あさりと言えば、食卓におなじみの貝ですよね。
ぷりっとした身はもちろん、加熱した時に出る出汁の「うまみ」は
いつもの味噌汁からご馳走アクアパッツァまで、幅広く活躍してくれます。
そんなあさりを上手に保存する、ちょっとしたコツをお教えしますね!
Contents
勘違いしやすいあさりの温度!常温保存がいい?
まず、スーパーなどで買ってきたあさりのほとんどは「生きて」います。
そして、死んだあさりはとても腐りやすくなりますので、
できるだけ生かした状態で、保存したいものです(*・∀-)b
さらに、あさりを食べるには「砂抜き」という工程があります。
生きているあさりは当然、水中で呼吸をしています。
本来浅瀬の砂地で生活しているあさりは、
呼吸の際に多くの砂を吸い込んでしまいます。
その砂を吐き出させるのが、砂抜きの目的です(・v・)ノ
あさりを、なるだけ生きがいい状態で保存しつつ砂抜きをするには、
「きれいな水の中に、あさりが活動しやすい温度で置いておく」
ことが必要です。
あさりにとって、活動しやすい温度は20℃ほどです。
なので、できれば常温。夏の暑い日は冷暗所などに置いてあげて、
十分に呼吸をさせることが、上手な砂抜きと保存のコツですよ!
冷蔵保存のおすすめ方法は?
上では「あさりの活動しやすい温度」についてお話ししましたが、
実は、あさりが活動する=体力を消耗する=身が痩せる!
ということです(´ε`;)
つまり、あまり疲れさせる前に食べてしまいたい(笑)!
砂抜き後すぐに調理が理想なのですが、
無理ならば冷蔵庫に入れて保存しましょう。
3~4%程度の濃度の塩水に入れておけば、数日は生きています。
水を吐くので、布巾やラップをかけるといいかも……( ̄ー ̄)/
ですが、美味しく食べるならやはり1日・2日が限度です。
それ以上の期間保管するなら、別の保存方法を考えましょう!
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潮干狩りであさりが大量!冷凍できるってホント?解凍方法は?
ところで、潮干狩りは春から夏にかけてのレジャーとして知られていますが、
その中でも3月中旬から5月にかけては、丁度あさりの旬(産卵期前)と重なり、
楽しみながら、美味しいあさりを沢山とることができるんですよo(*^▽^*)o~♪
※潮干狩りの場所によって、持ち帰れる量に違いあるので注意しましょう!
しかし、鮮度が命のあさりを腐らせずに食べきるには、
なんとかうまく保存しなくてはいけません……!
そこで、おすすめなのが冷凍保存です!
砂抜きをしたあさりは、丸ごと冷凍することができます。
加熱すれば、ちゃんと殻も開きますよ!
解凍方法は、凍ったままのあさりを直接鍋などに入れればOKです。
逆に一旦常温に置くなどして溶かしてしまうと、
殻がきれいに開かなくなってしまうので、気を付けましょうね(;´∀`)
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砂抜きは冷蔵庫?NGなやり方は?
さて、最後にあさりに必須の「砂抜き」について、少々注意点を(*´Д`)
あさりの砂抜きは、呼吸と同時に体内の砂を吐かせることです。
ですので、砂をしっかり吐いてもらうには、
あさりに沢山呼吸をしてもらわなければいけません!
つまり「あさりの活動しやすい温度」よりも寒い場所。
……例えば冷蔵庫などでは、あまり砂を吐いてくれないのです(>ェ<;
「冷蔵保存も冷凍保存も、常温(20℃くらい)で砂抜きしてから」
これを心に刻んでおけば、あさりの保存はマスターしたも同然(^ω^)
美味しいあさりを、いつでも食卓に上らせることができるのです!
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