(最終更新:2016年5月24日)
Contents
お正月といえば、
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします」
と家族の中でも挨拶をするというのが、
日本の昔からのしきたりとなっていますよね。
年末に会った人とは「良いお年を・・」と挨拶をしてわかれて、
新年に入るとお正月の挨拶をするということになっています。
そんなお正月ですが「喪中正月」の場合は挨拶やお年玉などにはじまり、
いろいろなことに喪中ならではの常識があります。
これを知らないと恥ずかしい思いをすることにもなりますよね。
喪中正月について簡単に説明したいとおもいます。
◎喪中ってなに?
喪中というのは近親者が亡くなった場合、一定の期間死を悼み、身を慎むことをいいます。
この期間のあいだは、故人の冥福を祈り行動を慎むように心がけましょう。
お祝いごとや、派手な行動は慎みます。
また、期間というのは、近親者との続柄によって変わってきます。
明治時代の頃にはその続柄によって細かく日数が決められていましたが、
最近では父母の死亡に関しては、七七忌(四十九日)までが忌中、一周忌(一年間)までが喪中とされています。
◎喪中の人は「喪中はがき」を用意しましょう
本来ならば年賀状を出す季節となっていますが、
喪中の場合は「あけましておめでとうございます。」という挨拶を控えさせて頂くという意味合いの、
喪中はがきを出すことになっています。
こちらは年賀状と比べて色味の薄いシンプルなものが多く取り扱われています。
その年に父母が亡くなった場合には、その年末に喪中はがきを出すことになっています。
また、喪中はがきは10月下旬から12月中旬に投函するようにしましょう。
このはがきを送るタイミングが遅くなってしまうと、先方が既に年賀状を投函していることもありますので、
気をつけるようにしましょう。
また、そうなってしまった場合には年始に寒中見舞いとして出すのを忘れないように気を付けたいですね。
おめでとう。という言葉は使えないものの、
昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。
といった文章は使っても大丈夫だということになっています。
引用:http://www.symphonic-net.com/
◎お年玉は?年越しそばは?
お年玉はあげても大丈夫となっています。
子どもたちは一年に一回のこのお年玉をすごく楽しみにしているものですものね。
ただし、新年を祝う言葉「おめでとう」は使わないようにしましょう。
お小遣いとして渡すようにしたいですね。
地域によっては時期を外して渡すようにしたりと配慮するところもあるようなので、
まわりに相談することをおすすめします。
また、年越しそばは今生きている家族の健康や長寿を祈るものですから、
食べても良いということになっています。
喪中について・・
「今年は関係ない」と思っている方も、
知識としていつかのために備えておくと、慌てずに準備することができて安心ですよね。
コメントを残す