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田んぼが一面に黄色に染まってきて
刈り取られるところが出てくると
「そろそろ新米が店頭に並ぶな~」なんて思いますよね。
そこでふと思うのが、収穫してからいつ頃までを新米と呼ぶんだろう?
ということです。
今回は新米の時期と美味しく新米を食べる為の上手な炊き方を調べてみました。
新米とは?いつの時期が新米なの?
収穫仕立てを新米と呼ぶのはもちろんのことなのですが、
細長い日本列島では一番収穫の早い沖縄の7月初旬という時期からどんどん北上していきます。
銘柄でも多少収穫時期のバラつきがでます。
JAS法の品質表示基準によれば、
生産された年の年末までに精米・梱包されたお米に限り『新米』
として販売してもよい定めとなっています。
年が明けても『新米』と表示されているお米が店頭に並んでいることがありますが、
年末までに梱包されていれば基準通りということで、
だいたい春頃までは販売されているのが通常といえるでしょう。
新米の美味しさの魅力は?
新米を炊き上げ蓋を開けた時に立ち上がる甘い香りは新米の特徴といえるでしょう。
他にも白さが際立ちツヤツヤ、柔らかくて粘りがあるというのも新米の魅力です。
水分も古米に比べて多いので水加減はやや少なめに炊くほうがいいでしょうね。
古米の特徴は先にご紹介した新米の反対ということになります。
- 炊いたご飯は硬めで粘り気が少ない
- 古米独特の香りがする(新米の甘い香りはない)
- 水分が少ない(炊き上がりは新米に比べて2倍ほど膨れる)
美味しい新米の見分け方とは?
美味しいお米を買うには店頭に並んでいる状態で見極めをしなければなりませんよね。
では、精米したお米、玄米それぞれについて見極めのポイントをご紹介したいと思います。
<精米した新米>
- 粒の大きさが揃っている
- ひび割れや欠けた米が混ざっていない
- 透き通った米の中に白い米が多くまざっていない
米がひび割れたり欠けたりするのは乾燥して劣化している証拠です。
白い米は成長の途中で発育不良になった証拠です。
ですのでこれらの米が混ざっていないものを選ぶと美味しい新米を食べられます。
<玄米の新米>
- 普通の大きさで緑の粒が混ざっている
- 粒の大きさが揃っている
稲穂は穂先から黄色になりはじめ順番根元に向かって順番に熟していきます。
稲穂全部が熟してしまってから刈り取れば米全体が熟しすぎで割れる米や変色した米が増え味が落ちてしまいます。
一番良い時期、9割ほどが黄色くなった頃に収穫した米は未成熟の緑の粒が混ざっていますのでこれが混ざっていない米は熟しすぎで美味しくないということになります。
新米の上手な研ぎ方、水加減、炊き方とは?
いい新米を購入できれば次は最高の水加減で美味しく炊きたいですよね。
では研ぎ方からを動画でご紹介したいと思います。
↓
家庭でのおいしいご飯の炊き方
新米の場合は水分を吸収しやすく柔らかめになる傾向にありますので、
3合のお米に対しては水は『3』ではなく『2.8』程度にするほうがいいかもしれません。
水を入れたら30分程度お米を水に浸す時間をつくってから炊くと芯のないご飯が炊きあがります。
我が家は夫婦ともに硬めのご飯が好きなので浸さず炊いていますが…。
新米の保存方法とは?
一般のご家庭で新米を美味しい状態で保存するのに
一番適した場所は冷蔵庫の野菜室です。
- 低温
- 湿度が低い
- 日の当たらない場所
これらが保存するのに必要な条件なのです。
ですが、野菜室には野菜を保管しなければならないので
お米で占領してしまうわけにはいきませんよね。
ペットボトルに移し替えると
場所もとりにくいですし隙間も利用できてオススメです。
うちの田舎ではガレージに米専用の冷蔵庫なんて置いているのですが、
場所などに余裕があれば米専用冷蔵庫を用意すれば多めのお米でも保存できるかもしれませんね。
まとめ
この記事を読んで
「今年の新米は美味しく食べられた!」
と実感していただけると嬉しいです。
上手に保管して是非長く美味しいご飯をお召し上がりください。
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