皆さんも一度は耳にしたことがあると思いますが、
スクワランオイルを使ったことがあると言う人はそんなに多くないはず。
じつはこのスクワランオイル、作用・効果共に優秀でお肌の変化や症状によって
お悩みの方には是非使ってもらいたいものなんです!
と言われても、そもそもスクワランオイルとはなに?どう使うの?
と疑問を持つ人もいるかと思います。
そこで今回は、スクワランオイルの種類や使い方についてご紹介します。
Contents
スクワランってどんな成分?
化粧品の原料ともなっているスクワランですが、成分は深海に生息するサメ(アイザメ)の肝臓やオリーブなどから採れる成分である「スクワレン」に化学的に水素を加えて酸化しにくい状態にしたものをいいます。
そしてその「スクワレン」や「スクワラン」は私たちの体内でも作られています。
皮膚細胞内で成長するスクワレンは、一部が皮脂膜の成分ともなりその約25%のスクワレンが汗などの成分によって水素添加され、自然にスクワランとなり空気中の菌や汚れからお肌を守る働きをします。
このように「スクワレン」「スクワラン」は私達のお肌の潤いの成分なのです。
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スクワランの種類は?動物性?植物性?
スクワランは、動物由来と植物由来のものがありますが、
成分にはあまり大きな違いはありません。
動物性は先ほど紹介したように主に深海に生息するアイザメの肝油を原料としており、植物性のものは、オリーブやアボカド、大豆、米ぬかなどを原料としています。
スクワレンの含有量は植物性に比べ動物性のものに断然多く含まれていることが判っています。
と言うのも、アイザメの肝臓は身体の25%もの大きさがあり、更にその70%以上がスクワレン(肝油)であるのに対し、植物性のスクワレンは0.1%~1%程度と含有量が非常に少ないのです。
ただ、植物性については最近注目されてきており、
抽出技術の向上を図っている段階です。
無色透明?手触りは?添加物は入っていない?
スクワランの特徴として、「無色透明の無添加」が上げられます。
添加物や化学物質を配合せず天然そのままの保湿剤と言ったイメージです。
また触感として、植物性はサラッとしていて動物性は若干粘性があります。
しかし、べたつくほどではありません。
スクワランは皮膚への親和性が高い?
スクワランは、人の体内でも作られている成分ですので、アレルギーや肌トラブルは殆どおきません。
小さなお子さんにも安心して使えるものと言われています。
実は昔から漢方としても使われており、近年ではアトピー性皮膚炎などの治療にも取り入れられています。
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スクワランは酸化しにくい成分?
冒頭でも説明している通り、スクワランとは、「スクワレン」に化学的に水素を加えて酸化しにくい状態にしたものです。
スクワレンそのものはとても酸化しやすいのですが、水素を加えることで酸化しにくい成分に変化させています。
酸化はお肌の天敵ですが、スクワランは酸化しにくくお肌トラブルを解決する理想的なものと言えます。
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