うつ病の人への接し方家族編!兄弟姉妹・親がうつになったら?

<スポンサーリンク>

<スポンサーリンク>

まずはうつ病の症状を理解しよう!

うつ病は今や現代病と言われるほど、その患者数は年々増加しています。うつ病とは一体どんな症状のことを言うのでしょうか?

心の状態

落ち込みやすくなる・ちょっとしたことで泣いてしまう・気分が乗らない・仕事やプライベートにやる気がもてないなどの症状がある場合はうつ病を疑ってみましょう。特に自分に価値がないと強く思う自責感情や、自分なんていなくなればいいのにと思う自殺願望などメンタルの状態が不安定なのが特徴です。うつ病の症状は徐々に現れある日爆発してしまいます。

自分の心に嘘をついて、心がしんどい時もごまかし、「自分は大丈夫」と思ったり、「他の人はもっと頑張っているから」などと自分を責める世間でいう頑張り屋さん・完璧主義の人に多いといわれています。

うつ〜家族〜㈰

【出典http://menzine.jp/job/ochikomi9403/】

<スポンサーリンク>

体の状態

食欲低下・夜眠れない・疲れやすくなった・月経不順・動機が激しいなどの症状が現れた場合うつ病である可能性があります。特に心配で夜眠れないなど睡眠障害を患うケースが多いです。そのため、心療内科で睡眠薬を処方されることがあるでしょう。睡眠薬は強制的に眠気を誘い眠るため、最初はよく効くのですが、体も薬に慣れてしまうため、どんどん睡眠薬を増加して飲む患者さんが多いのも特徴です。

うつ〜家族〜㈪

【出典http://healthil.jp/11182】

1か所の病院ではもらえる睡眠薬の量が決まっているため、何か所もの病院を転々と重複受診し、睡眠薬を求める様になると重症です。

 

家族にうつ病の人がいるとき、どんなことに注意して接したらいい?

家族にうつ病がいる場合とても気を使いますよね。うつ病患者は増えてきたとはいえ、まさか自分の家族がうつ病を患うとはと戸惑うこともあるのではないでしょうか。大切な家族がうつ病と診断された場合、どの様なことに気を付けたらよいのかご紹介します。

決して責めない

本人も好きでうつ病になっているわけではありません。どうしてうつ病になったの?甘えているのでは?などと責めてしまうことはよくありません。最悪の場合自殺を選んでしまうケースも増えています。家族だからこそ、きつくあたってしまうこともあるでしょうが、本人の気持ちもくみ取り、よき理解者になりましょう。

うつ〜家族〜㈫

【出典http://ameblo.jp/momomelodybutterfly/entry-11341706861.html】

頑張れ!など本人のプレッシャーになる様な言葉は避ける

うつ病は、責任感が強く向上心が強く、自己肯定感が低いと言われる人に多い症状です。もっと頑張らないとと頑張ってきた結果、自分の心の持っているしんどさに気づかず、どんどん蓄積されある日発症します。「頑張れ」という言葉は前向きな言葉ですが、特にうつ病患者には凶器ともいえる言葉になります。「今まで頑張ってきたのに、認めてくれていない」「これ以上頑張ることに疲れた」などマイナスイメージとしてとらえてしまいがちだからです。頑張れという言葉よりも、「あなたのこと見守っている」という姿勢をみせましょう。

うつ〜家族〜㈬

【出典http://trend-trend-hothot.com/post-965-965】

聞き上手になる

本人が自分のことや悩みを相談してきた場合はとにかく話を聞きましょう。片手間で聞くのではなく、相手の目をみて、真剣に聞くことが大切です。家族とはいえ、悩みを深く掘り下げ聞くことは少なかったかもしれないので、お互いの仲を深めるチャンスでもあります。孤独感でどうしようもないうつ病の患者にとって自分の話を聞いてくれる存在はありがたいものです。あなたのこと大切に思っているよという意思表示にもなるので、しっかり話を聞きましょう。

うつ〜家族〜㈭

【出典http://01.gatag.net/0000674-free-illustraition/】

 

これは言ってはいけない、禁句ってあるの?

「うつ病なんて甘えだよ」

現代病となったうつ病ですが、まだまだ理解されないことが特徴です。特に親世代は社会でもまれ、第一線で活躍してきた方もいるでしょう。その方にとったら、うつ病=甘えととらえられるケースも少なくありません。気のもちよう、甘えているからうつ病になるんだと「責める」言葉を浴びせていませんか?本人にとってもつらく見えないトンネルにいる状態です。自分は甘えているんだ、ダメな人間なんだとますます病気を悪化させてしまいます。家族の理解が大切なので、優しく接しましょう。

うつ〜家族〜㈮

【出典http://wikiwiki.jp/viplcb/?%B4%C5%A4%A8%A4%F2%BC%CE%A4%C6%A4%ED】

「頑張れ!」

この言葉は決して言ってはいけません。本人は頑張りすぎて、うつ病になってしまったのです。社会や学校で頑張って頑張って自分を認めてほしくて努力した結果、心を病んでしまっただけなのです。その本人に「もっと頑張って!」ということは逆効果です。特にうつ病患者は元々努力家で自分を責めることが多く、あまり自分で自分をほめたり認めたりしていなかったのでしょう。世間の評価を気にするあまり、心を病んでしまったのです。頑張れといいたくなっても「頑張りすぎないで、がんばらなくてもいいよ」と声をかけましょう。今のままのあなたでいいよという姿勢をみせましょう。

うつ〜家族〜㈯

【出典http://makoun.seesaa.net/article/353945124.html】

 

まとめ

いかがでしたか?うつ病はあなたやあなたの家族にも起こりうることです。そんな時家族の一言で前向きにもなり、後ろ向きにもなるでしょう。家族にうつ病患者がいる場合でもあまり深く考えず、受け止めましょう。そして一緒に克服していこうという前向きな姿勢で気長に接していきましょうね。うつ病は治る病気です。薬も開発されていますが、一番は家族からの理解が本人にとっての前向きな原動力となるでしょう。家族はただ、大切に思っているよということを本人に伝えてあげましょう。どんなあなたも受け止めるという姿勢が生まれれば、少しずつ快方に向かうのではないでしょうか。

<スポンサーリンク>

<スポンサーリンク>

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です