寒くなってくると気にかかってくるのはインフルエンザの猛威。
とくに赤ちゃんがいるご家庭だと、赤ちゃんに感染したらどうしようと不安になるでしょう。
でも知識があれば大丈夫。
この記事で、赤ちゃんのインフルエンザについて、知っていきましょう。
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赤ちゃんのインフルエンザの症状は?
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赤ちゃんのインフルエンザにかかった当初は、普通の風邪との症状が見分けるのが難しいでしょう。
下痢や嘔吐からはじまることもあります。 しかし高い40度以上の熱が継続して続くことが、インフルエンザの特徴と言えます。
2日から5日ほど続くのですが、熱の経過と共に激しい頭痛や関節の痛み(筋肉痛も)、ぐったりとして動くのも辛そうになります。
ここまでの状態になる赤ちゃんは体にかかる負荷により、機嫌が悪くなります。
言葉で訴えることの出来ない赤ちゃんは泣いたり、ぐずったりして、自分の苦痛を知らせてきます。
1歳未満は重症化してしまうケースも
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6ヶ月未満の赤ちゃんはお母さんから引き継いだ抗体があるので、 重症化を避けられることもあるのですが、
1歳未満となると、 体力があるわけではないので、重症化するケースが見られます。
重症化をすることで起きる最大のリスクは合併症です。
肺炎や中耳炎、発熱のけいれんなどがあり、どれも赤ちゃんの体に対する影響が大きいです。
その中でも注意が必要なのは、脳症や脳炎になります。
一度脳炎や脳症になってしまうと、3割が亡くなり、3割が後遺症が残ると言われています。
インフルエンザから脳症、脳炎になってしまうのは毎年全国で100人ほどと言われいますが、油断は禁物です。
インフルエンザだと思ったらどうすればいいの?
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まずは赤ちゃんを安静にしてゆっくり過ごせるようにしましょう。
部屋の湿度を上げていきます(50%~60%で維持)寒気で震えているようで服を着させますが、
そうではなく熱も高い状態であったら、薄着にしましょう。
インフルエンザにかかっている間はお風呂に入るのは禁物です。
赤ちゃんの体力を奪うことになります。汗をかいたら、タオルで拭くようにしましょう。
水分補給はこまめに、薄めた麦茶やイオン飲料がおすすめです。 少しずつ、状況をみて与えましょう。
離乳食も無理に食べさせないように、吐く原因になります。
食べられそうだと判断できた時は、 食べさせるものは軟らかく煮たうどんや野菜など消化の良い食材を選ぶと良いです。
基本的には段階もさげた離乳食を与えましょう。
消化で体に負担をかけるとよくありません。
タミフルを処方された時の注意点
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赤ちゃんがインフルエンザにかかった際、リレンザなどの吸入薬を使うのは一般的に厳しいものがあります。
そこで医師から小児用のドライシロップでタミフルが出されることもあります。
タミフルはインフルエンザウイルスが増えないようにする薬で、 元気になったからといって止めてしまうと、
インフルエンザがまたひどくなったり、 インフルエンザのウイルスが薬に耐性をつけて、
変異してしまうこともあります。 お薬は最後まで飲むようにしましょう。
同時にインフルエンザに効能のあるタミフルですが、副作用もあるので、 1歳未満の赤ちゃんに対する投与を製薬会社はすすめていません。
副作用のことを説明し、親御さんに同意書の署名を求める、病院もあります。
タミフルの副作用としては肝機能障害や腎不全、幻覚や異常行動があります。
これらの副作用やまた合併症が起きてもすぐに対処できるように、 はじめの2日間は目を離すことはないようにしましょう。
インフルエンザにかからない為の予防法
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赤ちゃんがインフルエンザにかからない為にはまず、
その周辺の親御さんや家族の方がインフルエンザに感染しないということが大切になってきます。
うがいや手洗いをしっかりしたり、人混みにはいかないようにしたり、
早寝早起きして、体の抵抗力をさげないように規則正しい生活をすることが大切になってきます。
同時に生後6ヶ月後以降であれば予防接種を受けることが出来ます。
重症化を防ぐある一定の効果があると言われています。
ただし予防接種のワクチンにはごく微量ですが鶏卵が使われているので、
卵アレルギーを持っている赤ちゃんは医師に確認したほうがいいでしょう。
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