確定申告の医療費控除はいくら戻る?

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(最終更新日:2016年10月6日)

年間10万円を超える医療費を支払った場合、確定申告で医療費控除をするとお金が返ってきます。

でも、「医療費控除でいくら戻る?」という疑問って、ありますよね。

今回は、医療費控除の対象になるもの・対象にならないものを調べました。

さらに、医療費控除で返ってくる金額を計算する方法を紹介します。

 

医療費控除とは?

 

医療費控除とは医療費が多くかかった年に、その医療費の負担を軽くするために、かかった医療費の一部を税金から控除することです。

確定申告 いくら?4
(引用:http://shibuya-ortho.com/)

対象となる期間は、その年の1月1日から12月31日までの間です。その期間に、実際に支払った金額が医療費控除の対象となります。

 

医療費控除で対象となるものは?

 

■医療費控除の対象になるもの
・入院・通院・治療・検査にかかった費用
・出産にかかった費用
・歯科の治療費
・医師による処方箋のある薬代・市販の医薬品
・通院のための交通費(公共交通機関のみ)

医療費控除の対象となるものは、治療にかかった費用です。

領収書は、必ず保管しておきましょう。

確定申告いくら

(引用:http://moacrie.com/p/date/2008/12)

■医療費控除の対象にならないもの
・診断書代
・予防注射の費用
・医師の指示ではない差額ベッド代
・美容整形の費用
・疲労回復・健康増進
・病気予防などのために購入した医薬品
・通院のための自家用車のガソリン代・駐車代

医療費控除の対象とならないものは、美容・健康の予防のための費用です。

 

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ただし、医師が治療に必要と認めたものは、医療費控除が認められることがあります。

 

意外に知らない?過去○○年前でもOK?

意外に知らないことですが、医療費控除は、申告をし忘れていても、過去5年間はOKです。

確定申告 いくら?6
(引用:https://biz.moneyforward.com/tax_return)

5年前までは、遡って申告することができます。

 

計算してみよう!

医療費控除額の計算方法の説明です。

確定申告 いくら?3
(引用:http://genjitutojinseinokarakuri.biz/index.html)

医療費控除額=「医療費控除の対象になる医療費」

-「保険金等で補てんされた金額」

-「10万円」(総所得200万円未満の人は総所得金額等×5%)

です。

その年にかった家族全員分の医療費が、そのまま医療費控除額になるわけではありません。

「保険金等で補てんされた金額」というものを、医療費から差し引かなくてはいけません。

 

■保険金等で補てんされるもの
 ・出産育児一時金(出産手当金は引かなくてOK)
・高額療養費
・生命保険・損害保険の支払い保険金
・医療費の補てんを目的としてもらう損害賠償金

 

医療費控除で戻るお金を「還付金」といいます。

自分の医療費や所得などを当てはめて、具体的に計算してみましょう。

確定申告 いくら?

 

確定申告 いくら?1
(引用:https://nurseful.jp/career/article/)

 

まとめ

 

医療費控除は、確定申告をしなければ還付を受けることができません。

調べてみると、医療費控除の対象となるものがたくさんあります。

確定申告 いくら?7
(引用:http://ブロック解除体験.pw/)

その年によって、医療費は変わります。

例えば、家族がたくさんいる人は、1年間の医療費控除の該当する金額が多くなります。ケガをしたり、入院したりすることは、仕方ないことです。

税金や社会保障制度の給付を受けるためには、自分で行動しなければならないものがたくさんあります。

国の制度を利用して、もらえるお金はもらっておきましょう。

 

いかがでしたか?

確定申告の医療費控除の対象になるものが思っていた以上にありませんでしたか?

今まで、面倒臭いからと確定申告をしていなかった人もいるでしょう。

今年度の医療費控除が対象になる人は、確定申告で医療費控除をしましょう。

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