揚げ物をした後の油の処理って面倒ですよね。
やはり凝固剤を入れて固めたり、吸収剤に吸わせたり
する人が多いのでしょうか?
この面倒な油の処理についてもっと手軽で良い方法が
ないものかと思い調べてみました。
Contents
油の捨て方はどんな方法がある?
<紙パックを利用する方法>
油は冷ましておきます。
牛乳やジュースの紙パックに新聞紙、キッチンペーパー
などを入れて油を入れてしみこませます。
トイレットペーパーもなかなかの吸収力があるようです。
注意点としては、自然発火しないよう水も一緒に
しみこませてるのを忘れないということです。
その後は紙パックの口をガムテープなどでしっかり
塞いで燃えるゴミとして出します。
<ポリ袋を利用する方法>
紙パックがポリ袋に変わっただけで方法は同じです。
ただし、ポリ袋を利用する場合は事前に袋に穴が
開いていないか確認しておいてください。
二重袋にすると漏れ防止になります。
油を入れた後はしっかりと口を留めて燃えるゴミ
として出します。
<凝固剤を利用する方法>
市販の油処理剤(凝固剤)を使って固めて捨てる方法です。
使い方は商品についている使用方法に基づいて処理を
してください。
固めた後の油は燃えるゴミとして出すことができます。
こちらは楽天に出品されている商品になります。
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<吸い取らせる方法>
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1個につき130mlの油を吸い取ることができます。
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油を吸い込ませた後はポリ袋などに入れて燃えるゴミとして
捨てることができます。
ただし、固めているわけではありませんのでポリ袋に入れる時は
漏れないようしっかりと綴じるようにしてください。
<片栗粉や小麦粉で固める方法>
油が熱いうちに油と同量の小麦粉または片栗粉を入れてよくかき混ぜ、
ドロドロの状態にします。
冷めたら新聞紙で包んだりポリ袋に入れたりして燃えるゴミとして
出します。
薬剤は使わないですが、ちょっともったいない気がしますね。
油の分別は?「燃えるゴミ」でいいの?
使用していないボトルのままのものは燃えるゴミとしては
出せません。
固めたり、新聞やキッチンペーパーに吸わせたりしたものは
燃えるゴミとして出すことができます。
使用期限が切れて大量に捨てたい油がある場合は、
トイレットペーパーが縦に入る容器に移して吸い取らせるという
方法をオススメします。
揚げ油の量は控えめに♪(揚げ焼きが料理上手)
揚げ物といえば専用の油鍋にたっぷりの油を沸かして具材を
沈めて揚げるというのが一番イメージがわきますよね。
ですが、この昔からの方法と違い今ではフライパンで少量の油で
揚げ物をする「揚げ焼き」も世間に浸透しているのです。
コレステロールなど、健康に気を使っている人は品質の良い油を
使っていると思うのですが、油鍋に入れるには大量に必要です。
良い油を毎回変えていては費用もかかかってしまうのでたいていの
人は使い終わったらこして再利用をしていますよね?
でも、油というものは酸化しやすい素材です。
酸化すると油の成分である不飽和脂肪酸から毒性のある
過酸化物が生成されてしまうので摂取することはさけたいところです。
その点フライパンで少量の油で揚げ焼きをすれば後の処理も
楽ですし、使うたびに捨てて新しくしても経済的負担は
それほど大きくはないでしょう。
なので、良い油での揚げ物も安心してできるのではないでしょうか。
→風呂の排水溝のつまりはおまかせ!業者泣かせの対策・予防をご紹介
廃油を再利用♪キャンドルや石鹸が作れるって本当?
私も考えてもみなかったことですが、使い終わった廃油は
キャンドルにすることができるんです。
<材料>
・廃油
・凝固剤(固めるテンプルなど)油100mlに対して6g程度
・割箸
・タコ糸かキャンドル用の芯
・キャンドルを固める容器
香りや色を付けたい人はこれらも追加で。
・好きな香りのアロマオイル
・好きな色のクレヨン(溶かしやすいよう削って使います)
<作り方>
まずは基本形のこちらの動画をご覧ください。
↓
廃油キャンドルの作り方 Produced by 環境維新隊
<作り方の補足>
・使う廃油は何回もこして不純物を取り除いてください。
・クレヨンを入れるタイミングは凝固剤を入れる時で結構です。
・アロマオイルについては50~60℃まで冷ましてから入れてください。
温度が高い時にアロマオイルを入れると気化して香りがぬけてしまいます。
廃油の再利用として、キャンドルだけではなく石鹸も作れることは
ご存知でしたでしょうか?
一般的に使われる食用油は植物油です。
ということは植物性石鹸が作れるということですね。
「手作り石鹸のもと」なる商品もあるので、これを使えば「廃油、水、
石鹸のもと」で作れます。
まとめ
廃油で石鹸を作るなんて目からうろこでした。
油の処理で困っていた人は一度試してみてはいかがでしょうか。
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