手足口病は大人も感染？症状別対処法かゆい・喉の痛み

子供がかかることで有名な手足口病。
子供の病気だと侮っていませんか？

子供だけではない？感染する経路と原因は？

（引用：http://www.irasutoya.com/）

手足口病の患者は、ほとんどが子供であり、
特に5歳未満の子供の割合が80%を占めています。
しかし、免疫力が低下してしまっていると、まれに大人も感染してしまいます。

手足口病は、「エンテロウイルス」と「コクサッキーウイルス」が原因と言われていますが、それぞれのウイルスに複数の種類があるため何度もかかってしまう可能性があり、注意が必要です。

感染経路は、主に3つです。

・飛沫感染
咳やくしゃみなどで飛び散る飛沫に含まれる病原体が、口や鼻などの粘膜に直接触れて感染する。

・接触感染
病原体の付着した物品に接触して感染する。

・糞口感染
便の中に排出された病原体が、手指を介して経口摂取され感染する。

飛沫感染や接触感染は感染経路としても良く知られていますが、糞口感染は大人ならではの感染経路かもしれません。例えば、患者にオムツをしている子供がいる場合、

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オムツ替えの際にはゴム手袋を着用する、オムツ替えのあとは手指を消毒するなどの対策をとることが重要です。

大人が手足口病に感染したときの症状は？

（引用：http://www.irasutoya.com/）

2mmほどの水泡や発疹が出来た後、発熱します。

水泡や発疹は痛みを伴う為、口の中に出来た場合は水分や食事を摂ることが困難になり、手のひらや足の裏に出来た場合は物を持ったり歩いたりすることが困難になります。

また、子供は微熱で済むことが多いですが、大人の場合40度の高熱が出てしまうことがあります。

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このように主な症状としては子供とあまり変わりませんが、大人の場合は症状が重症化する危険性が子供よりも高くなります。

手足口病の治療は？期間はどのくらい？

（引用：https://pixabay.com/）

病原体に直接作用する薬が無いため、基本的には症状を抑える薬を使い自然治癒を待つことになります。発症してから大体7～10日で治癒します。

かゆい・のどの痛み・食欲がない症状別対処法は？

（引用：http://www.irasutoya.com/）

さほど強くないかゆみならムヒなどの市販のかゆみ止めでも効果がありますが、かゆみが強い場合は抗ヒスタミン剤を含む薬を使用します。

喉の痛みが強い場合は、刺激の強い飲み物は避けて、麦茶や牛乳など喉ごしが良い少し冷たい飲み物が良いでしょう。

喉の痛みや高熱で食欲が無い場合は、ゼリーやプリン、冷ましたおじやなど刺激が少なく、あまり噛まずに食べられるものが良いでしょう。

いつから会社に行ってもよい？

（引用：http://www.irasutoya.com/）

発症してから10日～2週間は感染力がありますが、大人の場合は10日も会社を休む事はかなり困難でしょう。しかし、高熱がある、水泡や発疹がひどい場合は出来るだけ会社を休み、体を休ませましょう。

職種にもよりますが大人の場合、飛沫感染や接触感染が主な感染経路ですので、出勤する時はマスクをする、他人となるべく接触しない、など感染拡大に気をつけましょう。

手足口病は、直接効果のある薬が無い上に大人の場合は重症化しやすい病気です。感染してもなかなか会社を休む事ができない現状を考え、まずは感染しないように、うがい・手洗いをしっかり行い、疲れやストレスを溜めすぎないように普段から適度に休息を取りましょう。

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