~7です。

プール熱の感染経路はプールを介して感染する事が多いですが、他にも接触感染、飛沫感染で鼻や口、喉や粘膜から入り込んで感染する事もあります。

 

大人も感染する?冬もかかる?

4プール熱(咽頭結膜炎)の症状!大人も?潜伏期間と感染経路
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プール熱は子供だけがかかる感染症ではありません。
大人でも感染する場合があります。

大人が感染するケースは子供からの感染が一番多いです。
アデノウイルスは症状が治まった後も便や唾からウイルスを排出します。
便からは1ヶ月程度、唾からは2週間程度、ウイルスが排出されます。

家族がプール熱になった時には感染しない様に注意が必要です。

プール熱は結膜炎の症状もでますので涙がついた枕にも注意が必要です。
涙がついた同じ枕を使うと感染する場合があるので枕カバーやタオルは別にしましょう。
感染を予防するためにお風呂に一緒に入るのも避けましょう

おむつが必要な幼児の場合には便からの感染を防ぐ為、手袋をしておむつを交換する等、便に触れない様にしましょう。
兄弟がいる時には感染した兄弟との接触を避けて洗濯物も別にする事でプール熱の感染を更に防ぐ事が出来ます。

プール熱は夏に流行する傾向がありますが、温水プールなど冬でもプールに入る事が出来る為、冬でもプール熱にかかる事があります。

 

プール熱にかかったとき食事は?

5プール熱(咽頭結膜炎)の症状!大人も?潜伏期間と感染経路

プール熱にかかると、高熱や喉の痛み、目の充血が出ます。
特に喉の痛みがひどく唾をのみ込むのも辛い場合が多いです。

喉が痛いと水分をあまり取らなくなり、脱水症状になるケースも多いので喉に負担がかからない飲み物を与える様にしましょう。
スポーツ飲料などは酸味が強く喉の痛みが悪化する場合があるので、酸味の少ないイオン飲料や麦茶が適しています

食事も喉が痛い為に食べられない場合もあります。
その時は無理をせずに痛みが治まって飲み込む事が出来るようになってからでも大丈夫です。
飲み込めるようになったら、プリンやゼリー、ヨーグルトなど飲み込みやすい食べ物がおすすめです。

 

プール熱にかからない予防法は?

6プール熱(咽頭結膜炎)の症状!大人も?潜伏期間と感染経路

感染力の強いプール熱にかからない様にする予防法はあるのでしょうか?

学校等ではプールを介して感染するケースがとても多いです。
プール熱を予防するには、学校ではタオルを共有しない
プールから出たらシャワーを浴びて体を洗う、うがいを必ずする事で感染を予防する事が出来ます。
また、目からも感染するのでプールを出たら、目をしっかり洗いましょう

普通の風邪と思っていたらプール熱だったと言う場合も多いので高熱や喉の痛み、結膜炎がある時には小児科への受診を。
結膜膜炎が酷い場合には眼科の受診が必要な場合もありますので、お子様の状態によって受診する病院を変えましょう。

感染力の強い感染症は手洗い、うがいで予防できますので毎日の習慣にしたいですね。

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