自律神経という言葉を聞いたことがありますか?
人間が生きていく上で、絶対に欠かせない働きをする神経です。
この自律神経が乱れるって知っていましたか?
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不規則な生活・ストレスがある人は自律神経が乱れているかも?
自律神経とまとめて言われることが多いですが、自律神経には二種類あります。
交感神経と副交感神経の二種類です。
この二種類の神経が、大体12時間おきに順番に優位に立つことで、人間の体は生命活動を維持しています。
(引用元:http://nagaredou.com/)
簡単に話すと、交感神経が興奮や活動、緊張を司るのに対し、副交感神経はリラックス、休息を司ります。
さて、この自律神経と不規則な生活やストレスはどのようにかかわってくるのでしょうか?
人間の生活は太古の昔から太陽と共にありました。
太陽が昇ると、起床し、活動を始める。
太陽が沈むと、就寝し、休息をとる。
ところが現代人は、夜更かしや、夜食、夜勤・残業など、副交感神経が活発になり、休息しなくてはいけない時間帯に活動をしていることが多々あります。
また、ストレスを感じているときは、体が無意識に緊張をしているのを感じると思います。
やはり、このような時にも交感神経が優位に立っている状態にあります。
(引用元:http://www.rakura.net/)
自律神経というのは、交互に交感神経と副交感神経が優位に立つことでバランスが取れているのに、交感神経ばかりが優位にたつ状況が続くと、自律神経が乱れてしまいます。
自律神経が乱れると現れる症状とは
自律神経の乱れ、と言いますが、それに伴い発症する症状は多岐にわたり、また個人差がとても大きいです。
一般的に頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、下痢、便秘、不眠、動悸、発汗などがありますが、これ以外にも、なんとなくやる気にならない、なんとなく不調を感じる、などという大まかで、本人にもとらえどころのない体調不良も当てはまります。
(引用元:http://www.ne.jp/)
自律神経は体でどのような働きをしているの
人間の体において、神経は大きく二つに分けられます。
体性神経と自律神経です。
体性神経とは、自分の意識で体を動かす神経です。
足を上げる、手を動かす、などがそれに当たります。
それに対して自律神経とは、自分の意思には関係なく体を動かす神経になります。
例えば、心臓などの内臓の動きや、発汗などがそうです。
これは言葉で書くよりも、一覧を見た方が分かり易いと思います。
(引用元:http://気になる情報局.com/)
自律神経が乱れていないか簡単セルフチェック!
自律神経が乱れやすい人の特徴があります。
アレルギー体質・虚弱体質の人、自家中毒を起こしやすい人、めまいを感じる人、冷え性の人、生理不順の人。
内向的で我慢強い人、生真面目な人、などが自律神経を乱しやすくなります。
前者は体質的に自律神経を乱しやすく、後者はストレスを抱え込んで自律神経を乱しやすいといえます。
では、自分自身が自律神経を乱しているかどうか、というのはどうやって判断したらよいのでしょうか?
症状は前述した通り、多種多様で、無自覚の場合もあります。
ですので、こちらのセルフチェックリストで確認してみてください。
1.めまいや耳鳴りのするときが多い。または立ちくらみをよく起こす。
2.胸が締め付けられる感じがする。または胸(心)がザワザワする感じが時々ある。
3.心臓がいきなり早くなったり、脈拍が飛ぶようなことがある。
4.息苦しくなるときがある。
5.夏でも手足が冷えるときがある。
6.胃の調子が悪いときが多い。(お腹がすかない・胸やけ・ボウマン感・胃が重いなど)
7.よく下痢や便秘をする。または便秘と下痢を繰り返す。
8.肩こりや腰痛がなかなか治らない。
9.手足がダルイ時が多い。
10.顔だけ汗をかく。または手足だけ汗をかく。
11.朝、起きる時に疲労を感じる。
12.気候の変化に弱い。
13.やけにまぶしく感じる時がある。
14.寝ても寝ても寝たりない!
15.夢をよく見る。(怖い夢や戦うような夢を見る。うなされる。金縛りになる場合は特に注意)
16.風邪でもないのに咳がよく出る。(特に首を触った時や、冷たい空気を吸った時など)
17・飲み込みづらい時がある。ノドに違和感がある。ロレツが回らない時がある。
(参考HP:http://www.jiritunavi.com/)
(引用元:http://www.jiritunavi.com/)
自律神経の乱れを治したい!対処法は?
自律神経を整えるには、生活習慣を見直すことが大切です。
夜にしっかりと睡眠をとる。
バランスの良い食事をする。
朝日を浴びる。
適度な運動をする。
これらはすべて自律神経を整えることに繋がります。
また、ストレスを溜めないように、自分に適したリラックス方法を見つけておくことも大切です。
なかなか気持ちの切り替えが付かず、体の不調や不安感が長く続いている場合は心療内科や神経科などの専門医を受診する事をお勧めします。
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