都会住まいであればほとんどかかわることのない
除草剤ですが、田舎住まいの人やお墓詣りを
定期的にしている人なら使っていらっしゃる人も
多いのではないでしょうか。
しかし使っている人の中には「除草剤を巻いたのに
草が生えていた」という経験をした人も
いらっしゃるかと思います。
除草剤は正しい使い方をしなければ効果が得られず
ムダになってしまう薬です。
今回は除草剤の種類や使い方について詳しくご紹介
していきたいと思います。
Contents
除草剤の分類♪どんな種類があるの?
除草剤には
・パラコート系除草剤
・土壌表面処理系除草剤
・選択制除草剤
・アミノ酸系除草剤
この4つに分類されます。
■パラコート系
主に農業で使われる除草剤で即効性があり一晩で溶けるように草が枯れます。
除草剤の中でも最も毒性が強い為取扱いに注意が必要です。
■土壌表面処理系除草剤
草が生える前の土壌に撒くことを前提としている除草剤です。
畑などにあらかじめ撒いておくことにより、雑草が生えるのを防ぐことができます。
■選択制除草剤
稲や芝に主に使われる除草剤です。
特定の植物にしか作用しない為、除草したい草がどういった植物にあたるのか事前に
確認が必要です。
育てたい植物以外の雑草処理に適しています。
■アミノ酸系除草剤
毒性が低く、環境にやさしいとされている除草剤です。
根まで枯らしてしまうため、長期間雑草に悩まされない畑を保つことができます。
このタイプの除草剤は年に2回の散布が一般的です。
また、作用による分類もできます。
■接触型
除草剤に接触した部分の植物組織だけを除去します。
■吸収移行型
葉、茎から植物全体に薬液が周るタイプの除草剤です。
■土壌処理型
土壌に撒いて根から吸収するタイプの除草剤で雑草の発芽を妨げます。
散布する広さや植物によって適した除草剤は変わってきますので、
しっかり確認したうえで使用するようにしましょう。
初心者におすすめの除草剤とは?
除草剤には『粒剤タイプ』と『液剤タイプ』があり、
効果や範囲によって使い分けが必要です。
<粒剤>
・効果を長期間維持したい
・駐車場などの広い範囲を除草したい
・ススキなどの多年草を除草したい
・雑草が生える前の予防として使いたい
粒剤タイプで人気のある商品はこちら。
通販でも手軽に購入でき、初心者でも使いやすいタイプです。
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<液剤>
・早く雑草を処理したい
・庭の木の根元などに使いたい
・散布したあとに植物を植えたい
・子供やペットが遊ぶところに使いたい
液剤タイプのオススメはこちら。
ラウンドアップマックスロード
薄めずシャワータイプになっておりそのまま使うことができます。
ラウンドアップマックスロード 5L
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除草剤を使う時間と天候は?
<粒剤タイプ>
時間と天候はそれほど気にすることはありません。
雨に濡れても溶けて浸透しやすくなるだけです。
ただ、大雨や強風の天候になると除草したくない
範囲にまで飛び散ったり広がったりする恐れが
ある為、このような悪天候の場合は避けるほうが
賢明でしょう。
<液剤タイプ>
陽の高い時間帯だと撒いても蒸発しやすいので効果が
表れにくいことがあります。
より液体状態をキープしようと思ったら、陽が落ちた
夕方くらいに撒くほうがいいでしょう。
天候については、雨上がりがオススメです。
草や土に残った水分により撒いた液がよく広がり、
土への浸透力が高まり効果が出やすいのです。
商品によっては「水を撒いてから…」と注意書きが
書いていたりもします。
反対に撒いた後に雨が降ったとなると、せっかく
撒いた薬液が流れ落ちてしまうので効果は期待できません。
除草剤を使ったところで家庭菜園は可能?
除草剤は『農耕地用』と『非農耕地用』がありますので、
家庭菜園をしたいのであれば『農耕地用』を選んでください。
農耕地用の除草剤は液体タイプが主流で、「土壌中で不活性」
という但し書きがされていたりもするので確認する際の
目安になるかと思います。
天然成分生まれの除草剤 【パコマチャンネル】
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まとめ
毎年主人の実家の土地は草がボウボウになり処理が
大変でしたが、去年ためしに液剤タイプの除草剤を
散布してみたところ、かなり効果を発揮しており草を
かきわけて歩く必要がないくらいになっていました。
天候は液剤タイプを撒くのに適した条件ではなかったので、
天気予報をチェックしてもっと最適な時に撒いておけば
効果はあがったんでしょうね。
除草剤を使ったことがないという人、オススメですので
ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
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