風邪の時にお風呂に入って大丈夫?最新の入浴方法をチェックしよう

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(最終更新日:2016年9月18日)

風邪の時にお風呂に入るなは古い話

風邪をひいた時にお風呂に入るべきか入らないべきかで迷いませんか?

私が子供の頃は「風邪の時は駄目よ!」とよく言われていましたが、その考えは昭和までのようです。

銭湯通いや、お風呂が外にあったり、隙間風のある住宅事情などの場合、お風呂に入ると湯冷めを起こし、

風邪をさらに悪化させてしまうので、「風邪の時はお風呂に入るな」と言われていたようです。

今の住宅は気密性も高くなっていますから、湯冷めしないように気をつければ、お風呂は入った方が逆に風邪には良さそうですね。

 

お風呂で温まるメリット

ではなんでお風呂に入るといいのでしょうか。

まずは汗です。

お風呂で汗を流し皮膚を清潔に保つことで、発汗作用が活発になりウイルスに対する抵抗力が上がります。

体の血行も良くなるので新陳代謝がよくなり、鼻詰まりにも効果があります。

そして体温です。

体温を平熱より一度上げることによって、体の免疫力が5倍程度アップするんです。

お風呂に入ると、入ってすぐに体温は1度ほど上昇します。

そのあと緩やかに0.2~0.3度ほど上がりますので、免疫力を上げるにはお風呂は最適なんですね。

ちなみに平熱よりも一度下げてしまうと免疫力は30%も下がってしまうそうですよ。

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(引用元:https://www.bing.com)

 

 

熱が高すぎる場合は入浴を控えて

風邪のときはお風呂に入ったほうがよさそうだ、と思っても中には入ってはいけない人もいるんです。

それは、

・熱が38.5度以上ある人

・悪寒や倦怠感のある人

・下痢や嘔吐の症状がある人

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です。

お風呂に入り、体温を上昇させるということはそれだけ体力を使います。

高熱や下痢、嘔吐の場合はすでに体力が減退しているのでお風呂に入ることによって体力がさらに落ち、

余計に風邪を悪化させてしまう可能性があります。

ですので、上記の症状のある人はお風呂には入らない方がいいといわれています。

 

 

熱いお湯は体力を消耗するので注意

それではどれくらいの湯温がいいのでしょうか。

適温は41度です。

41度だと副交感神経が活発になり、リラックス効果や腸の蠕動運動の促進、血行の促進などの効果があります。

これ以上高い温度になると交感神経が活発になり、体が緊張状態になります。

血圧があがり、アドレナリンが分泌され興奮状態になるので体は休まりません。

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(引用元:https://www.bing.com)

そして高い温度のお湯につかると、体力をつかうんですね。

お風呂はぬるめの温度でゆっくりとつかるのがいいですよ。

ただし、長風呂は体力を使いますので10分程度を目安に入浴してくださいね♪

 

 

入浴後は冷えないように早めに就寝を

昔はお風呂に入らなかった理由の最大なものが「湯冷め」です。

「湯冷め」は今でも風邪の天敵なので、とにかくお風呂から出た後に体を冷やさないようにしましょう!

湯冷めしないようにするには脱衣所を温めておくのがいいと思いますよ。

それ以外でも髪の毛を洗わない、体の水滴は丁寧に拭きとる、などを注意して行いましょう。

さて、昔はとめられた風邪の時のお風呂も今は条件が整えば入った方が体には良いのです。

が、入浴出来る、出来ないの指標となる数値はあっても実際に自分の体は自分にしかわからないので、

入る前に自分の体調をよくみてあげて下さいね♪

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