ぎっくり背中の治し方!原因と予防 病院は何科?

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みなさんは朝起きた時や急に体勢を変えた時などに背中がピキっと痛くなった経験はありませんか?
背中がつったような感じになって、姿勢が保てない…とにかく痛い!
それはまさしく「ぎっくり背中」です。

突然腰に衝撃が走る「ぎっくり腰」はよく耳にする言葉ですが、ぎっくり背中って一体何なのでしょう?
それでは、誰にでも起こり得るぎっくり背中について、詳しくお伝えしましょう。背中に激痛!ぎっくり背中の症状は?

 

背中に激痛!ぎっくり背中の症状は?

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(引用:http://www.gettyimages.co.jp/)

ぎっくり背中とは、何の前触れもなく突然背中が痛くなることを総称していいます。
ぎっくり腰と同様に重い荷物を持った時やスポーツをした時だけではなく、家事などの日々の動作からもぎっくり背中になることがあります

痛みの程度は、急に激痛が走って身動きがとれなくなる程のものから、ピキっとした痛みから始まり、徐々に痛みが増していくものまで様々です。
痛みはだいたい偏平骨から背中の中心までの広い範囲で起こります。
そのため、どこが痛いのか明確に判断しにくいのがこの病気の特徴です。

また、痛みが引くまでは2日~1週間位かかり、一度起こすと繰り返すことが多いので注意が必要です。

 

ぎっくり背中になる原因とぎっくり腰の違いは?

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(引用:http://www.gettyimages.co.jp/)

このぎっくりという言葉には「突然の不意を突かれて驚いた様子」という意味があります。
この不意をつく痛みが腰・背中にくるため「ぎっくり腰」や「ぎっくり背中」といいますが、厳密にこの2つには大きな違いがあります。

ぎっくり腰は腰椎捻挫や椎間板ヘルニアが主な原因ですが、ぎっくり背中は背中の筋肉の損傷や緊張により起こることが特徴です。

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これは、普段私たちが何気なく行ってしまう動作、例えば不自然な体勢で体を動かしたり、風邪などで咳を多くしたりすることなどがきっかけで起こります。
そして、ぎっくり背中になる人のほとんどが猫背になっています。無意識のうちに、普段の生活の中で前かがみになっているので、背中の筋肉が伸ばされてしまうのです。

 

ぎっくり背中の治し方は?湿布は効かない?

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(引用:http://www.gettyimages.co.jp/)

もし、急にぎっくり背中になってしまったら、どんな方法で治せば良いのでしょうか?
有効な治療法を見ていきましょう。

○安静にする

無理に動くとかえって痛みを広げてしまうので、自分の一番楽な体勢で安静にすることが大切です。


○冷やす

氷袋や氷のうなどで15分から20分位冷やしてください。
冷やすことで炎症を抑えられて痛みが和らいでいきます。
また、冷えピタや熱さまシートを使えば手軽にアイシングできますよ。

○深呼吸をする

深呼吸をすることで筋肉を緩めることができます。
まず、大きく深呼吸をして、空気を吸い切ったら更にそこから空気を吸って、一気に吐き出します。コツは、少しずつ体を動しながら痛みを感じる手前で深呼吸を繰り返すと、動けるようになってきます。
最終的には仰向けやうつ伏せになれるまで行います。

○応急処置方法

さらしまたはタオルを胸にぐるっと巻き、きつく締め付けます。広背筋と剥がれた背中の肋骨部分の筋肉を押し込むことによって痛さを軽減させることができます。痛みがひどい場合は、このまま病院へ行くといいですよ。

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●注意!これはやってはダメ

  1. 湿布:患部を冷やすことは効果的ですが、湿布を使ってはいけません。湿布には痛みを麻痺させる薬剤が入っているため、痛みを和げる効果はありますが、痛みの原因自体は解消されないのです。
  2. 入浴:血行がよくなると炎症が広がるため、お風呂やシャワーは控えましょう。
  3. マッサージ:靭帯や筋肉の傷を悪化させる可能性があるので、炎症が起きているときのマッサージは逆効果です。絶対に避けるようにしてください。
  4. 飲酒:アルコールは体温を上昇させる効果があります。アルコールの摂取により痛みが強くなる可能性があるため、痛みが引くまで禁酒するようにしましょう。

 

ぎっくり背中にならないための予防法は?

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(引用:http://www.gettyimages.co.jp/)

一度痛みが引いたからといって治ったと勘違いし、油断をしてはいけません。
ぎっくり背中を繰り返さないためにも、一度経験した人は再発しないよう心がけることが大切です。

まずは、運動不足の解消が必要です。適度な運動によって筋肉が固まるのを防ぐことができます。
また、運動する時は準備運動やストレッチも欠かさないようにしましょう。

重い荷物は、手で持つのではなく、足や膝を上手く使って持つようにします。
高い所の荷物を取る時は足台などを用意して、肩を使って荷物を下ろしてください。

そして何より大切なのは姿勢の改善です。姿勢が悪いとぎっくり背中になりやすくなります。
姿勢矯正ベルトのような装具を使うと効果が期待できますよ。

 

ぎっくり背中には一番辛い!寝方はどんな体制がよい?

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(引用:http://www.gettyimages.co.jp/)

ぎっくり背中になって辛いのは何といっても就寝時。
どんな体勢で寝るのがベストなのでしょうか?

寝方は自分の楽な姿勢でいいのですが、できれば背中を緩められるように、うつ伏せになって寝るのが理想的です。
うつ伏せがつらいようであれば、横向きでも大丈夫です。
ただし、背中を圧迫する仰向けは避けるようにするといいですね。

大切なのは「痛い所を上にして寝ること」「動く時は腹部に力を入れること」です。
そうすれば、寝返りを打ったり、起き上がったりする時の痛みを最小限に抑えられます。

でも実際にぎっくり背中になると、どんな姿勢でもつらいもの。
結局は色々な体勢で寝てみて、これなら寝れそうと思える寝方を模索するしかありません。

 

痛みが続くなら何科に行けばよい?

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(引用:http://www.gettyimages.co.jp/)

色々な方法を試してみたけど良くならない、痛みが長引いている、といった場合は、やっぱり病院に行った方が安全です。
でも何科を受診したらよいか迷ってしまいますよね。

病院へ行くとしたら、整形外科が良いでしょう。
背中の痛みだけでなく、胃や内臓器官に痛みがある場合は、疾患が原因になっている場合もあるので、内科を受診してください。

ただ、ぎっくり背中というのは骨に異常がある訳ではないので、受診しても特別な薬が処方されることはありません
「安静にして、痛むときは冷やしてくださいね。」などと言われるだけでしょう。

しかし、間違った処置を自分ですると、症状がかえって悪化してしまう事もあるので、適切な対処法を教えてもらえるという点では、やはり受診しておく方が安心できると思います。

ぎっくり背中に突然なると、ビックリしてしましますが、症状をよく観察して、落ち着いて適切な治療を行うようにしてくださいね。

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