(最終更新日:2017年2月17日)
春の味覚ですね、たけのこ。
旬の食材を調理で楽しめるのも、自炊の良い所です。
しかも、旬の食材を積極的に取り入れることで、
食費はおのずと安くなっていきます。
今回はたけのこを、自宅で美味しく食べる方法をお伝えします!
たけのこの旬とは?栄養は?
たけのこの旬は、春先のごく短い期間です。
食用として一般的なたけのこ・モウソウチクなら3月から4月の間。
この時期に収穫されたたけのこが、
水煮などに加工されて1年中食べられています。
新鮮な生のたけのこが手に入るのは、この時期だけですよ(^-^)/!
栄養は、豊富な食物繊維の他、植物性タンパク質やカリウム、
ビタミン類を多く含みます。
食物繊維&タンパク質とその食べごたえから、
ダイエットにもよさそうですね!
食べ方も煮物や揚げ物からたけのこご飯まで、
色々な料理法で楽しめます(*^ヮ^*)
さらに、手に入れるのは大変難しいですが、掘りたてのたけのこはアクが少なく、
生や軽く茹でるだけで食べられるそうです。
ただし、アクは収穫して時間が経つほど増えていくので、
自宅に山がある人じゃないと、難しそうですが……
下処理が簡単にできる方法とは?ゆで方は?
そうです、たけのこは特徴として「アクが多い」野菜なのです(^ω^;)
山菜のほとんどが、水に一晩漬ければアク抜きができるのに対して、
たけのこのアク抜きには、アクを作る酵素を無力化するための、
加熱が必要不可欠になります!
また、たけのこのアクはアルカリ性の水で煮ることで抜けやすくなります。
そのために、家庭では米のとぎ汁などを使うんです!
こうした生のたけのこの下処理をする場合には、以下のような手順で行います。
1.皮付きのたけのこは、泥や一番外側の皮だけを除き、皮ごと煮ます。
たけのこの先端を斜めに落としてから、縦半分くらいまで切り込みを入れ、
火の通りをよくします。
2.大きな鍋を用意し、米のとぎ汁もしくは米ぬかを1カップほど入れた水を、
たけのこが完全に浸かるくらい入れます。
3.えぐみを感じにくくするため、鷹の爪を1~2本入れます。
(辛みはあまりつきません)
4.必ず水の状態から火にかけ、沸騰してきたら弱火で1時間ほど茹でます。
5.根元部分に竹串を刺して、すっと通るようになったら火を止めます。
そのまま、自然に冷まします。
6.皮を剥いたら、下処理完了。調理できる状態です!
どうでしょうか?
時間はかかりますが、意外と簡単ではないでしょうかd(o^v^o)b
アク抜きについては動画でも、紹介しておきますね!
たけのこの冷蔵方法!
茹でたたけのこをすぐに食べない場合は、水に浸してから冷蔵保存します。
1日1回水を交換すれば、5日から1週間は保存できます。
しかし水煮のたけのこは、そのままではあまり保存ができません。
なので、できれば調理する分だけ、下茹でするようにしましょう(´∀`)ノ
皮付きの状態でも保存はできますが、冷蔵庫でも3~5日です。
しかも、前述したように時間の経過とともに、
たけのこのアクは強くなりますので、
買ってきたらすぐ茹でる! 食べる! が一番良いかと思います。
たけのこは冷凍できる?
どうしても長期間保存したい場合は、冷凍保存もできます。
アク抜きしたたけのこを細かく切って、
フリーザーバッグ等で冷凍しましょう。
ただしどうしても、内部の水分が凍る際に細胞を壊すため、
冷凍後は食感が悪くなってしまいます……
もし冷凍たけのこを調理する場合、炒め物や、
たけのこご飯が向いているでしょう(*´∀`)
賞味期限は?
もっとも保存期間が長いはずの冷凍でも、たけのこの保存は1カ月が限度です。
(食感の他にも、風味が抜けることも考えると、です)
そのため、やはりたけのこは「旬の味覚」。
今この時期にだけ新鮮な物が食べられる、特別な食材なのかもしれません。
要するに「期間限定」! ……ドキドキする響きですね(≧▽≦)!
丸ごとのたけのこは、タイミングによっては驚くほど安く買うことができます。
旬の内に一度は、ご家庭で春の味を堪能してみませんか?
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