朝起きると、「目ヤニ」がついていることがありますよね。
その中でも、いつも以上に目ヤニが多い時には、
戸惑ってしまいますよね。
コンタクトを使用するようになってから目ヤニが多くなった、
ということもあるようです。
そこで、今回は目ヤニが出る原因や対処方法についてご紹介します。
何で目ヤニが出るの?
(引用元 http://zatugakunoeki.com/)
目ヤニの原因は、主に2種類考えられます。
ひとつ目は、目の新陳代謝によるもの。
目の中の異物を排除するために、涙の分泌が増えるため、
目ヤニが多く出るようになります。
睡眠中などの涙の分泌量の減少も、目ヤニが増える原因です。
朝、起きた時に目ヤニが付いているのは、
普段は瞬きによって老廃物などは洗い流されていますが、
睡眠中は瞬きが減り、そのため涙の分泌も少なくなるのです。
ふたつ目は、目の炎症反応によるもの。
目の中に、細菌やウイルスなどの異物が侵入した時、
免疫反応として目ヤニが出ます。
このときの目ヤニには、細菌やウイルス、それらと闘った白血球などが含まれます。
目ヤニが大量な原因(病気)とは?
(引用元 http://www5b.biglobe.ne.jp/)
目ヤニが多くなる原因は、細菌、ウイルス、アレルギー、コンタクトなどが挙げられます。
細菌が原因の目ヤニの特徴は、粘着性があり、色が黄色や緑色をしています。
細菌に感染している場合は、細菌性結膜炎を引き起こしてしまいます。
ウイルスが原因の目ヤニの特徴は、粘着性があり、色が白色です。
ウイルスに感染している場合は、流行性結膜炎を引き起こしてしまいます。
アレルギーによる目ヤニの特徴は、粘着性はなく、サラッとしています。
この場合は、アレルギー性結膜炎を引き起こしてしまいます。
最近では、コンタクトレンズの汚れがアレルギーの原因になることが分かっています。
また、アレルギー性結膜炎が重症化してしまうと、春季カタルを発症します。
痒みや眩しさ、粘着性が強い目ヤニが出て、
春から夏にかけて症状が悪化する傾向があります。
目ヤニの正しい取り方とは?
(引用元 https://pixabay.com/)
目ヤニは、手で触らないように、綿棒やティッシュ、ガーゼで取り除くようにしましょう。
手から他人に目ヤニなどの目の炎症が感染することがあります。
手で目ヤニを触らなくても、目ヤニの処置をした際には、
しっかり手を洗いましょう。
また、結膜炎が発症されている場合には、点眼薬を使いましょう。
細菌性結膜炎には抗菌成分のサルファ剤が配合された点眼薬、
アレルギー性結膜炎には、アレルギー用点眼薬を使用すると良いです。
目ヤニの症状に長期間や生されるようであれば、
眼科の受診をおすすめします。
今できる目ヤニの対処方法は?
(引用元 https://www.pakutaso.com/)
目ヤニのほとんどの原因は、細菌やウイルスなどの目への異物混入です。
したがって、清潔な空気を保ち、
清潔でない手で目を触らないようにすることが、
目ヤニの予防に繋がります。
また、コンタクトレンズを使用されている方は、
コンタクトレンズを着用したまま寝ないようにしましょう。
実は、眼精疲労も目ヤニと関連があると言われています。
これは、目の疲れによって、涙の分泌量が増加されるためです。
そのため、疲れた目に対しては、
冷やした後に温めるなどを繰り返し、
目の周りの血行を良くしたり、
目の体操をして目の周りの筋肉の緊張を和らげましょう。
目が疲れやすい人は、眼精疲労を回復させる目薬を使用することもおすすめです。
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