再々あることでないから、喪中はがきなどの文章は、わかりにくいもの。
わからないからと言って適当にもかけないのが喪中はがきです。
今回は、文例をまとめていますので是非使ってみてくださいね。
また喪中はがきを出す範囲はどのぐらいまで7日というのも知っておきたいですね。
喪中ハガキの文例一覧
喪中はがきを書く際に幾つかの注意点がありますので覚えておきましょう。
◆縦書き◆
◆句読点はいらない◆
◆数字は漢数字◆
◆行の先頭は空欄がいらない◆
ポイントをおさえて置くといざという時に困りません。
喪中はがきの文例としてご紹介してみましょう。
①故人を明記する場合の例文
喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮させていただきます
〇月〇日に〇〇が永眠いたしました
本年中のご芳情を厚くお礼いたしますとともに明年も変わらずご愛顧のほどお願い申し上げます
平成〇〇年〇〇月○○日
②父親・亡くなった日・なくなった年齢
喪中につき年末年始のご挨拶は失礼させていただきます
父〇〇〇〇が九月十八日に九十五で永眠いたしました
平素のご厚情に深く感謝申し上げます
これからも変わらぬお付き合いを何卒よろしくお願い申し上げます
平成〇〇年○○月○○日
差出人住所の明記
③家族のみで葬儀を行った場合のことを合わせて伝える場合
喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申しあげます
〇月に父〇〇がなくなりました
本来であれば早急にご連絡すべきところでしたが故人の意向により葬儀は家族のみで行いました
ご連絡が遅れましたことを深くお詫び申し上げます。
生前に賜りましたご厚情に関し深く感謝申し上げます。
いくつかの文例をご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。
どちらもお礼を述べたうえで、死去した人の名前が記載してあります。
また、家族葬を行う方も増えてきています。そのため喪中はがきにてお知らせするということもあります。
明記することではっきりとわかるようになっているのが特徴です。
滅多に使うことのない文面であるからこそ、定型文を覚えておくほうが便利です。
言い回しが変わってくると全く違う意味にとらえられてしまうので、注意してくださいね。
ご紹介した文面の名前のところだけ入れ替え喪中はがきの準備をされてみてもいいと思いますよ。
また、不幸ごとの場合、重ねることは避けたほうがいいとされています。
同じ意味の言葉を使うと不幸を重ねるということになり好まれません。喪中はがきだから問題はないという風に思わないようにして下さい。
また文例に合わせて喪中はがきや喪中切手などもできる限り準備をするようにしてください。
文例だけがきちんとかけていてもはがきなどが喪中はがきでなかったりするのは好ましくありません。
細やかな心遣いは必要となってきますので注意してくださいね。
喪中の文例のところで内容は縦書きが好ましいとお伝えしましたが、横書きでも特に問題にはなりません。
ただ、縦書きの方が一般的であるため、縦書きが使われます。横書きを使う場合には、少しカジュアルなイメージができてしまうために、正式にはおすすめはできません。
喪中はがきも年の瀬になってくると注文が込み合ったりもしてきます。
自分で準備をして出されるのであれば、そのあたりは問題にはなりませんが、業者に頼む場合は、早めにしておくことをお勧めします。
喪中ハガキの範囲はどこまで?
さて喪中はがきを出す範囲についてなのですが、どこまでの範囲が対象となるのかが気になりますよね。
亡くなった方との関係が近ければ近いほど関係してくるといわれています。
その範囲は2親等までが一般的です。
親等の数え方もちょっと難しくてわからないという方に合わせてご紹介しておきましょう。
【0親等】⇒故人の夫または妻
【1親等】⇒父・母・配偶者の父・配偶者の母・子供
【2親等】⇒自分の兄弟姉妹・兄弟姉妹の配偶者・祖父母・孫
配偶者側の兄弟姉妹・兄弟姉妹の配偶者・祖父母
ここまでが喪中となります。
ただ3親等以降の場合でも故人との関係が深い場合には喪に服すことはOKとされています。
一般的には、2親等までと覚えておきましょう。
3親等以降の場合は、そこまで神経質になる必要はありませんので喪中はがきの準備はいらないです。
では、喪中はがきを出す相手はどこまでになるのかという点ですが、年賀状を出す相手には、一応出しておきましょう。
もし年賀状の準備をした後に、不幸があった場合などや間に合わなかった場合などは、寒中見舞いを送る形で年賀状が出せなかったこと、喪に服していることなどを伝えておくと良いです。
というのも喪中はがき自体が、年賀状が出せないということを伝えるためのものです。
その為、受け取る側が作る前に喪中はがきを出しておくことが失礼に当たらないので忘れないようにしておきましょう。
年末年始は一年の始まりにあたります。喪中であるにもかかわらず、年賀状がきてないと相手が知れば、どうかしたのかと心配されるものです。
年に一度のやり取りの方などや状況は人それぞれ違うものですので、そのあたりのことも踏まえ、きちんと準備しておくべき時に準備をしておくと良いですね。
まとめ
喪中はがきの文例や送る範囲、喪中の範囲などをご紹介してみましたがいかがでしたでしょうか。
意外に親等というのは忘れがちなものです。でも、滅多にないことだからこそ、注意が必要な場合もあるので、気を付けておいてくださいね。
冠婚葬祭は、機会が少ないからこそその時々に覚えておく必要がありますのできちんと覚えて恥を書かないようにしてくださいね。
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