たけのこ、ふきやわらびなど……春が旬の山菜について、
何度か紹介させていただきましたが、
採り方と下処理の手軽さでは、つくしが一番ではないか? と思います。
今回は春の味覚、つくしの下処理法と保存についてお話ししますね!
Contents
つくしの選び方は?
野生のものでも買ったものでも、つくしは鮮度が命です!
まず、茎が萎れて見えるものは避けましょう。
つくしの食べる部分は殆ど茎ですから、
太くて瑞々しいものを選びましょうね(*^ワ^*)
また、つくしは成長するにつれ、先端の部分が開き胞子を出すのですが、
食用にはその胞子が出切っていない、先が開いていないものの方が良いでしょう。
先端が開き切ったつくしは、茎も痩せて、味も落ちることが多いからです。
つくしの下処理!簡単にできるおすすめ方法は?
つくしも他の山菜と同じくアク抜きの必要がありますが、
沸騰したお湯で5分くらい茹でればアク抜きは完了です。
もっと手間を省きたい時は、冷水に一晩漬けるだけでも十分ですよ(*≧U≦)
中にある胞子が流れ出して、お湯や水がきれいな緑色になるのが目安です。
それよりも、つくしの下処理で大変なのが「はかま取り」です。
つくしの茎に付いている、葉っぱのような部分を手で取っていくのですが、
これをすると、アクと泥などで爪の間が真っ黒になります(;´Д`)
……これは、つくしを食べる上で避けて通れません。
どうか一つの試練だと思って、あきらめて下さい!
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採ってすぐのときは冷蔵保存?
.つくしの旬は3月から5月初旬と、地域によって開きがありますが、
土手やあぜ道の、日当たりの良い場所でよく採れます。
目印としては、夏にスギナ(画像参照)が生えている場所には必ず生えます。
スギナとつくしは1セットで、見た目は違いますが同じ植物なのです(@^-^)
採ってすぐアク抜きができない時には冷蔵庫で保存ができますが、
できるならすぐ、前述した水に浸ける方法でアク抜きを始めた方がよいです。
アク抜きしてからも3日ほどは冷蔵保存できますし、
下拵えは早い方が味が落ちにくいので、とりあえず水に浸けましょう!
【つくしの冷蔵期間 3日】
冷凍保存できるの?解凍方法は?
より手軽につくしを保存したい場合は、冷凍保存しましょう(o^ ^o) /
アク抜きを済ませたつくしの水気をふき取ってから、
バットなどに平らに広げて、冷凍保存します。
解凍は、調理前に常温もしくは冷蔵庫で行いましょう。
ただし冷凍保存は、どうしても繊維が壊れてしまうので、
保存期間は1カ月ほどで、食べてしまいましょう(´∀`;A
【つくしの冷凍期間 1か月】
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長期保存したいときは?
さらにさらに、つくしを長期保存したいなら、
「干しつくし」を試してみませんが(^ω^)?
作り方は、まず蒸し器を用意する所から始めましょう。
※セイロがあれば一番ですが、寸胴にザルを入れて蒸しても良いと思います。
強火で軽く2分ほど蒸してから、ザルに広げて天日で干しましょう。
カラカラに乾燥したら、乾燥材を入れた密閉容器に入れて保存できます。
調理の前には水で戻せば、普通のつくしと同じように使えますが、
なんと話によれば干しつくしを、
そのまま食べることもできるそうです(^_^;)
わたしはまだ食べたことがないのですが……
きっとほろ苦い、春の味がするのでしょうね!
もちろん、佃煮や卵とじも美味しいつくしですが、
春の初めの珍味、干しつくしも一度は味わってみたいものですね\(≧U≦)/
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