(最終更新:2016年5月24日)
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お正月といえばお母さんが年末から毎日毎日キッチンに立って、
おせち料理の準備に追われていたことを思い出します。
この季節になると、かまぼこや、お豆、お餅などで冷蔵庫のなかがいっぱいになっているというイメージがあります。
さて。新年が明けるということで、
会う人会う人に「おめでとうございます」と声をかけていくお正月ですが、
身内に不幸があった場合、「喪中」ということになりますので注意しておかなければいけないことがたくさんあります。
「こんにちは」といった普段と同じように挨拶をするように心がけましょう。
喪中と一言でいっても、挨拶やはがきの種類などいろいろな決まりがありますね。
今日はその中でも、「おせち」や「お正月飾り」について喪中の場合はどのようにするのが常識なのか、
説明していきたいとおもっています。
◎おせち料理は作っていいの??
おせち料理といえば本当にカラフルでどれも美味しそうで、何から食べようか悩んでしまいますよね。
また最近ではデパートでも年末から、おせち料理の販売予約をしているところが多くありますね。
おせち料理は歳神さまからの賜り物という意味もありますので、
豊作を願って生きている家族の安寧を祈るという意味がありますので、
直接的に喪中とは関係していません。
おせち料理ですが、喪中の場合には「おめでたい献立」は食べないということになっています。
おめでたい献立といえば、
具体的に挙げるのであれば ○紅白かまぼこ・紅白なます・・・紅白というのはおめでたさの象徴としてお祝いごと全般に使われています。
○赤い海老・・・長寿のシンボルとして使われています。
○鯛・・・めでたい。という言葉もあるようにめでたさの象徴として使われています
また、おせち料理を食べる際にも、祝い箸は使わないようにしましょう。
そして、重箱なども避けて、皿盛りにするといったような心遣いはあったほうがいいと思われます。
喪中だから完全におせち料理を作らないのではなく、
日持ちのいい献立は上手に食卓に取り入れてもいいのではないでしょうか?
◎飾りはどうしたらいいの??
お正月といえば玄関にしめ飾り、門松、鏡餅などを飾りますよね。
そのようなことは控えるようにしましょう。
また、神棚のしめ縄をかえるのはいいのか、疑問になりますよね。
これは喪中期間であっても神道という50日祭が過ぎていれば、交換しても構いません。
年末年始も50日の間にかかっている場合は、忌明けを持って取り替えるようにしましょうね。
引用:http://shopping.yahoo.co.jp/?sc_i=shp_pc_store_MHD_logo
引用:http://eastsidetokyo.jp/
喪中といっても、いろいろな決まりごとがあります。
挙げたものも、地域によって異なることもありますので、ご近所さんに確認しあうことも大切ですね。
いざとなった時にバタバタと慌てないためにも、この季節になったら喪中というのは?
という最低限のルールは頭に入れておきたいものですね。
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