（最終更新日：2016年6月6日）
ミニマリストについては、既に専門的なブログがいくつもあります。
ですので、ここではあくまで「節約」と言う見方を通して、
生活にミニマリスト的な考え方を取り入れる方法について、ご紹介します。
ミニマリストの生活は？
ミニマリストとは「最小限主義者」と日本語で表せます。
日本語の方がわかりやすいと思ったので、最初に訳してみました！
ざっくり言うと、全てのものを最小限に保つ、という方針の方たちです。
不要なものはどんどん排除していき、残ったもので生活をする。
この時、特徴的なのは「『必要なもの」も減らしていくこと」だと思います。
単純に、余計なものを増やさないようにするだけではなく、
「できるだけ少ないもので生活すること」を目指していく人々。
まだ新しい言葉ですし、定義も難しいですが、
私はそのように感じました。
今 物があふれている生活
まずは、あなたの家をぐるりと見て回ってください。
散らかっていて、「そろそろ大掃除しないとなあ」と思った方もいるでしょうし、
今でも十分片付いていて、よりシンプルな生活を目指したい、
と思っている方もいるでしょう。
しかし、あなたがどちらのパターンであっても、
ベッドなどの寝具洗濯機冷蔵庫電子レンジ何かしらの棚テレビ以上のものは、
家のどこかには必ずあったのではないでしょうか？
これらは、よく「新生活を始める時に揃える家具家電」として売られており、
「生活必需品」と言っても差し支えないでしょう。
しかし、ミニマリストの方々は、これらもできるだけ減らそうと心がけます。
テレビがない？家もない？
最初に、テレビ。
必要な情報は他から手に入れられますし、
娯楽としてのテレビがいらないなら、捨ててしまいます。
次に、棚などの収納用品。
これは、中にしまうものがなければ不要なものです。
普通、棚の中にしまってあるものは今すぐ着ない衣類や、常に使う訳ではない本などでしょう。
それらを思い切って捨ててしまえば、棚も必要ありません。
そして、電子レンジに冷蔵庫。
この二つは、自炊をしないなら必要ないものです。
今の時代、食事は必要な時だけ外で買ってこられますので、
自分で作るための設備を、わざわざ持つことはないのです。
洗濯機も、コインランドリーに行けば問題ありません。
最後に寝具ですが、これは無くすことが難しいものかもしれません。
ただしよりコンパクトな寝袋で済ますこともできますし、
その気になれば、ただの床でも眠れます。
最終的には、その床。家自体も、必要なくなってしまうかもしれません。
こんな感じに考えると、「自分の持ち物」はどんどん減らすことができますね。
ここまでやると究極！思い出の品も捨てる？
先ほどはミニマリスト的な、必要なものを減らす考え方について話しました。
今度は、人によってはさらに厳しい方法を紹介します。
それは、思い出の品も捨てる事です！
一人暮らしの方は、思い出の品は実家に置いておく、という技もありますが、
ミニマリストの方々は、それらをばっさりと手放します。
「今の自分の生活」に必要なものではないからです。
それでも、残しておきたい場合は写真にとって、記録したりもするようです。
自分にとって必要なものは、物自体ではなく物の思い出。と、考えるということですね。
まとめ
ここまで読んで「自分には難しいかも……」と思った方は多いでしょう。
私も、全て実践するのは大変だ！ と思いました。
しかし、それでも参考になる部分はあったのではないでしょうか？
絶対に必要だと思っていたもの（家具・家電までも！）を、「本当に必要かな？」と問い直す姿勢。
これは、ムダの無い暮らしに必要な考え方ではないでしょうか。
そう考えた上で、「やっぱりこれは自分に必要！」という物だけでの生活は、
ちょっと憧れますよね。
（「捨てる曲」としてご紹介します。大切な物ほど悩んで、残すことができるのです）
それではもう一度、あなたの家を見て回ってください。
本当に必要なものを、探してみませんか？
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