(最終更新日:2016年10月24日)
春の花粉症の代表格といえば、スギ花粉による花粉症ですよね。
日本でも、このスギ花粉に悩まされる人はかなり多いのではないでしょうか?
今回はそのスギ花粉の実体やスギ花粉以外にどんな種類の花粉があるかについて、紹介しますね。
☆遺伝って関係あるの!? |
今や4人に1人の子どもが花粉症になっているという調査結果が出ています。
両親がともに花粉症ではない子ども花粉症発症率は11%ほどだったのに対し、
両親がともに花粉症であるという子どもはなんと、43%も花粉症を発症すると言われています。
そして、どちらかというと母親の方が遺伝に影響を与えると言われています。
父親だけが花粉症であるという子どもは23%が花粉症を発症しているの対し、母親だけが花粉症の子どもは32%が花粉症を発症するという調査も出ています。
と、いうことは、花粉症が発生していない母親は赤ちゃんを身ごもる際、花粉症に対しての予防をしっかりとしていれば、対策できるということです。
大人でもしんどい花粉症。
子どもにこの辛い思いをさせないためにもしっかりと対策をしていきましょう。
☆花粉にさらされる量って関係あるの? |
花粉症の症状は花粉の飛散量に比例して悪化すると言われています。
その証拠に、花粉総飛散量が昔に比べてかなり多くなっているために、花粉症を発症している人も年々増加しています。
花粉症 昔のデータになりますが、1992年から2001年に飛散した花粉の量の平均値よりも、
最近の2002年から2011年に飛散した花粉量の平均値の方が明らかに高くなっています。
よく天気予報などで聞く、「今年は花粉の量が少ないでしょう」と言われている年でさえも、昔の飛散用よりも多いという時が多々あります。
年々花粉の飛散量が多くなってきていますので、花粉にさらされる機会が必然的に多くなります。
外出されるときはしっかりと対策をして出ると良いかと思います。
☆ 食生活が関係している!? |
花粉症は食べ物で改善できたりします。
普段の食生活の改善で花粉症の症状が軽くなったという人も多くみられます。
逆に花粉症の症状を悪化させてしまう食べ物もあります。
主に花粉症に効く成分と言われているのが、ポリフェノールや乳酸菌です。
これらを多く含む食べ物を食べると良いとされています。
バナナやレンコン、ヨーグルトと言った食べ物が中でもオススメです。
悪化するのその逆でアレルゲンとされるヒスタミンを多く含む食べ物がよくあげられます。
ファーストフードの食品やトマトなどがあげられます。
バナナは定期的に食べることで、スギ花粉による花粉症の自覚症状を改善することができるということが臨床的に確認されたという事例がありますのでオススメです。
れんこんには、ほかのどの野菜よりも、花粉症などのアレルギーの原因となるIgE抗体を抑える効果があると言われています。
ヒスタミンが花粉症による鼻水やかゆみ、鼻づまりといった症状を引き起こすのですが、れんこんにはこれを抑える働きがあるのでオススメです。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内環境を整える働きがあります。
体質改善をし、体の基礎的な能力を引き上げるという意味では、花粉症対策にはなります。
しかし、継続的に食べ続けなくては効果は現れにくいかと思いますので、毎日食べることをオススメします。
ファーストフードの食品がなぜ身体に悪いかというと「トランス脂肪酸」を含むものが多いからです。
トランス脂肪酸はマーガリンなどに含まれるもので、免疫力著しく低下させるものになります。
免疫力が低下すると当然アレルギー症状は悪化してしまいます。
トマトにはビタミンが多く含まれており、花粉症のアレルギー性鼻炎の原因とされる成分ヒスタミンを多く含まれているため、返ってアレルギー症状が悪化してしまいます。
ただし加熱すると話は別なので、加熱調理すると良いかと思います。
☆まとめ♪ |
花粉症にはなりやすい体質というものもありますが、意外と外部要因によることも多いです。
花粉症はアレルギーですので、当然、アレルゲンを増やしすぎないような努力をすれば、軽減できる、
もしくは発症させないようにすることもできると言われていますので、生活習慣を見直して普段から気を付けることをオススメします。
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