(最終更新日:2016年12月15日)
「それって本当なのか?」
「もし本当だったらなんで子どものときより、症状が重たいのか気になる」
という方も少なくないのではないでしょうか。
大人のおたふく風邪の症状について今回はご紹介します。
Contents ☆どんな大人がおたふく風邪にかかりやすいの? |
大人になってもかかる可能性があるおたふく風邪ですが、
一体どんな人がおたふく風邪にかかりやすいのでしょうか?
はっきり言うと、予防接種などでワクチンを接種しているかどうかによります。
現存するワクチンの抗体獲得率は90%ほどだといわれています。
ワクチンを接種してても10%ほどの確率で抗体がつくるこができず、かかってしまうことはありますが、
それでも接種する人としない人とでは明らかにかかりやすさは違います。
また、ワクチンを接種することによって、発症したときの症状を軽くしてくれたり、
最も怖い合併症などを防ぐことにもつながります。
まだ予防接種をしていない方はかかる前にしておくことをオススメします。
☆大人のおたふく風邪の症状は? |
大人も子どもも基本的には症状は同じです。
耳下腺(頬あたりや耳の下からあごにかけての部位)が腫れるといった症状がでたり、
しこりのようなものが現れたりします。
初期症状として見られるのが、頭痛や首の痛み、吐き気や腹痛といったものです。
そしてこれらは全部の症状が出るとは限りません。
子どものおたふく風邪と少し違うところが、発熱すると高熱になる可能性があるということです。
人にもよりますが40℃以上の高熱が出るということもあります。
子どものときより症状が重篤な状態になりやすいのには、理由があります。
それは、ウイルスを撃退しようとする力が子どもの時よりも強まっているためです。
この高熱により大人の場合は合併症になりやすくなるので、気をつける必要があります。
☆潜伏期間と感染期間は? |
おたふく風邪の潜伏期間や感染期間はインフルエンザなどにくらべるとかなり長いのが特徴です。
潜伏期間としてはおよそ、10日~20日と言われています。
そしてこの期間が一番感染力が高くなるため、感染してから発症も含めこの潜伏期間中は注意が必要です。
また感染期間もこの潜伏期間に重なってはきますが、おたふく風邪の場合は二次感染期間が存在します。
この二次感染期間は発症した日からだいたい10日前後になります。
保菌者の様態としては回復に向かっているときになります。
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大人がおたふく風邪にかかった時に、注意しないといけないのは、何といっても【合併症】です。
大人のおたふく風邪の場合、先ほども言いましたが40℃ぐらいの高熱が続くことがあります。
そうすると、おたふく風邪と男性であれば【睾丸炎】、女性であれば【卵巣炎】といったものの合併症を引き起こすことがあります。
症状が重たいと生殖機能に支障を来たすことがあります。
特に妊婦だった場合は、流産する可能性が高くなってしまいます。
おたふく風邪に大人になってからかかったというときは、すぐに病院に行くことをオススメします。
☆まとめ♪ |
大人になってからおたふく風邪にかかったら、重篤化するというのは以上のことから言えるのです。
子どものときにかかっていないという方は、いつ感染してもおかしくありません。
ワクチンを接種をするなどして、予防することをオススメします。
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