喪中はがきを送る時のマナーは?
喪中はがきとは、一年以内に不幸があった場合、
喪に服するために新年の挨拶を欠くことを事前に知らせる挨拶状です。
喪中はがきは元々は宗教的な儀礼を意味合いが強かったですが、
最近では宗教的な儀礼としての意味より、
故人への愛情・感謝の気持ち、また、故人を失ったことの悲しみの表現の側面が強くなってきています。
喪中はがきのマナーですが、歴史的にはまだ新しい風習です。
一般論としての風習、また、その歴史や関連する事項などを紹介します。
最近は両親・配偶者・子・配偶者の両親(一親等)と兄弟姉妹(二親等)までは、ほとんどの方が出すようですが、一親等以外の祖父母の場合は喪中はがきを出さない方が増えてきています。
または故人と同居していた場合は出す、そうでない場合は出さないという判断も多々見受けます。
喪中はがきの判断を迷われた方は、年長者に相談しているようです。
年賀欠礼の挨拶状ですから、毎年年賀状を交換している方には基本的に出します。
最近では喪中であることを改めて報告する必要のない、
いわゆる「身内」には出さない方が多いようです。
さらに故人とまったく面識のない友人などにも、例年通り年賀状を出す方も増えてきています。
年賀状喪中の例文
喪中のため年頭のご挨拶を失礼させていただきます
かねてより病気療養中の ○ ○○が ○月に○歳にて永眠いたしました
ここに本年中に賜りましたご厚情を深謝致しますと共に
皆様に良き年が訪れますようお祈り申し上げます
平成二十七年 ○月
送ってない人から年賀状が来た時はどうすればいい?
もし喪中はがきを出していなかった相手から年賀状が届いてしまった場合は、
年賀状を送ることはできませんので、
松の内(1月7日)が明けてから「寒中見舞い」を送りましょう。
「寒中見舞い」では年賀状をいただいたお礼と、
喪中であったために年賀状が出せなかったことなどの理由を書いてください。
喪中ハガキのマナーのまとめ☆
喪中の年賀状についてはまずは喪中はがきを出す事です。
最近、全般的な流れとしては、故人との関係が深い方には出しますが、
故人と面識がない、または故人の存在を知らない方には出さない方向に、
徐々に変わってきているようです。
さらに喪中に届いた年賀状には「寒中見舞い」を出してください。
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