(最終更新日:2016年10月25日)
日本酒は保存方法さえしっかりしていれば春には花見酒・夏には冷酒・秋には祭り酒・冬には熱燗と
一年を通して美味しさを楽しむことのできるお酒ですね♪
もしお酒の味が変わったりしても料理酒として使用でき捨てることのないお酒ですよ!!
日本酒って賞味期限はあるの?(お酒が未開封の状態であるもの)
通常日本酒の瓶(ラベル)には 製造年月日は記されてますが賞味期限は記されてません。
(この際の製造年月日とは、お酒を瓶詰めした日のことで、造られた日ではありません!)
実は、日本酒は冷蔵庫などの温度変化の無い冷暗所で保管状態さえしっかりしていれば、10年以上も保管し熟成させて楽しむことが出来る飲み物だからです。
現に蔵元さんの中では、10年以上も蔵内で保管して、秘蔵酒として販売していらっしゃる所もある程です。
ただ冷暗所とは言え、さすがに10年以上保管されたお酒は、製造月当初の色・香味とは異なり
「好き嫌いがはっきり別れるかもしれない個性的な味」になります。
最近ではお酒の賞味期限を、一応の目安として記されて蔵元さんもいらっしゃいます。
なお、日本酒の賞味期限とは生鮮食料品の様に「飲むのは止めて下さい」と言う意味ではなく、
一般的には「瓶詰めした時点での日本酒の味わいが維持されている期間」のことです。
日本酒は嗜好品ですので、その味わいは個々人のそれまでの日本酒の飲酒経験の違いによってかなり感じ方が異なるため
「過半数の方がおいしいとお感じいただける期間」と解釈して頂きたいです。
・通常のお酒(2度火を入れてある生樽ではないお酒)+開封していないお酒は、温度変化のない冷暗所(15℃)にて製造月から6~8ヶ月程度です。
・生樽・生貯蔵酒 +開封していないお酒は、温度変化の無い冷暗所(2~3℃)にて製造月から6~8ヶ月程度です。
☆この賞味期限は遮光された冷蔵庫(5℃以下)にて保管していればもっと長くなりますが、
長く置いていてもし美味しくないと感じたなら料理酒としてお使いいただけますよ♪
日本酒の保存方法は?
ご家庭でお酒を保存する場合は、箱に入れるか、新聞紙などで包むとかして、とにかく光が当たらないようにしてください。
そしてできるだけ涼しく温度変化のないところに置いてくださいね。
日本酒の保存方法での注意点は?
家の中でも最も涼しくて、温度の安定している所に置くようにしてください。
そしてできるだけ早く召し上がって頂く方がより美味しく召し上がっていただけます。
日本酒は光に弱いお酒です。特に直射日光に当てられると、ほんの短時間で色が変化してしまいます。
これは、紫外線の力によって日本酒の成分が変化してしまうためです。
より長時間日光にあたった日本酒には日光臭と呼ばれる異臭まで発生してしまいます。
日本酒は温度の変換にも敏感です。特に気温の高い場所に日本酒を放置すると、
だんだんと色がついていき、老ね香(ひねか)と呼ばれる独特の匂いを発するようになります。
低い温度で貯蔵する方が味の変化は少なく、できれば5~6℃、最低でも15℃以下の場所で保存することをおすすめします。
日本酒の大敵は空気です。
一度開栓した日本酒はなるべく早く数日以内に飲みきってしまうようにして、もしも余ったら料理酒としてお使いくださいね♪
まとめ
日本酒は開栓してしまうまでは、賞味期限をさほど気にすることなく長きに渡って飲むことができるお酒ですが、
一旦開栓してしまった日本酒は数日で飲みきってしまってくださいね。
色が変わったり異臭がしたりと意外に繊細なお酒です。
仕舞っておく場合も日光の当たらない(直射日光は厳禁です)冷暗所で涼しい所に仕舞うなど
どこに放置しても良いってわけじゃないので気をつけてくださいね。
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