(最終更新:2016年5月23日)
金沢カレーはいつからできたの?
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金沢といえば、海鮮、加賀友禅、和菓子、伝統工芸… 日本の心、和のかおりが漂う城下町のイメージですよね。
でも、今回ご紹介するのは、なんと金沢のカレー、金沢カレーです。
「金沢カレー」を代表するお店は、創業30年以上の歴史あるところが多いのですが、
「金沢カレー」の呼び方が生まれたのはつい最近のことのようです。
では、この「金沢カレー」とはいったいどんなものなのか、迫っていきましょう。
気になるカレーの中身!
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「金沢カレー」の特徴は以下のとおりです。
・カレールーが濃いめでドロッとしている。 うんうん、日本のカレーの特徴ですよね。中には、ものすごく黒っぽいものもあるそうです。
・付け合わせにキャベツの千切りがのっている。 えっ、福神漬けやラッキョウではなく、キャベツ!? まるでサラダプレートのようですね。
・カレールーの上にカツをのせ、その上にはソースまでかかっている。 カツカレーというと、カレーがかかったカツをご飯と一緒に食べるのが醍醐味ですよね。
でも、あれれ?金沢カレーにはソースがかかっているんですね。
つまり、付け合わせのキャベツは、トンカツの付け合わせという理解でいいのでしょうか?
・ルーを全体にかけて、白いライスが見えないように盛り付ける。
はい。写生大会のときによく学校の先生にいわれましたね。
「画用紙の白い部分を残さないように、全部塗ってねー」 あれと同じってことですね。
ドロッとしたカレーをふんだんにかけて、 白いご飯の味よりも、カレー自体を楽しんでねってこと?
お皿にも特徴あり!
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金沢カレーの特徴は、中身だけではありません。
お皿にも金沢カレーの特徴があるんです。
・金沢カレーは、ステンレスの皿にのっている。 ステンレスのお皿、わかりますか。
昔の給食で使った、銀色のあのお皿です。
ライスとカレーがわかれていて、ステンレスの容器からカレーを注ぐ、 それならわかります。
でも、まるで昔の給食を思い出させるあのステンレスのお皿に たっぷりカレーがかかってトンカツがのっていたら なんだかとてもボリューミーで親しみを感じてしまいますね。
元祖金沢カレーはここ!
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元祖金沢カレーを名乗っているのは、このお店。
「カレーのチャンピオン」。
昭和36年「洋食のタナカ」としての創業以来、 独自のカレーソースの味を守っていることを売りにしています。
スパイシーでコクと深みのある味わいは あとを引くうまみとなって長年地域の人たちから愛されるだけでなく 店舗の全国展開、ネット通販へと発展しています。
火付け役はここ!
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金沢カレーの火付け役を名乗っているのは、ゴリラがトレードマークの「ゴーゴーカレー」。
なんと、石川県出身の松井秀喜氏をモチーフにしたのがこのゴリラなんだとか。
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定番メニューは、ロースカツ、チキンカツ、エビフライ、ウィンナー、ゆで玉子、キャベツをすべてトッピングした「メジャーカレー」。
なんだかごちゃごちゃといろんなものがのっていますが、 迷ったときはこれにすれば完璧ですね。
みんなが大好きなカレー。
そのカレーを地域の庶民的な食べ物として長年愛してきた課程が感じられる 「金沢カレー」のお話でした。
金沢の海鮮を堪能したら、締めはカレーを、いかがでしょう!
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