リンゴ病の症状は?原因と感染経路は?

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子供のほっぺが真っ赤になる『リンゴ病』

派手な見た目の症状とは対照的に、熱が出なかったり・・・。
子供は意外と元気だったりします。
そういう時は幼稚園や保育園は休むべき?治療法は?

今回は子供の『リンゴ病』についてまとめてみたいと思います(^-^)

 

リンゴ病の症状と原因は?

リンゴ病は俗称で正しくは『伝染性紅斑(でんせんせいこうはん)』と呼ばれます。
ヒトパルボウイルスB19というウイルスによる感染です。
感染経路は風邪やインフルエンザと同じように、咳やくしゃみによる飛沫感染となります。
発病すると頬がリンゴのように真っ赤になることから“リンゴ病”と呼ばれます。

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子供に多いリンゴ病の症状は、特徴的な頬の赤さの他に

○軽い発熱・筋肉痛・倦怠感(発疹が出る1週間~10日前)
○発疹(頬・肩から腕・太もも)
○発疹がまだらなレース編みのような模様に変化

※通常、発疹は7日間ほどで消えて行きますが、一度消えた発疹が日光を浴びたり、運動をすることによって再び現れる場合があります。

 

間違った知識!感染は症状が出る前?

リンゴ病は“頬が真っ赤になる”というわかりやすい特徴があるため、発疹が出ると「周りにうつしちゃう(>_<)と思いがちですが、実はそうではないんです。

・感染してから頬の発疹の症状が出るまで(潜伏期間)は420日程度
・発熱・筋肉痛・倦怠感などの風邪のような症状が現れるまでに710日程度
・感染力が強いのは風邪のような症状が現れてから発疹が出るまで

紅斑
(引用 http://useful-method.com/

つまり、発疹が現れる前が最も感染力が強く、頬が赤くなった時には感染力はほとんどないのです。

感染しても、初期は軽い風邪の症状と同じで、発疹が出て初めてりんご病だったと分かるため、気がつかないうちに感染を広げてしまうのが流行を大きくする要因でもあります。

仕方がないがないことなのですが(>_<)

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リンゴ病の治療!食事や入浴は?

子供のリンゴ病には特別な治療は必要ありません。
高熱が続くことも少ないので、消化の良い食事を与えて、風邪のような全身症状があるときはゆっくり休養します。
熱が高くない場合は入浴も可能です。

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(引用 http://shufu-arekore.com/

しかし、以下のような場合は病院で受診が必要なこともあります。

◆発疹の選別が必要な場合(リンゴ病以外の病気の可能性がある場合)
◆高熱が出た場合/375分程度の熱でも3日以上続く場合
◆かゆみが強い場合
◆食事が取れない、元気がなくなってきた場合

登園はいつから?

リンゴ病と診断された後(発疹が出た後)は感染力はありませんので、熱やだるさが無いようであれば当園可能です。
学校保険法でも出席停止の感染症には規定されていません。

しかし、赤みが強い場合は、周りの目もあるので休ませる方が良い場合もあります。

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また、すでに我が子に感染力はありませんが幼稚園・保育園で隠れ感染者が増えている可能性があります。
リンゴ病と診断を受けたことは先生に報告すると良いです。

子供の感染が重篤になることはほとんどありませんが、大人のリンゴ病感染や妊婦さんへの感染には注意が必要です。
園の方から妊娠中の保護者や職員への注意喚起につながりますので(^-^)

 

 

2016年は流行の年?

なんと今年はリンゴ病の当たり年になりそう!
というのも、リンゴ病は5年周期で流行がやってくる(発生数が増加する)んだそうです。
前回の大流行が2011年だったので、もしかしたら今年2016年は流行ってしまうかもしれません。

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いざとなった時に慌てないように、リンゴ病の知識をしっかり持っておくと安心です(´∀)

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